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【MLB 2021】ブルージェイズの大きなルーキー、アレク・マノアが6回、2ヒッターで白星デビュー

プロスペクト

噂通りの大きさ

 現地2021年5月27日(木)、ブルージェイズの巨漢プロスペクト右腕のアレク・マノアが@ヤンキース戦でメジャー・デビューを果たしました。

 6フィート6インチということで、198cm。前日の記事内で「2m超え」と書いてしまいましたが、訂正しました。失礼しました。

 身長はメジャーの投手ではこのくらいの人は結構います。ジャスティン・バーランダーが196cm、エンゼルスのアーロン・スレガースに至っては208cm。マノアの場合、横も含めて大きな選手だったのは確かですね。プロフィールの体重は、117kgですが、これは目安程度の数字と思っていた方がよさそうです。

スライド登板で多重ハードル

 もともと26日(水)のゲームに登板することが決まっていたアレク・マノアですが、雨のため、この日のダブルヘッダーのGame1にスライドしたのでした。よってデビュー戦は7イニング制で、しかも相手ヤンキースの先発はドミンゴ・ヘルマン。直近3試合で2勝1敗と、調子を上げてきている投手です。

 デビュー戦がヤンキースというだけでもハードルが高く設定されている中、敵地であり、ドミンゴ・ヘルマンが相手先発であり、さらに7イニング制で先制点を与えてはいけないというまさに多重ハードルの中でのデビュー戦となったのでした。

ファミリーの大声援

 そんな厳しいデビュー戦でアレク・マノアは何かのびのびと投球。本人のメンタルは推し量ることくらいしかできませんが、非常に良い投げっぷりだったと思います。

 そうさせた要因の一つは熱い声援を送る家族の存在もあったかもしれません。

ママ、大声援

 晴れの舞台に、家族はじめ友人も多数スタンドに見えていたアレク・マノア。フロリダから来たようです。もう身内だというのが非常によくわかる団体で、カメラも頻度高く抜いておりました。

 ひときわアツかったのがお母さん。もう大声援を送り続けていたのでした。アツいママに何か見覚えがあるな?と思い、調べてみると、レッドソックスのマイケル・チャビスのお母さんがアツかったのを思い出しました。

2019年1巡目 

 アレク・マノアは2019年のブルージェイズ1巡目指名の投手。全体順位は11位。1巡目の同期ではホワイトソックスのアンドリュー・ボーンがデビューしていますので、2人目。

マイナーでSO9が13.5 

 アレク・マノアはドラフト・イヤーにクラスAマイナスのショートシーズンのリーグでプロデビュー。6試合でSO 9は14.3。

 2020シーズンが本格的なプロでの投球になるところでしたが、ご承知の通り、マイナー・リーグがキャンセルになりましたので、メジャーへの試金石となるダブルA、トリプルAでの登板は2021年から。

 早めのデビューを考えていたブルージェイズは2021年はトリプルAからスタートさせました。5月初めに開幕となったトリプルAでは、3試合、3スタート、18イニングを投げて、3勝0敗、ERA 0.50。奪三振は打者66人に対して27をマーク。SO 9は13.5。やはり力があったということですね。

デビュー戦は6回2ヒッター、無失点

 そのデビュー戦ですが、さすがに先頭のD.J.ルメイヒューに対してはストレートのフォアボールを与えてしまったものの、ルーグネッド・オドーア(Rougned Odor )を三球三振でメジャー初SOをマーク。

Max 97.3mph

 さらに、アーロン・ジャッジにはフルカウントから渾身のファストボールを投げ、空振り三振に。ジャッジにとっては屈辱的なスイングとなるほどの威力のあるボールでした。ちなみにこの日のMAXはこのボールで、97.3mph(156.59mkh)を計測。

抜群のコントロール

 驚いたのはコントロールの良さ。この日は6回まで投げたのですが、88球中、60球が枠内。

15人/22人の初球がストライク

 さらに、打者22人に対した訳ですが、そのうち15人に対してはファースト・ピッチが枠内という、もうそれは勝てるわと納得のコントロールを見せたのでした。

球種

 この日投げた球種はファストボールが、4シームでアベレージでMid-90というところ。またシンカーも同じような球速です。そしてスライダー、チェンジアップ。横の変化だけでなく、奥行きも使った投球ができるということですね。

アンドゥハーが2安打

 この日、許したヒットは2本だったのですが、いずれもミゲル・アンドゥハーが放った安打でした。アンドゥハーは2回裏の第1打席では初球をCF前に、さらに5回裏の第2打席では初球のスライダーを見た後は、全てスイング。ファウルを重ね、最後はRF前に運びました。

 どうも相性が良いようですね。

連続HRで援護 

 味方のブルージェイズ打線ですが、3回表にマーカス・セミエンと、ボー・ビシェットがBack to Back でソロHRを放ち、ブルージェイズが2点を先制。

 マノア降板後の7回にはジョーダン・ロマーノが1回を完璧に抑え、ゲームセット。マノアがデビュー戦で白星を上げたのでした。

下半身に壁があるような投げ方

 きれいなフォームのアレク・マノア。何か下半身に壁があるように見えるのはなぜだろう?と思ってよく見たところ、理由がわかりました。

インステップ&つま先閉じ

 下半身に壁があるように見える理由はインステップ。真後ろの角度からではなかったので、どれくらい内側に入っているのかは不明です。

 そして、リリースの瞬間だけつま先を閉じていれば、パワーは腕に伝わるので、後は開いても問題ないのですが、マノアの場合、閉じている時間が長いのもそう見えた理由かと思います。

 これはメジャーの硬いマウンドにも要因があって、うまく抜けなかっただけかもしれないのですが、この体型でインステップは右打者にはかなり威圧的な印象を与えると思います。

 ブルージェイズ、楽しみな投手が出てきましたね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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