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【MLB 2021】マーリンズの豪腕、シクスト・サンチェスが右肩手術でシーズンエンディングへ

待ち望んだ右腕の復帰が叶わず

 現地2021年7月6日、マイアミ・マーリンズの”剛球”プロスペクト、シクスト・サンチェス(Sixto Sanchez )がシーズン・エンディングの手術となることが明らかとなりました。

 マーリンズが待ち望んだ右腕ですが、復帰は2022年のスプリング・トレーニングということになりました。

MRIで右肩関節の一部の断裂が明らかに

 検査結果が出たのは現地2021年7月5日のこと。MRIが明らかにしたのは、右肩の後嚢こうのうと呼ばれる箇所の一部断裂でした。

 肩関節は非常に複雑で、一言で後嚢といっても、実に細かく分かれているのですが、大まかな感覚としては、右肩のストレッチで、左腕を体の前で曲げて、そこに右腕を乗せて右肩の後ろを伸ばすストレッチがあると思うのですが、その伸びている部分の中に後嚢が入っています。 

 体幹と肩のジョイントというとかえって範囲が広がってしまうのですが、その後ろ側の一部を傷めていたということですね。たぶん痛くて旋回させられないのでしょう。

関節鏡手術

 手術は関節鏡手術で行われ、開かないので軽いのかと思いきや、結構大掛かりですが、症例もたくさんあるので、うまく行くでしょう。

シクスト・サンチェスとは

 シクスト・サンチェスは22才。誕生日が1998年7月29日ですから、まもなく23才となります。ドミニカ共和国出身で、もともとはフィリーズのトップ・プロスペクトでした。

 現地2019年2月7日、フィリーズがFA前のJ.T.リアルミュートを獲得したトレードで、マーリンズに移籍したのがシクスト・サンチェスでした。この時は、マイアミが強気だったので、フィリーズは至宝を手放したようなものでした。ちょうど、レッドソックスがクリス・セールを獲得するのに、マイケル・コペックを手放したのと似ているかもしれません。

インパクトのあった2020年

 2020年8月22日にメジャーデビュー。7試合、39.0イニングに登板し、3勝2敗、ERA 3.46。奪三振は33。

2020年は4シームの平均ベロシティーが98.5mph、シンカーは96.6mph。そのほか、カット、スライダー、チェンジアップを操ります。まだ荒いところがあるものの、あとは調整していくのみという逸材。

 2020シーズンはポストシーズンにも登板。

 2021年はまだルーキー・ステータスが有効でした。今季は結局、投げていないので2022年もまだルーキー・ステータスということになりますね。

 2021シーズンはビザの問題とCOVID-19のテストでスプリング・トレーニングへの参加が遅れ、しかも右肩痛も発症。今季は慎重なスローイング・プログラムを実施し、なんとかシーズン内の復帰を目指していましたが、叶わず。来季の復帰となりました。

 とにかく完治してくれることを望みます。2022年にはまた剛球が見られることでしょう。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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