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【MLB2026】エンゼルスとアンソニー・レンドンが最終年の支払い猶予に合意!岡本らの獲得資金が生まれる

レンドンは2026年はプレーせず

 現地2025年12月30日、ロサンゼルス・エンゼルスは長年懸念となっていたアンソニー・レンドンの契約最終年の支払い変更に両者間で合意。これで岡本和真選手らFA選手獲得に資金を回せる状況となりました。これでエンゼルスはいつでもレンドンをリリース出来る状況になったと言えます。

 今回のレンドンのサラリーの再構築により、アンソニー・レンドンは最終年にプレーしないことが確定。

 また、エンゼルスは資金面だけでなく、ロスター面でも一つスペースを作ることが出来るので、2016年から10年連続で続いている勝率.500未満の汚名や現時点でメジャー・ワーストの11年連続でポストシーズンを逃している状況の改善に全力を注ぎます。

レンドンには38Mドル支払われる

 今回の契約の再構築はポイントとしてはレンドンには2026年のサラリー$38Mが支払われます。ただし、今後3~5シーズンに渡って延期されるという点にあります。繰延払いの形です。

 最終的には全額保証です。契約ですから。

レンドンの契約のおさらい 

 2019年のナショナルズのワールドシリーズ・ヒーローの一人であるアンソニー・レンドンは2019年11月にエンゼルスと以下の内容でサイン。2025年12月、この契約は誰が見ても史上最悪の契約のうちの1つと言わざるを得ない結果となりました。

  • 7年/$245M (2020-26)
    • サイニング・ボーナス:$4M (2019/12/31に支払い済み)
    • サラリー:
      • 2020:$25.5M | 2021:$27.5M |2022:$36M | 2023-2026:$38M/年
    • アウォード・ボーナス 設定あり(省略)

 これまでのレンドンの贅沢税上のサラリーはAAV通りの$35Mでしたが、2026年はいくぶんか薄まる見込みでそれでも$30Mは超えてくるでしょう。

 ただ、キャッシュフロー的には上述の通り、いい状態になるということです。

 エンゼルスは現時点でレンドンのインパクトを入れても40manロスターの見込み総額は$189Mほど。2026年の閾値は$244Mですから、贅沢税上はまだまだかなりのスペースがあります。

最初の2年は機能したレンドン

 アンソニー・レンドンは2019年にナショナルズで146試合に出場。.319/.412/.598、OPS 1.010、HR 34,二塁打 44、RBI 126をマーク。オールスター出場、シルバースラッガー賞受賞、MVP投票3位となりました。RBIではNL1位、打率はNL 3位を記録。ワールドシリーズ制覇に大きく貢献しました。2017年から2019年にかけての3年間の成績は.310/.397/.556を記録。素晴らしいの一言でした。

 2019年オフにエンゼルスと上記の契約でサイン。

 そしてエンゼルスとの契約初年度の2020年はコロナ・パンデミックで60試合に短縮され、レンドンのサラリーの受け取りも他の選手同様に満額ではありませんでした。それでも2020年は52試合に出場し、.286/.418/.497、OPS .915、HR 9、RBI 31とエンゼルスが求めていた結果を叩き出したと言ってもいいでしょう。

2021年以降は機能せず 

 期待されたレンドンでしたが、2021年以降は短縮シーズンが続いているのか?というくらいにしかゲームに出場出来ませんでした。

怪我に次ぐ怪我で出場は1/4ほど

 2021年シーズンは股関節の手術で58試合の出場に留まり、2022年シーズンは手首の手術で6月に終了(一応、10月には2試合復帰しましたが)。

 2023年と2024年は手術を一切受けなかったものの、脛骨骨折(脚にファウルボールが当たった際に負傷)、ハムストリング断裂、そして腹斜筋の捻挫という重傷のため、2シーズンを併せて出場試合数はわずか90試合。

 2025年シーズンは2度目の股関節手術を受け、全休を余儀なくされました。

 エンゼルスでは6シーズンでわずか257試合の出場にとどまり、1095打席で.242/.348/.369、HR 22本にとどまりました。

 エンゼルスでフル出場できたのは1032試合(2020年の60試合+2021年から2026年までの162試合 x 5)でしたので、257試合の出場は24.9%、おおよそ4分の1だったということになります。

 また守備も振るわず、事実上は控え選手レベルとなりました。

 2023年には、フィールドを去る際に罵声を浴びせられたアスレチックスファンのシャツを掴む様子が動画に撮影され、罵声も浴びせて4試合の出場停止処分と罰金を科せられたことも。

資金を誰の補強に回すのか? 

 レンドンの贅沢税上のサラリーの薄め作用はそれほどでもありませんが、しかし、上述のように補強資金に回す金額が増えました。

 FA市場ではまだアレックス・ブレグマン、岡本和真選手に加え、カイル・タッカー、ボー・ビシェット、コーディ・ベリンジャー、フランバー・バルデス、レンジャー・スアレス、今井達也投手も未契約。今井投手の45日間のポスティング期間は1月2日に終了し、岡本選手のそれはその2日後に終了。

 噂では岡本選手の候補はパイレーツ、そしてエンゼルスも含まれています。

 果たして今回のレンドンのサラリーの再構築がどう作用するのか、見ものですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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