スポンサーリンク

【MLB2024】ドジャースが守備と走塁でマックス・フリードを攻略!大谷も2 RBIで勝利に貢献!

山本の復帰2戦目

 現地2024年9月16日、NLの注目カード、ドジャース@ブレーブスのシリーズ・ファイナルは、山本由伸投手とマックス・フリードという豪華なマッチアップでスタートし、前半は投手戦となりました。

4回、72球 

 前回登板はカブス戦で、今永投手とのマッチアップとなった山本投手は、4回、59球で被安打4、失点1、BB 0、SO 8をマークし、復帰初戦ながら、強烈な印象の投球を見せました。

 この日は立ち上がり、スプリットの制球が定まらず、苦戦。1回は2アウト1、3塁のピンチを迎え、2回は2アウト3塁のピンチとなかなか波に乗ることが出来ませんでした。ブレーブスの打者は試合序盤はスプリットはもうないと選択肢から外していたような打席が続き、95mphの4シームだと軽く運ばれてしまうという状況でした。タイミングをずらすために大きなスローカーブも使いましたが、それでも苦戦しました。

スーパー・リレーで失点をセーブ

 そしてバックに助けられた場面もありました。

 3回裏、2巡目となったマイケル・ハリス2世がシングルで出塁。つづくホルヘ・ソレアーは打った瞬間長打とわかるCFオーバーの当たりを放ち、俊足のハリスが1塁からホームを狙います。

 CFのトミー・エドマンがスムーズにクッション・ボールを処理。まるで内野手のようなタイミングで中継のキケ・ヘルナンデスに返球。そしてロング・スローには定評のあるキケ・ヘルナンデスがホームへドンピシャのストライク送球を見せ、マイケル・ハリス2世をホームでアウトに。

 ドジャースが見事なリレーで失点を阻止しました。これはすごかったですね。キケはよく見るとターンが逆だったのによくアウトにしましたね!

 山本投手は4回には先頭のラモン・ルレアーノに三塁打を許し、またしてもスコアリング・ポジションでランナーを背負う投球となりましたが、後続をしっかりと打ち取り無失点。

 山本投手は4回を72球、被安打4、スコアレス、BB 2、SO 3という成績で降板しました。なんとかしようというのがよく分かる粘りの投球だったと思います。

大谷は2RBI

 大谷選手の第1打席はマックス・フリードが4シーム、カーブ、スウィーパーとかなりミックスして投げてきて最後はチェンジアップを見逃し三振。もう先頭打者から本気だったというくらいの投球でした。

 第2打席はストレートの四球。第3打席は1アウト1、3塁のチャンスで初球の94.5mphの4シームを素直に弾き返すも、ダブルプレー崩れとなるSSゴロ。この間に3Bランナーが生還し1RBI。

 第4打席は1アウト満塁で打席が回り、左腕のアーロン・バマーから2Bゴロを放ち、ホーム送球を試みたウィット・メリフィールドでしたがオールセーフに。大谷選手はこの2 RBI。9回表の第5打席はルーク・ジャクソンから空振り三振でこの日は4-0、2 RBI、1 Run。

 この日はいつも以上にチームバッティングに徹した感のある大谷選手でした。

 なお、この日もHR 47、盗塁 48のままとなっております。

ドジャース、反対方向へ徹底

 マックス・フリードが先発ということで、ドジャース打線はこの日、反対方向へ徹底していた模様。少なくとも強引に引っ張らない打撃を試みていたように見えました。

ミゲル・ロハスが活躍

 3回の先取点はミゲル・ロハスが四球を得てチャンスメイクしたもの。ミゲル・ロハスはマックス・マンシーの1Bゴロで2塁へ進塁すると、3塁への盗塁も成功。さらに、大谷選手の打席の時に、ワイルドピッチでホームに生還。ホームインがやたら速いなと思ったら、ブレーブスは大谷選手用にシフトを敷いていて3塁手がSSの位置にいたような状況で大胆にリードが出来ていました。

 ドジャースは5回表にも2得点を上げましたが、そのうちの1点はミゲル・ロハスのタイムリー。さらにミゲル・ロハスは3塁に進塁した後、大谷選手の2Bゴロ間にホームイン。

 ミゲル・ロハスの好走塁が目立ったゲームでもありました。

 ドジャースはマックス・フリード降板後の7回表にデイスベル・ヘルナンデスの3連続BBをきっかけに一挙6得点。

 9-0で勝利し、シリーズを2勝2敗のタイとしました。

MLB Gameday: Dodgers 9, Braves 0 Final Score (09/16/2024)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf...

