見る分には非常に面白かったシリーズ
現地2026年6月11日、PNCパークでのドジャース@パイレーツのシリーズ・ファイナルが行われましたが、このシリーズはドジャースにとって激しい戦いが続きました。
Gm1はポール・スキーンズ登板日に勝利
まず9日に行われたGm1では2025年のNLサイ・ヤング賞のポール・スキーンズと対戦。ドジャースの先発はエリック・ラウラーで5月11日にブルージェイズからDFAとなり、金銭トレードでドジャースに移籍。この日は移籍後3試合目の登板で、そのラウラーは1回裏2アウトからブライアン・レイノルズとライアン・オハーンにBack to BackのHRを浴び、2点をリードされる展開。
相手がポール・スキーンズだっただけに避けたかった先制点ですが、それでもドジャースは直後の2回表に3連打で1点を返すと、その後はエリック・ラウラーが好投を継続。すると5回表にはフリーマン、マンシーのコンビで2−2の同点に追いつき、ポール・スキーンズが登板している間に追いつきました。
そして7回表、ポール・スキーンズが降りたことを契機に打線が爆発。7回表に10得点を上げ、試合を決めました。Gm1は12-3で勝利。

ピッツバーグでの戦いが激しくなった要因の一つとして、敵地ファンの大谷選手への煽りがありました。sucks「下手くそ」という貶す言葉や、overrated「過大評価」などそれをCHANT(声を揃えて)にして浴びせかけてきましたね。なかなかここまで公然とアウェイ感を出す敵地は今までなかったですから、「ピッツバーグは煽るね!」と思いましたが、ドジャース・ナインはきっちりと7回表に10得点でお返ししたという形となりました。
Gm2:大谷降板後に逆転される
現地10日のGm2では大谷選手が登板。6-1とリードしていたドジャースは、大谷選手降板時には6-3。その後、8回裏に5得点を奪われて6-9に。9回表に大谷選手が2ランHRを放って1点差まで詰め寄るも、8-9で敗れました。

Gm3:前日と似たような展開になるも、しっかりと勝利
そして現地2026年6月11日のシリーズ・ファイナルはGm2と似たような展開となり、ドジャースは5回表までに5-0とリード。
大谷が先制の13号
ドジャースはパイレーツ先発のミッチ・ケラーに序盤2イニングは抑えられたものの、3回表に2巡目となった大谷選手が右中間へライナーでソロHRを放って先制。13号が生まれました。その後、カイル・タッカーのタイムリーなどもあり、3回表に3得点。
4回表には2アウトから3巡目の大谷選手がシングルを放ってチャンスメイクすると、パヘス、フリーマンも続いて1点を奪った後、ワイルドピッチでも1点を追加してこのイニング2得点目。
ドジャースはこのような形で5回表までに5-0とし、優位に試合を進めました。
またも追い上げを食らう
しかし、5回裏、パイレーツは1アウトからラファエル・フローレス・Jr.がソロHRを放って1点を返すと、2アウトからニック・ゴンザレスがシングルで出塁し、ここでブランドン・ラウがRFへ2ランHRを放ってこのイニング3得点目。
さらに、ブライアン・レイノルズが放った打球が先発のジャスティン・ロブレスキーの足を直撃。打球が1塁へ転がり、1塁のベースカバーに入ったロブレスキーは走り込んきたブライアン・レイノルズと交錯。これでロブレスキーはマウンドを降りることになりました。これはロブレスキーだけでなく、ブライアン・レイノルズも危なかったです。
この後、緊急登板になったウィル・クラインが2連打を浴びて1点を献上し、スコアは5-4。ただ、ウィル・クラインはここでなんとか踏ん張りました。
大谷が7回の打席で交代
前日と違ったのはこの後も打線が攻撃をやめなかったこと。7回表、ドジャースはダルトン・ラッシングの2塁打などで2点を追加。
このイニングで大谷選手に打席が回ってきたのですが、ロバーツ監督は代打にサンティアーゴ・エスピナルを起用。大谷選手が途中交代となりました。
ドジャースは8回表にもミゲル・ロハスの犠牲フライで1点を追加し、8得点目。
ただ、8回裏にエドガルド・エンリケスがトリプル、ダブル、ダブルの3連続長打で2点を奪われ、また勢いを持っていかれそうになりましたが、なんとか2アウトまで奪い、8回2アウトからタナー・スコットが登板。この後、スコットが9回も含めて4アウトを奪ってゲームセット。
ドジャースが8-6で勝利し、シリーズ勝ち越しを決めました。

大谷の状態
さて、途中交代した大谷選手ですが、この日は3回表にソロホームランを放って先制点を挙げ、打席に立った4回すべてで出塁し、シングルヒット1本とBB2つを記録。
左膝の炎症
ロバーツ監督によると、大谷選手は4回表にシングルを放って出塁し、パヘスの打席で盗塁を試みた際に左膝およびハムストリング周辺に痛みを感じたため、予防措置として交代という結論に至ったとのことでした。本人はトレーナーに『膝の裏に少し違和感がある』と伝えたそうです。
ロバーツ監督はさらに次のホワイトソックスとの3連戦に大谷選手が出場できると楽観的な見方を示しています。大きな怪我に繋がらなければ良いのですが。
大谷は今季67試合で打率.305、OBP.421、SLG.543、HR 13、SB 6を記録しています。
中指は?
なお、Gm2の登板時には右手中指から出血があり一時ベンチへ下がった大谷選手でしたが、これは次の登板までになんとかケアするのでは?と思います。ひょっとしたら、少しローテーションがずれるかもしれません。ここは規定投球回数との兼ね合いでどう判断するのかが注目です。
投手としては、ここまで11試合に先発し6勝2敗、ERA 1.06を記録。Gm2ではクオリティ・スタートを達成。
ロブレスキーも軽症のはず
そしてブライアン・レイノルズと1塁で交錯して退場したジャスティン・ロブレスキーは、右ハムストリングを打撲。ロブレスキーはこの日、4.2イニングを投げ、被安打6、BB 2、失点4、SO 1。
ロバーツ監督は、ロブレスキーの症状も楽観視しており、次回のローテーションもそのまま組み込むつもりです。本人も「治療を受ければ大丈夫だ。大したことではないと思う。ただ、少し悔しいだけだ」と語っています。
次は移動日なしでホワイトソックス戦です。ピッツバーグからシカゴまでは割と近いですからね。
Gm1の先発は佐々木投手とアンソニー・ケイです。
お読みいただき、ありがとうございました。
