スポンサーリンク

【MLB2019】”ここ12戦11勝”ニューヨーク・メッツ、勝率5割超え!アロンソ、35号!

METS: 7連勝-1敗- 4連勝

メッツの勢いが止まりません。

現地2019年8月5日は地元シティ・フィールドでマイアミ・マーリンズとのダブルヘッダーだったのですが、Game1ではジェイコブ・デグロムが登板し、6-2で勝利。

Game2は終盤までもつれるも、ルーキーのピート・アロンソが決勝のHRを放ち5−4で競り勝ち。

メッツはこの日で一気に借金を返済。貯金1となりました!

Game1:デグロムが投打で活躍

2019年8月5日のGame1ですが、ジェイコブ・デグロム(Jacob deGrom )が7回を被安打5、失点2、与四球1、奪三振8、被本塁打1でクオリティー・スタート。7勝7敗まで持ってきました。ERAは2.77。

デグロムは4回、満塁の場面で打席が回り、センター前にクリーンヒット。自らを助ける2点タイムリーを放ち、4−1とリード。メッツは5回にもJ.D.デービスの犠牲フライなどで2点を追加し、最後はエドウィン・ディアスが締めて6-2で勝利しました。

Game2: ピート・アロンソが決勝の35号HR

ゲーム2のマーリンズ先発はオールスター投手のサンディー・アルカンターラ(Sandy Alcantara )。メッツにとって簡単ではない投手ですが、初回にマイケル・コンフォートのタイムリーで2点を先制。

4回表、メッツ先発のウォーカー・ロケット(Walker Lockett )がつかまり、3連打で1点(2-1)。5回にはカーティス・グランダーソンのタイムリー・ダブルなどで3点を奪われ逆転を許します(2-4)。

このままでは終わりそうもないというお客さんの予感もあり、流れは完全にはマーリンズに傾いていませんでした。

7回裏、メッツは先頭のJ.D.デービスがソロHRを放ち3−4に。2アウト後、マイケル・コンフォートがライトへソロHRを放って4−4のタイに。

つづくピート・アロンソがBack to BackとなるソロHRをレフトに放ち5−4とついに逆転。

8回、9回のマウンドをセス・ルーゴがパーフェクトに抑え、メッツが5−4と逆転勝利。ついに貯金1となったのでした。

強い!

メッツの順位

現地2019年8月5日時点でのナ・リーグ東地区の順位です。

ナ・リーグ東地区(現地2019年8月5日)

  • 1 ブレーブス:66−48
  • 2 フィリーズ:59−53
  • 2 ナショナルズ:59−53
  • 4 メッツ:57−56
  • 5 マーリンズ:42−69

ご覧の通り、2位タイのフィリーズ、ナショナルズにあと1勝差。勝率差なので負け数の多いメッツがすぐに2位に上がるワケではありませんが、もう背中が見えている状態。

そしてワイルドカードの順位ですが、こちらもフィリーズかナショナルズのどちらかを捉えれば、2位圏内あるいは1位枠に入りそうな勢いです。

ワイルドカード(現地2019年8月5日)

  1. フィリーズ:59−53
  2. ナショナルズ:59−53
  3. カージナルス:58−53
  4. ブルワーズ:58−56
  5. メッツ:57-56
  6. Dバックス:56−57
  7. ジャイアンツ:56−57

記者との揉め事があった頃はどん底

メッツのキャラウェイ監督とジェイソン・バルガスがクラブハウス内で記者との揉め事を起こしたは現地2019年6月23日。

この頃のメッツはまさにどん底で、1つ勝っては2つ負けというペースでなかなか思うような試合展開になりませんでした。そしてクラブハウスの揉め事があってからは7連敗。

ワゲネンGMと現場の温度差がかなりある状態でこれはもうシーズン途中でGMが監督を交代させて、シーズン終了後にGMがオーナーから馘首されるパターンかと勝手に思っておりました。よって、トレードデッドラインも「売り」に入ると予想しておりましたが、先発投手の需要を武器にまさかの買いに走ったのでした。

マーカス・ストローマンを入れたローテーションはさらに強固となり、この12戦11勝につながったのでした。

本当にわからないものです。

A・ロザリオ、M・コンフォート、J・マクニール

打線ですが、現地2019年8月5日までの直近7試合の打率はアーメッド・ロザリオ(Rosario, A)が.400でナ・リーグ全体でも1位。

同じく直近7試合のHR数ではジェフ・マクニール(McNeil, J)が4HRでブレーブスのアダム・デュバルと並んでナ・リーグ1位。

現地2019年8月5日までの直近30試合のHR数はメッツ内で行くと、マイケル・コンフォート(Conforto, M)とジェフ・マクニールが7本ずつ、ピート・アロンソとロビンソン・カノー(IL入り)が6本ずつ。

直近30試合のメッツ内での打率は、ロザリオが.366、J.D.デービス( Davis, J)が.365、マイケル・コンフォートが.303、ロビンソン・カノーが.287、ジェフ・マクニールが.278。

ロビンソン・カノー(Cano, Robinson (2B))は左ハムストリングスを傷め、8月5日付けで10Day ILに入ってしまいましたが、アーメッド・ロザリオ、マイケル・コンフォート、ジェフ・マクニール、ピート・アロンソ、J.D. デービスと非常に当たっている選手がレギュラーで5人を占めているというのはやはり強いですね。