NLウエスト順位

 この日、パドレスはダルビッシュ投手の6回スコアレス投球でアストロズに3-1で勝利。ゲーム差は3.5のまま。Dバックスはロッキーズに2-3で敗れております。

#ClubW-LGB
1LAD89-61
2SDP86-653.5
3AZ83-676.0
現地2024年9月16日終了時点

 ドジャースは現地17日からマイアミと3ゲーム・シリーズが始まります。このシリーズで遠征は終了。

 その後、ロスでコロラドと3試合を行い、いよいよパドレスとの戦いが待っています。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】エンゼルス、ジェイコブ・デグロム先発のレンジャーズに4-0でシャットアウト勝利
【MLB2025】ザック・ウィーラー、胸郭出口症候群(TOS)と診断される!手術必至で2025年のシーズン・エンドが濃厚
【MLB2025】ドジャース、フリーマンの2発と大谷の45号でパドレスに快勝!山本が11勝目をマーク
【MLB2025_8月】パドレスが盤石の試合運びで連勝して単独首位へ!ドジャースはたったの2安打
【MLB2025】ギャレット・クロシェが11Kで14勝目!レッドソックスは12得点!
【MLB2025】ブライアン・ベイヨーが7回スコアレス投球!レッドソックス、ヤンキースに1-0で勝利
【MLB2025】シェーン・ビーバー、TJから華麗に復帰!!6回9Kの快投を披露
【MLB2025】不全骨折(ヒビ)のまま強行出場を続けたカイル・タッカーが34日ぶりにHRを放ち、勝利に貢献!
【MLB2025】デバースがいなくなってもアンソニーが!レッドソックス、ブロンクスでの熱戦を制す
【MLB2025】ドジャースが悲惨な敗戦!ロッキーズに完敗。先発の大谷は打球が足に直撃して途中退場
【MLB2025】ドジャース、大谷の44号HR & A・コールの活躍でロッキーズに完勝!
【MLB2025_8月】ドジャースが底力を発揮してパドレスをスウィープ!直接対決の勝ち越しも決め、優位に立つ
【MLB2025】フィリーズのザック・ウィーラーが右肩付近の血栓のため、15 Days ILへ
【MLB2025】アストロズのジョシュ・ヘイダーは左肩関節包の捻挫と判明。しかし、PSでの復帰に意欲
【MLB2025_8月】PCAが復調の3安打!しかし、スピードが裏目に出るミスも出てカブスは敗戦
【MLB2025】ナショナルズ、ナサニエル・ロウをDFAに
【MLB2025】ブルワーズが12連勝を達成!8月は負け無し!(追記:14連勝でフィニッシュ)
【MLB2025_8月】大谷が5回のマウンドに上がるも、初勝利ならず!LAAは年間でLADをスウィープ!
【MLB2025】大谷が勝ち越しの43号!しかし、ドジャースはサヨナラで敗戦し、パドレスに並ばれる
【MLB2025】ドジャースのトニー・ゴンソリンが今季終了。インターナル・ブレース手術を実施
【MLB2025】ミルウォーキーが洪水被害に遭うも、ブルワーズは0-5から大逆転してメッツをスウィープ(今季2度目の9連勝)!
【MLB2025】大谷が40号HR!ドジャースはスネルも好投し、トロントに大勝!
【MLB2025】レッドソックスは9回に追いつくも、サヨナラ負け!隠し球も出たパドレスとのGm2
【MLB2025】カーショウとシャーザーのマッチアップはスキルが結集した好ゲームに!大谷、ムーキーが活躍してLADが勝利
【MLB2025】W・ビューラーが6回無失点と好投!吉田もHRを放ち、レッドソックスがパドレスとの初戦に勝利!
【MLB2025】マリナーズが首位と1.5ゲーム差に!しかし、1Bのジョシュ・ネイラーが左肩を傷める!
【MLB2025】レッドソックス、ローマン・アンソニーと8年/130Mドルで延長契約へ
【MLB2025】クイック投法で100mph!大谷が4回/8Kをマーク。打っては39号/メジャー1000安打達成
【MLB2025】ギャレット・クロシェ、9日の休養で凄みを増して13勝目!レッドソックスは7連勝!
【MLB2025】カイル・シュワーバーが大谷を抜く39、40号のマルチHR!
タイトルとURLをコピーしました