【MLBポストシーズン2020】ショートリレー対決の勝敗を分けたのはウィル・スミス対決!ドジャースが2勝目(NLCS Gm5)

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白熱のNLCS

現地2020年10月16日、ブレーブスが王手をかけて迎えたNLCS Game5は、ドジャースがダスティン・メイ、ブレーブスがA.J.ミンターが先発。

 ダスティン・メリはショート・イニングでの登板が予想され、A.J.ミンターも2019シーズンにクローザー候補と名前が上がっていた投手。2020シーズンは22試合登板でいずれもリリーフ。

 ともにオープナーというよりは少し長めのショート・リレーでつないでくると思われたこのゲームは中盤にサプライスがありました。

両先発、飛ばしまくり

 両先発のボールの勢いが、ともにショートリレーを感じさせるほど、飛ばしまくっておりました。

ブレーブスが先制

 もはやドジャースにとって拠り所となるほどの存在感を見せているダスティン・メイ。この日は力みも手伝ったのか、いきなり迎えるブレーブスの破壊力ある上位打線に捕まります。ロナルド・アクーニャ・ジュニアを抑えたものの、フレディー・フリーマンには二塁打、怖い存在のマーセル・オズーナには四球を与え、ランナーがたまったところで、ワイルピッチでそれぞれ進塁を許します。

 ここで4番のトラビス・ダーノーにうまく犠牲フライを打たれ、初回に1失点。

 2回には先頭のダンスビー・スワンソンに四球を与え、1アウト後にニック・マーケイキスにうまくLFへ運ばれ、1、3塁とされた後、クリスチャン・パチェにタイムリーを許し、2−0。その後はロナルド・アクーニャ・ジュニアとフレディー・フリーマンをよく抑えたと思います。二次災害を防ぎ、ダスティン・メイは2回、ほぼ打者一巡でマウンドを降りました。2回を被安打3、失点2、与四球2、奪三振3。

A.J.ミンター、3回1ヒッター

 ダスティン・メイ以上に飛ばしまくっていたのがブレーブスのA.J.ミンター。ボールも暴れて怖いくらいでしたが、BBは0。ミンターは初回にジャスティン・ターナーに二塁打を打たれたものの、ドジャース打線を寄せ付けませんでした。3回、スコアレスで奪三振が7!勢いがありましたね!

2番手にジョー・ケリー!

 驚いたのはドジャースの2番手です。ジョー・ケリーを持ってきました。まさに諸刃の剣。

 ジョー・ケリーは2者連続で3ボール先攻。フルカウントまで粘るもいずれもシングルを許し、ノーアウトランナー1、2塁。打たれたのはいずれもナックル・カーブでした。あの速いボールで押せばいいのにと思うのですが、今季はどうも100mphを超えません。95-96mph近辺が精一杯のようです。

 しかし、ジョー・ケリーの不思議なところで、その後、オジー・アルビーズとダンスビー・スワンソンをナックルカーブ1球で仕留め、ダブルプレーを奪い、無失点に。

ムーキーの内野手のようなプレー

 ケリーは危なかったと言え助けたのはムーキーでした。まるで内野手のような見事な動きでダブルプレー成立。VTR判定となったのはホームのクロスプレーに対してでなく、ムーキーの捕球がアウトかどうかでした。捕手のウィル・スミスはこのプレーの直後にムーキーが捕球したことを前提に3塁へ送球。タッチアップが早かったとアピールコールをしています。

 ドジャースは4回表にコーリー・シーガーがタイラー・マツェックからソロHRを放ち、1-2と一点を返します。

 ドジャースは3番手にGame1で炎上したブレイク・トライネンを起用。トライネンが4回、5回とパーフェクト投球をしたことで流れがドジャースに傾きました。ちなみにブレーブスは5回にシェーン・グリーンを持ってくるなどかなり気合が入っていました。

ウィル・スミス対決が実現!

 そして6回表、ブレーブスは前のイニングから登板していたシェーン・グリーンが先頭のムーキー・ベッツに四球を出したものの2アウトを奪ったところで交代。次打者が一発のあるマックス・マンシーだったことで左VS左の対戦を好んだようです。

 ここで出てきたのがウィル・スミス。

ブレーブスのウィル・スミス

 ブレーブスのウィル・スミスは2012年ロイヤルズでメジャー・デビューを果たし、ブルワーズ、ジャイアンツを経て、2020シーズンからブレーブスに移籍してきたリリーバー左腕。ブルワーズ時代の2014年には78試合登板。そして2019シーズンは63試合に登板し、52ゲーム・フィニッシュ、34セーブを上げているベテラン。ブレーブスの強力ブルペンの一人ですね。

現地2019年11月14日、ブレーブスがSFGからFAのウィル・スミスを獲得しました。

ドジャースのウィル・スミス

 ドジャースのウィル・スミスは25才の捕手。2016年のドジャース1巡目指名の選手で、2019シーズンにデビューを果たしました。2019シーズンは5月終盤のデビューながら、170打数43安打、打率.253、OBP .337、SLG .571、HR 15、RBI 42を記録。2020年は137打数23安打、打率.289、OBP .401、SLG .579、HR 8、RBI 25。

 とにかく打つキャッチャーです。2020年のCS%(捕殺率)は23%。リーグ平均の24%にちょっと及ばずというフィールディングではあります。

ドジャースのウィル・スミスが逆転の3ランHR

 ゲームの続きですが、マンシー対策で出てきたブレーブスのウィル・スミスですが、結局マンシーを四球で歩かせてしまいます。2アウトランナー1、2塁。

 ここでバッターはドジャースのウィル・スミス。

 この対決はさすがにベテランのブレーブスのウィル・スミスが2球で2ストライクを奪い、勝負を優位に進めます。そしてさすが捕手のウィル・スミスだけあって、その後、フルカウントまで粘りました。

 6球目。ブレーブスのスミスが投じたボールは決して高さに間違いはなかったのですが、ドジャースのスミスがインローをうまくさばき、これが左中間スタンドに飛び込む3ランHRに。

 ドジャースが一気に4−2と逆転。まさにウィル・スミス勝負を制したドジャースが流れをものにした瞬間でした。

 ドジャースは7回には2アウトからコーリー・シーガーのこの日2本目となるHRなどでさらに3点を追加。7回を終えて7−2と5点をリード。

グラテロルがリベンジの1回パーフェクト投球

 ブルペンに不安のあるドジャースですが、追い込まれてそんなことを言っていられない状況が功を奏したのか、どのリリーバーも好投。

 Game4で打ち込まれたブラスター・グラテロルも8回に登板し、パーフェクト投球を披露。

 ドジャースは最終回もケンリー・ジャンセンが三者連続三振に斬ってとり、7-3 で勝利。NLCS2勝目を上げました。

 もうこのゲームでブレーブスが決めると筆者などは思っていたのですが、やはりポストシーズンはわからないですね。

 Game6でドジャースがタイに持っていくのを見てみたいとも思います。

 キーとなるGame6はマックス・フリードとW・ビューラーが投げます。ブレーブスはGame7まで行った場合は、イアン・アンダーソンということですね。

 Game6は投手戦になるのか?、荒れるのか?想像できませんが、非常に楽しみでもあります。

アストロズの勝利が刺激??

 ALCSはアストロズの流れになってきているのが、ドジャースを刺激しているのかもしれません。2017年のチャンプは俺たちなんだ!と。

 ブレーブスにとってはALCSはなおさらレイズに勝ってもらわないといけないですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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