メッツ、どこまで行くのか見てみたいと思います。

野球の原則としては投手、しかも先発がよいチームが最終的には上に行くはずなのですが、どうなるでしょうか。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. irolyn より:

    6月のころはシーズン前の「ナ東がもっともホット」という空気はどこかへ消えてしまっていましたがNYM PHI WSHがワイルドカードを2枠占める可能性も充分に出て来ましたね

    • hirotee より:

      irolyn様
      コメントありがとうございます。
      >シーズン前の「ナ東がもっともホット」という空気はどこかへ
      そうですね。オフのFA争奪戦はライバル心むき出しでしたからね。特にPHIとNYM(笑)
      >NYM PHI WSHがワイルドカードを2枠占める可能性も
      はい。おっしゃるとおりです。結局アツくなってきました。オフにおとなしかったブレーブスがひょいひょいと雲の上に行ってしまいましたが、この3チーム、ときにWSHとNYMが盛り返してきたのがより面白くしています。
      メッツの盛り返しだけは本当に信じられない思いです!
      コメントありがとうございました。またご訪問なさってください。ありがとうございました!

  2. ありちま より:

    昔からアトランタfファンですが、ニューヨークはヤンキースより断然メッツです。

    • hirotee より:

      ありちま様
      コメントありがとうございます!
      濃いMLBファンとお見受けしました^_^
      ブレーブス強いですね!
      メッツはたまに熱狂させる何かをやってくれるところがありますよね!中毒的な何かをやってくれます。
      コメントありがとうございました。またご訪問して下さい!

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】大谷、バースデー登板で2回3K!しかし、ドジャースはアストロズに連敗
【MLB2025】マリナーズのカル・ロリーが34、35号の2HRs!オールスター前にキャリアハイ!
【MLB2025】オールスターのスターターが発表される!タイガースから3名!PCA、ジェイコブ・ウィルソンなど若いメンバーも!
【MLB2025】クレイトン・カーショウがキャリア通算3,000奪三振を達成!歴代SOランク20位に!
【MLB2025】大谷が7月1日時点で30号HR!ドジャースは山本も好投し、CWSを圧倒!
【MLB2025】フューチャーズ・ゲームのロスターが発表される!タイガースのホスエ・ブリセーニョらが選出される
【MLB2025】タリク・スクーバルが圧巻の7回13K! 8年ぶりに行われたコメリカでのサンデー・ナイト・ゲームを盛り上げる!
【MLB2025】6月終盤で打率.340!A’sのルーキー、ジェイコブ・ウィルソンが天才ぶりを発揮中
【MLB2025】大谷、3度目は2イニングに登板して101.7mphを計測!KCはパスカンティーノらがセス・ルーゴを援護!
【MLB2025】大谷がリードオフ29号と同点トリプルを放つ!KCはボビー・ウィットとマイケル・ガルシアが躍動するも、一歩及ばず
【MLB2025】レッズがパドレスを圧倒!ニック・マルチネスがニア・NO-NO、スペンサー・スティールが3HR!
【MLB2025】ASGのNLDH(Phase1)に選出された大谷が28号HR!カーショウは3000Kまであと3つ!
【MLB2025】今永が復帰戦で5回1ヒッターの好投!チームメイトから大歓迎される!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーのヒートは続く!ポール・スキーンズとの初対決を制す
【MLB2025】大谷が27号2ランHR!日米通算300号HRに到達!LADはCOLの追い上げを交わす
【MLB2025】デビュー即5者連続K!レッズのチェイス・バーンズがNYY戦で実力を見せる!
【MLB2025】Dバックスのコービン・キャロルはILへ。死球を受けた手首の診断は骨折と判明
【MLB2025】大谷がドジャース移籍後初K!降板後は3ラン・トリプルと26号HR!この日はマンシーが大爆発!
【MLB2025】レイズのクラブ売却が現実味!フロリダの不動産デベロッパーが率いるグループが独占交渉に入る
【MLB2025】ラファエル・デバースが移籍後初HR!逆方向へらしい一発!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーが先発2戦で11ノーヒット・イニングを達成!近代でメジャー記録!
【MLB2025】ジャイアンツのラファエル・デバースが衝撃トレード後初のレッドソックス戦!セダン・ラファエラが成長を見せる!
【MLB2025】シリーズ最終戦でベンチクリアー!またもヒートアップしたパドレス@ドジャース戦!
【MLB2025】「モノが違う!」ドジャースのエメット・シーハンがTJから復帰で4回、6奪三振!
【MLB移籍2025】デバース、「どこでも守る」と宣言!!一方、BOS打線は早速沈黙で、吉田復帰を画策中!
【MLB2025】デバースがデビュー戦で勝ち越しRBIダブル!ジャイアンツは俄然、注目チームに
【MLB2025】レッドソックス、デバース移籍後の初戦にローマン・アンソニーのHRで勝利!
【MLB2025】大谷が投手復帰!初戦は1イニングも、トリプル・ディジットをマーク!
【MLB2025】衝撃的すぎる!ラファエル・デバースがトレードでジャイアンツへ移籍
【MLB2025】レッドソックスはヤンキースをスウィープ!デバースが15号HR!しかし、この後、まさかのニュースが・・・
タイトルとURLをコピーしました