大谷選手の投手デビュー戦
ついに、大谷投手のデビュー戦が来ましたね!
現地2018年4月1日、現地時間13時過ぎ、日本時間で朝5時、大谷投手がメジャーのマウンドに立ちました。相手はアスレチックス、敵地コロシアムでのマウンドです。
もうニュースで散々やっておりますが、衝撃的なデビュー戦はこのような流れでした。
投球ログ(球種)
【1回裏】
※LAA3者凡退後
1番 セミエン 空振り三振
- 4シーム➙スライダー➙スライダー➙スプリット
2番 ジェド・ロウリー キャッチャーフライ
- 4シームX4➙スライダー➙4シーム 3球目に99マイル!
3番 マット・オルソン 空振り三振
- 4シーム➙スプリットX2 初球 99.6マイル!
【2回裏】
※表にLAA2点先制後
4番 K・デービス 空振り三振
- スライダーx4
5番 マット・ジョイス LF前シングル
- 4シームx2
6番 S・ピスコッティ RF前シングル
- 4シーム➙スライダーx2➙スプリット➙4シーム
7番 マット・チャップマン 左中間HR
- スライダーx2
8番 J・ルクロイ 2Bゴロ
- 4シームx2➙スライダー➙スプリット➙4シーム
9番 B・パウエル Pゴロ
- カーブ➙スプリットx2
【3回裏】
※表にDPでチャンスを潰した後
1番 セミエン 3Bゴロ
- スプリット➙スライダー➙4シーム➙スライダー➙4シームx2➙スライダー
2番 ジェド・ロウリー SSゴロ
- カーブ
3番 M・オルソン 空振り三振
- スプリット➙4シームx2➙スプリット
【4回裏】
※表のLAAは三者凡退後
4番 K・デービス 2Bポップフライ
- スライダー➙4シームx2➙スライダーx2➙4シーム➙スライダー➙スプリット
5番 M・ジョイス 四球
- カーブ➙スプリット➙4シームx3
6番 S・ピスコッティ LFライナー
- スライダーx3➙スプリットx2➙スライダー
7番 M・チャップマン 空振り三振
- 4シームx3➙スライダー➙4シームx2➙スプリット
【5回裏】
※表にLAAが2点追加で4−3でリード
8番 J・ルクロイ LFフライ
- 4シームx2
9番 B・パウエル 1Bゴロ
- 4シーム➙スプリットx3➙4シーム➙スプリット
1番 セミエン 空振り三振
- スライダーx2➙スプリット➙スライダー➙4シーム➙スプリット
【6回裏】
※表にLAAがランナーを2人出すも、無得点
2番 ジェド・ロウリー SSゴロ
- 4シームx2
3番 M・オルソン LFフライ
- スプリット➙4シームx2
4番 K・デービス SSポップフライ
- スプリットx3 2球目のスプリットは90.4 マイルを計測!
以上、6イニングを投げ、被安打3、内HR1本、失点3、与四球1、奪三振6で、92球中ストライクが63球。
バッチリ、合わせて来ましたね。驚きました!
スプリングトレーニングとの違い
スプリング・トレーニングでは4シームのスピードは上がっていたものの、変化球も含め制球に苦労していましたが、この日はスプリットがよく決まっていましたね!ほぼ100マイルのファストボールと90マイルのスプリット。圧巻です。
リズムもよく、要所要所で流れを渡しませんでした。3ランHRを打たれたボールは失投だと思いますが、そういったボールはこの1球くらいだったのではないでしょうか。
いい流れをつくったので、7回表にエンゼルスが3点を追加。7−3としました。
最終回にリリーフが打たれて4点目を失った時、筆者は大谷投手の勝ち星が消えた!と勘違いしてしまいました(もちろん、それは誤りです)。
勝利投手の条件
大谷投手が6回を投げきった時点でスコアは4−3でエンゼルスが1点リード。降板直後の7回表に味方が3点を追加したので、同点(7点)でリセットされるまでは大谷投手に勝ちがつくという仕組みでした。
『勝利投手の権利とは?条件によっては、0球でも勝利投手になる』
- 勝利投手の権利が発生するのは試合が成立してから
- 勝利投手の権利が最初に発生するのは、試合が成立してからリードしているチームで登板していた投手
- リードを守れなかった場合、勝利投手の権利は消える
- 勝利したチームの投手の誰かは必ず勝ち投手になる
5回を投げ終えて、勝利投手の権利を得た場合、完投してチームが勝利もしくは投手交代してから登板した中継ぎ投手が、一度も同点もしくは逆転されない状態で試合が終われば勝利投手になれます。
とにかく、デビュー戦、いきなりの白星。何より内容がとてもよかったので、嬉しい限りです。
大谷投手の次の登板はまだ発表になっておりません。中5日か6日を空けるなら、現地4月6日もしくは7日の登板になりそうです。両日ともにまたしてもアスレチックス戦です。今度は
地元アナハイム開催です。
その他
ゲリット・コールがHOUデビュー戦に勝利
また、アストロズ移籍後のデビュー戦となったゲリット・コールも好投!7回を被安打2、失
点1、奪三振11で今季初勝利を上げました。
日曜日なのに空席が
VTRを見て思ったのですが、日曜日のゲームだったのにやたらと空席が目立ちました。
レッズのグレート・アメリカン・パークに至ってはスタンドの色がそのまま出たような真っ赤な画面でした。もっともグレート・アメリカンは昨年から満席となったのをあまり見たことがないのですが。
- MIN@BAL @カムデンヤード/13:00 :17,212人
- PIT@DET @コメリカ
- GM1/13:10 : 14,858人
- GM2 / 18:10 : 18,438人
- NYY@TOR @トロント/13:07 : 29,091人
- LAA@OAK @コロシアム /13:05 :14,644人
- WSH@CIN @グレートアメリカン /16:10 : 10,335人
- BOS@TBR @トロピカーナ/ 13:10 :14,256人
- SFG@LAD @ドジャースタジアム:41,866人
なぜなのか考えて見たのですが、考えられる1つは、礼拝。アメリカの日曜日は礼拝を大事にします。MLB黎明期では日曜のゲームを止めにしていたほど大事なものです。
例えばショッピング・モールも日ようは開店・閉店が短縮された営業になったりします。
この日は13時開始のゲームが多かったので、11時頃に礼拝がある地域は球場に行けなかったのかも?というのが1つ。
あとは、例年なら開幕は4月2日とか3日です。その影響もあって出だしが悪かったのでしょうか。そのような仮説を立てております。
お読みいただき、ありがとうございました
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