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【MLB2021】大谷選手、ホーム最終戦で112球、10Kの熱投!

今季23度の登板はまさに熱投!

 現地2021年9月26日は、楽しみしていた大谷選手の登板日。大谷選手にとっての投手での出場は23試合目。エンゼルスにとっては156試合目。残り6ゲームは28日からテキサスに飛んでレンジャーズとの3連戦、そして最終カードは10月1日からシアトルでのマリナーズ3連戦です。

 大谷選手はこの日も2番Pでの出場です。

初回から98mph!

 現地2021年9月16日に右腕の違和感により予告先発から外れた大谷選手。様子見をした結果、9月19日のオークランド戦に登板。この日の登板は素晴らしかったですね。

 もう右腕は大丈夫だろうか?という心配をよそに、中6日を空けただけで大谷選手はマウンドに上がりました。

 7月、8月と数字がついてきていた頃は、序盤は抑え気味に入り、回を追うごとに威力を高めるというペース配分だった大谷選手ですが、この日は立ち上がりから情熱的な投球。初回から飛ばしました。

 1回表は98mph超えは2球、97mphは1球。リードオフのJ.P.クロフォードが粘りを発揮して実に10球も粘ったことから、かなり球数を費やすこととなり、初回だけで24球。

エンゼルス、スズキに1発が出るも後が続かず

 エンゼルス打線ですが、2回裏、カート・スズキがLFスタンドへソロHRを放ち、マリナーズが先制。

 しかし、エンゼルス打線はその後、マルコ・ゴンザレスのうまい投球の前に凡打の山。なかなか大谷選手を援護できませんでした。

大谷、被弾!

 大谷投手は6回までスコアレス投球。迎えた7回表、大谷選手は1アウト後に失投。ルーキーのジャレッド・ケルニックに投じたスライダーが外寄りの高いコースに。これをケルニックが豪快に引張り、RFスタンドに入るHRとなりました。

 もったいなかったですね。ただ、さすがの大谷選手も握力の問題が出たのかもしれません。これでスコアは1-1。 

最後のボールがこの日のMAX

 同点に追いつかれた大谷選手でしたが、その後は冷静に後続を抑え、7回で降板。

 この日のMaxですが、7回表にジェイク・バウアーズをファウルチップで空振り三振に仕留めた4シームで、99.2mph。112球目でこの日のMaxが出るとは。

 大谷選手は、7回、112球を投げ、被安打5、失点1、四球なし、10奪三振!とりわけ、四球なしはよかったですね。この日もスプリットを多めに投球。

 大谷選手はこの日の10奪三振でシーズン通算156奪三振となりました。

エンゼルス、逆転され、大谷選手の10勝はならず

 大谷選手降板後の8回表、エンゼルスはホセ・キハーダをマウンドに。ところがキハーダは不運なヒットなどもあり、ランナーを貯めたところで降板。3番手にオースティン・ウォーレンをマウンドに贈りましたが、ミッチ・ハニガーに勝ち越しタイムリーを打たれ、1-2に。その後はジャック・フレイリーの走者一掃のタイムリー二塁打でさらに3点を献上。これでゲームが決まりました。

 大谷選手の打席ですが、1Bゴロ、CFへの大きなフライ、CF前シングルで3-1。

 ゲームは5-1でマリナーズの勝利。

 エンゼルスは、ちょっとしょっぱいホーム・フィナーレとなりました。

「勝ちたい」

 これはどのタイミングでの取材なのかは調べることができなかったのですが、契約についてのコメントがあったようです。

 「エンゼルスは非常に好きだし、ファンも雰囲気もいいけど、それ以上に勝ちたいんだ。」

 ”but, more than that, I want to win. I’ll leave it at that.”

 2023年までの契約です。エンゼルスは今オフ、本腰を入れて投手を補強しにかかるかもしれませんね。

 かなり熱投だった大谷選手。最終戦に登板するかどうかは微妙なところです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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