スポンサーリンク

【MLB2019】オスカー・メルカドが逆転の芽を摘むスーパー・キャッチ

あわや大逆転の当たりをダイビング

現地2019年9月4日、ア・リーグ中地区のホワイトソックス@インディアンス戦が非常にスリリングな展開となり面白いゲームとなりました。

インディアンスは最大6点あった点差をあれよあれよと跳ね返され、2点差まで詰め寄られましたが、最後は今季デビューのルーキーが大ピンチを守備で救いました。

インディアンスが5回まで毎回得点

そこに至るゲームの流れですが、インディアンス打線が序盤から活発で、ホワイトソックス先発のイバン・ノバから4イニング連続で1点ずつをゲット。

5回裏にはフランミル・レイエスが34号となる2ランHRを放ち、前半5回を終えてインディアンスが6−2とリードします。

ホワイトソックスのイバン・ノバは4.1イニングで被安打11、失点6、自責点6、被本塁打1でマウンドを降りました。

シェーン・ビーバーがQS

一方、インディアンス先発はシェーン・ビーバーで2回表にヒットと犠牲フライで2点を失うも、失点はその回だけで7回を被安打6、失点2、自責点2、奪三振9のQS(クオリティー・スタート)。

深いイニングまで投げたこともよかったと思います。

インディアンスは7回裏にも台湾出身のルーキー、ユー・チャン(Yu Chang)2点タイムリーが出て8−2とリードを6点差まで広げました。

ホワイトソックスが終盤に猛追

ほぼゲームが決まりかけるような流れだったのですが、ホワイトソックスが意地を見せました。

8回表、この回からマウンドに上がったニック・グッディを攻め、ティム・アンダーソンがシングルを放った後、ホセ・アブレイユが2ランHRを放ち、4-8に。

ヨアン・モンカダもシングルで続きましたが、その後はタイラー・クリッパードが後続を打ち取り、失点を2点でとどめました。ひょっとしたらこのゲームのMVPはタイラー・クリッパードかもわかりません。

CLE、9回表にあわや大逆転のピンチ

そして上の動画のスーパーキャッチが出た9回表。

この回から代わったクローザーのブラッド・ハンドがまずは先頭打者を三振に仕留め1アウト。

しかし、つづくレウリー・ガルシアにシングルを許した後、ティム・アンダーソンに2ランHRを浴び、6-8と2点差に迫られます。

ホセ・アブレイユにはシングルを許し、ヨアン・モンカダには四球を与え1アウト1・2塁のピンチに。

この時、ハンドは主審が微妙なコースを全てボール判定することに苛立ちを隠せず、冷静さを欠いてしまいます。

ジェームズ・マッキャンにもシングルを許し、1アウト満塁となったところで降板。

バラッド・ハンドはもともと驚くようなファストボールを投げる訳ではありませんが、今日の投球を見る限りベロシティー・ダウンは否めないところかと思います。

ピッチャーはここまでERA2.73の好成績を残しているニック・ウィットグレンにスイッチ。

そしてイーロイ・ヒメネスとの勝負に。計8球を費やした勝負は左中間センター寄りのライナー。これをオスカー・メルカドがファイン・セーブし、逆転の芽を詰んだのでした。

ニック・ウィットグレンはライアン・ゴーインズを三振に打ち取り、ゲームセット。インディアンスが8−6で辛うじて逃げ切りました。

ホセ・アブレイユのボーンヘッド

そのオスカー・メルカドの好プレーの裏で、ホワイトソックスは痛恨のミスを犯してしまいました。

3塁ランナーのホセ・アブレイユがあの当たりでホームに還れませんでした。もし1点差にしてしていたらまた状況が違ったのですが、インディアンス・バッテリーにプレッシャーを与えられませんでした。

飛び出したのか、膝でも悪いのか(2019はILには入っていません)、どちらにせよボーンヘッドだと思います。

キューバ出身なのにあのようなミスを犯すとは、ちょっと残念でした。

BOX SCORE

インディアンス、ワイルドカード1枠目をキープです。 失礼しました。現地2019年9月4日を終了した地点でWC順位は3位となっております。ただ、勝ち負けが重なればすぐに2枠以内に戻る位置につけてはおります。

  1. レイズ:82-59
  2. アスレチックス:80-58
  3. インディアンス:81-59
  4. レッドソックス:75-64
2025 MLB Standings and Records: Spring Training
The official standings for Major League Baseball including division an...

