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【2025ALCS_4】M・シャーザー、鬼の形相で5イニング超え!ブルージェイズ、11安打8得点で勝利

ブルージェイズ: 2勝2敗

 現地2025年10月16日のブルージェイズ@マリナーズのALCS Gm4はマリナーズが期待されていたルイス・カスティーヨが3イニング目に捕まり、継投もハマらずにブルージェイズの猛攻を抑えられず、連敗。

 一方、ブルージェイズは要となる4戦目にマックス・シャーザーを起用。2019年のナショナルズでのワールドシリーズ制覇、2023年のレンジャーズでのワールドシリーズ制覇を経験した右腕は、抜群の制球を見せ、見事にゲームメイク。ブルージェイズの勝利に大きく貢献しました。

MLB Gameday: Blue Jays 8, Mariners 2 Final Score (10/16/2025)
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マリナーズが先制

 このゲームも先制点はマリナーズ。2回裏、イニング先頭のジョシュ・ネイラーが高めに浮いたチェンジアップを捉え、RFスタンドにソロHR。カル・ロリーとフリオ・ロドリゲス、ホルヘ・ポランコ以外のバッターがHRを打ったということで、良い要素が出たマリナーズでした。

ルイス・カスティーヨと継投

 マリナーズ先発のルイス・カスティーヨは2回まではかなり良い投球を披露。このまま中盤まで行くのではないか?と思われましたが、3回表に下位打線に捕まります。

 まず先頭のIKFことアイザイア・カイナーー=ファレファが当たりは良くなかったものの3塁線を抜く2ベースを放ってチャンスメイク。ここでバッターは9番のアンドレ・ヒメネス。Gm3でやはり3回表に同点2ランHRを放っていることで、ルイス・カスティーヨもかなり慎重にボールを散らばせていたのですが、ファウルで粘られた後の8球目、スライダーがほぼ真ん中に入ってしまい、これを弾丸ライナーでRFスタンドに2ランHRを放り込まれ、1-2と逆転を許します。

 この後、ルイス・カスティーヨはジョージ・スプリンガーはSSゴロに打ち取り抑えたものの、ネイサン・ルーク、ゲレロ・Jr.に連打を浴び、アレハンドロ・カークに四球を与えたところで降板。監督としてはゲレロ・Jr.の完璧に捉えられたCF前シングルが衝撃だったかもしれませんが、もう少し我慢しても良かったのでは?と思いました。

 満塁で修羅場をくぐり続けてきたゲイブ・スパイアーを投入しましたが、さすがに厳しい場面だったがゆえに押し出しの四球。これでブルージェイズが3-1とリード。ただ、この後は好打者のアーニー・クレメント、アディソン・バージャーを連続三振に斬って取り、なんとかピンチを脱出。

恐ろしいスイングのG・スプリンガー

 ブルージェイズは4回表にもジョージ・スプリンガーのタイムリー・ダブルとマット・ブラッシュのワイルド・ピッチで2点を追加。5-1とリードを拡げます。

 それにしてもジョージ・スプリンガーのスイングは恐ろしいほど強いですね。レギュラー・シーズンでも打率.309、HR 32本をマークした36歳のスプリンガーは今ポストシーズンは打率こそ.243ですが、HR3本と好調です。

シャーザー、鬼の形相で勝利投手に

 マックス・シャーザーは4回までジョシュ・ネイラーのHR1本の1失点でゲームメイク。5回裏、イニング先頭のドミニク・カンゾーンにCF前シングルを打たれ出塁を許すと、J.P.クロフォードをCFフライ、レオ・リバスをRFライナーに抑えて2アウト。

 確かに捉えられ出したことで早めに対処したいジョン・シュナイダー監督はマウンドに向かいます。ところがこれをマックス・シャーザーが鬼の形相で追い返しました。勝利投手の権利まであと1つですし。

 集中していたシャーザーはこの後、アロウザリナから三振を奪い、見事に5イニング超えを果たし、勝利投手の権利を得ました。

 シャーザーは6回2アウトで降板。この時はシュナイダー監督は有無を言わさず、ブルペンに交代を指示しました。5.2 IPで被安打3、失点2、ER 2、BB 4、SO 5、HR 1でした。失点2がついているのは2番手のメイソン・フラハーティーがシャーザーが出したランナーをタイムリーで返してしまったため。

 それにしてもベテランが素晴らしい投球でゲームメイクしました。

ピリつかせるシャーザー

 もともとシャーザーはMad Maxと言われるほど、登板前はピリピリしており、話しかけられるだけでもブチギレるというエピソードを持っています。

 いいピッチャーほど、年を取るとそういう気難しい面が出てしまいがち。今季のカーショウもそうでしたね。マックス・シャーザーは今でも95mphを超えるファストボールを投げますが、今ではかつての98mphで地面から生き物のように這い上がってくる剛球は影を潜めました。それだけ今とのギャップを実感しているからそうなるのだと思われます。

マイク・ムッシーナも有名

 さて、監督追い返しで有名なのはHOFのマイク・ムッシーナ(Mike Mussina)です。2006年5月31日のタイガース戦で9回裏2アウトからマウンドに向かおうとしたジョー・トーリに向かって、”Stay There”と言って、マウンド・ビジットさえ許しませんでした。結果、見事に完投。ムッシーナの場合、指のジェスチャー付きですから、失礼の極みはシャーザーを超えていると言っていいでしょう。しかもあの、ジョー・トーリに対してです。本当にマウンドにかける執念は恐ろしいものです!なお、これがムッシーナにとってキャリア最後の完投となりました。

New York Yankees vs Detroit Tigers Box Score: May 31, 2006 | Baseball-Reference.com
New York Yankees beat Detroit Tigers (6-1). May 31, 2006, Attendance: ...

マリナーズ、5安打

 さてマリナーズ打線ですが、この日はジョシュ・ネイラーが3安打、ユーヘイニオ・スアレスにも1安打が出たのですが、上位4人が無安打と計5安打にとどまり、ブルージェイズ・ブルペンにも圧をかけることが出来ませんでした。

 スコアは8-2でブルージェイズがまた圧倒。これで地元で元気なく連敗です。果たしてGm5で王手をかけることが出来るのか?

 頑張ってもらいたいですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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