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【MLB2025移籍】ブレーブスが2022年に16勝を上げたアレク・マノアをウェーバーで獲得!

マノアはブルージェイズからDFA

 現地2025年9月26日、大きな動きがありました。

 アトランタ・ブレーブスがブルージェイズで2022年に16勝を上げ、サイ・ヤング賞候補にも上がったアレク・マノア(Alek Manoah)をウェーバーでクレームオフしました。

TOR:PSを見込んだロスター調整

 アレク・マノアは、現地2025年9月23日にブルージェイズがDFAを実施。ALイーストの地区優勝がかかり、ポストシーズン進出を決めているブルージェイズはそれに向けてのロスター調整を行い、大きな決断を下したということです。

 ブルージェイズは攻撃力を上げるため、マノアの40manロスターの枠を怪我から復帰したアンソニー・サンタンデアのために空け、またアクティブ・ロースターの空きを確保するため、タイ・フランスを腹斜筋の炎症で10DaysILに登録しています。

 それに投手はトレイ・イェサベージがPSの切り札になりそうで、マノアが上がってくるスペースはありませんでした。

ATL:アルビーズを60 Days ILに

 また、ブレーブスは今オフはポストシーズンはありませんが、マノアのために40manロスターを空けるため、オジー・アルビーズを60 Days IL登録しています。オジー・アルビーズは23日に左手の有鉤骨を骨折。シーズン・エンディングとなっていました。

2022年に16勝

 アレク・マノアは1998年1月9日生まれで、27歳。ドラフトは2019年のブルージェイズの1巡目指名(全体順位:11位)です。

 コロナパンデミックのシーズンが空けた2021シーズンにメジャーデビュー。現地2021年5月27日(木)のヤンキース戦でメジャー・デビューを果たしたマノアはその巨漢プロスペクト右腕としても注目を集めましたが、6回2ヒッターの快投を見せ、初登板初勝利で戦列デビューを見せました。

 デビュー・イヤーに20先発、111.2 IPで9勝2敗、ERA 3.22をマーク。瞬く間にブルージェイズのローテーションに入りました。

 際立ったのが2022年。31試合に先発し、196.2イニングを投げ、16勝7敗、ERA 2.24を記録。BB%は6.5、SO%率は22.9%。BB%は素晴らしく良好で、SO%はほぼ平均。ベロシティーはMid-90mphほどで驚くほどの急速はないものの、スライダー、チェンジアップの精度も良く、いかんせん打者が打ちにくそうでした。このあたりは実際に対戦した打者でないとわかりにくい部分です。

 この年、ALのサイ・ヤング賞投票でもジャスティン・バーランダー、ディラン・シースに次ぐ3位に入る評価も得ました。

 かなり自信があったものと思われますが、割と態度は生意気な感じがしました。このあたりは注意されたこともあります。

2023年に転機 

 翌2023シーズンに大きな転機が訪れました。マノアは最初の13試合の先発でERA 6.36を記録。6月初旬にはマイナーリーグへ降格されました。SO%は17に低下、BB%は14.9%にUP。後半に復帰したものの、この年は19試合の先発でERA 5.87。

2024年にトミー・ジョン手術 

 2024年はさらに状況は悪化。肩の痛みのため、開幕はIL。5月に復帰し、5月19日のレイズ戦では7回、1ヒッター、スコアレスの好投を見せるも、次の5月24日のタイガース戦では4.2IPで6失点(ER 4)、さらに5月29日のホワイソックス戦では2回途中で降板。

 結果、成績の降下は右肘の悪化にあることがわかり、5月25日にはトミー・ジョン手術を実施することが決定。2024年は5試合でERAは3.70。

2025年はメジャー登板なし

 2025年はその大半をリハビリに過ごしましたが、術後1年1ヶ月ほどでマイナーで実戦復帰。

 8月13日にはトリプルAにまで昇格しましたが、9月18日までの7試合で33.1 IPでERA 2.97。成績はまずまずだったのですが、ベロシティーが全盛時の94mphから91mphへ低下。SO%は19.6、BB%12.8と悪化しております。

 よって、まだまだメジャーの実戦復帰にはほど遠い内容です。

マノアのサラリー

 デビューから2年は大いに活躍したマノアですが、MLSは2025年1月の時点で3.06。現時点は調停ステータスです。2025年のサラリーは1年/$2.2M (2025)。

 ブレーブスとしては残りサラリーを引き継いだとしてもお得ではありますが、今季は残り1試合。もう来季に向けた獲得です。

ベロシティーが戻るかどうか

 ブレーブスとしては、2026年も契約するなら$2.2Mより上がることはなく、もしもマノアのベロシティーが戻れば、こんなお得な獲得はありません。

 ロッキーズなどは投手力が不足していたのですから、獲得に名乗りを上げても良かったにと思いますが、勿体ない話です。

ブレーブス、盛んな動き

 今季のブレーブスは怪我人の山に加え、ジュリクソン・プロファーのPEDsのサスペンション(薬物使用による出場停止)が重なり、悲惨なシーズンに。

 そんな中、フロントは過去2ヶ月で、キム・ハソン、ジェイク・フレイリー、ジョーイ・ウェンツ、ビダル・ブルーハン、ブレット・ワイズリー、ジョエル・パヤンプス、チャッキー・ロビンソン、アレクシス・ディアス、そして今回のアレク・マノアをウェーバーで獲得。

 非常に盛んな動きです。これは来季に備え、11月のロスター調整に向け、来季の戦力をじっくり見極めたいのでしょう。

 2026年に向けて、ローテーションは、クリス・セール、ハーストン・ウォルドレップ、スペンサー・ストライダー、レイナルド・ロペス、スペンサー・シュウェレンバック、グラント・ホームズ、ブライス・エルダーらがその候補。

 スペンサー・ストライダーとクリス・セール以外は大きな決め手はありません。クリス・セールは年齢の問題がありますが、怪我が癒えて復調の兆し。あとはレイナルド・ロペスも本来の投球を見せればというところです。

 果たして、ブレーブスがマノアを輝かせることが出来るのか?あるいはもうオフに放出するのか、ちょっと注目したいですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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