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2026FA】レイズがセドリック・マリンズと1年契約で合意したディールについて(追記あり)
【MLBトレード2026】レッドソックスがまたも先発を補強!パイレーツからヨハン・オビエドを獲得!
【MLB2026FA】横浜のアンソニー・ケイがホワイトソックスと2年/12Mドルで合意
【MLB2026FA】ドジャース、ワールドシリーズ連覇の打のヒーロー、ミゲル・ロハスと再契約
【MLB2026FA】大人気のコディー・ポンスはブルージェイズと3年/30Mドルで合意 
【MLB2026FA】メッツ、”エアー・ベンダー”ことデビン・ウィリアムスと3年/51Mドルで合意へ
【MLB2026】レイズ、前オリオールズ監督のブランドン・ハイドをBOのシニアアドバイザーに採用
【MLB2026FA】オリオールズ、クローザーのライアン・ヘルスリーと2年契約で合意
【MLB2026噂】2年連続サイ・ヤング賞のタリク・スクーバル(DET)はトレードされるのか?
【MLB2026FA】ブルージェイズ、ディラン・シーズと7年/210Mドルで合意!ボー・ビシェットの動向は?
【MLB2026】岡本和真、今井達也、髙橋光成のMLB手続きと動向について
【MLB移籍2026】レッドソックス、カージナルスからソニー・グレイをトレードで獲得
【MLB2026】レンジャーズとメッツが大型トレードを実施。マーカス・セミエンとブランドン・ニモがスワップ
【MLB2026FA】カブスがゲーム終盤のブルペンを補強。フィル・メイトンと2年契約で合意
【MLB2025-26】ノンテンダー・デッドラインが到来!レンジャーズがA・ガルシアとJ・ハイムにノンテンダー
【MLBトレード2026】ブレーブスがアストロズからマウリシオ・ドゥバンを獲得!ニック・アレンがアストロズへ
【MLB2026FA】ブレーブス、早くもクローザーを決定!ライセル・イグレシアスと1年/16Mドルで再契約
【MLBトレード2026】お馴染みのテイラー・ウォードがオリオールズへ!LAAはグレイソン・ロドリゲスを獲得!
【MLB2026FA】クオリファイング・オファーの期限が到来!今永、B・ウッドラフらが4名が受諾
【MLB2026FA】マリナーズ、1Bのジョシュ・ネイラーと再契約へ!期間は5年(追記あり)
【MLBアウォード2025】ア・リーグのMVPはアーロン・ジャッジが受賞!カル・ロリーは僅差で及ばず
【MLBアウォード2025】大谷、ナ・リーグのMVPに輝く!NLでは2年連続、個人では3年連続4度目の受賞に(いずれも満票)!
【MLBアウォード2025】サイ・ヤング賞はタリク・スクーバル(AL)とポール・スキーンズ(NL)が受賞
【MLBアウォード2025】MOY(監督)はCLEのスティーブン・ボートとMILのパット・マーフィーが2年連続で受賞
【MLB2025】エマニュエル・クラセが賭博の不正投球容疑で起訴。MLBキャリアどころか、人生の危機に直面
【MLBアウォード2025】ROY(ルーキー)はA’sのニック・カーツとATLのドレイク・ボールドウィンに決定
【MLB2026】ヤクルト・村上のポスティング手続きの詳細と獲得見込みのクラブについて
【MLBアウォード2025】シルバー・スラッガー賞は大谷、カル・ロリー、ニック・カーツらが受賞
【MLB2026FA】クオリファイング・オファー(QO)を提示されたのはタッカー、シュワーバー、今永など計13名
【MLB2026】パドレス、新監督に元リリーバーのクレイグ・スタメン(41)を任命
タイトルとURLをコピーしました