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【MLB移籍2025】ブルージェイズがオリオールズからセランソニー・ドミンゲスを獲得

ダブルヘッダーの合間に決まる!

 現地2025年7月29日、ブルージェイズとオリオールズはダブルヘッダーを行い、16-4、3-2のスコアでいずれもオリオールズが首位ブルージェイズを叩きましたが、この試合の合間に両者のフロントがディールを成立させました。

 オリオールズのリリーバー、セランソニー・ドミンゲスがブルージェイズへ移籍することとなりました。

トレード概要

 このトレードで動くのは計2名。

ブルージェイズGet

  • セランソニー・ドミンゲス(Seranthony Domínguez/30)P | B/T: R/R
  • キャッシュ($8Mサラリーの残りの一部)

オリオールズGet

  • フアロン・ワッツ=ブラウン(Juaron Watts-Brown/23)P | B/T: R/R

 このディールでブルージェイズはベテランリリーフのチャド・グリーンをDFAとし、セランソニー・ドミンゲスのロスター・スポットを空けました。

 セランソニー・ドミンゲスの現在の契約は2023年2月にフィリーズとサインした2年/$7.25M (2023-24) +2025 $8M クラブオプション。彼は2024年のトレード・デッドラインでオリオールズへ移籍しており、シーズンオフにオリオールズが2025年の$8Mのクラブ・オプションを行使。そのため、今季のサラリーは$8Mで、残りサラリーはおそらく$2.8M。この残債のいくらかをオリオールズが負担して、ブルージェイズにトレードしています。金額は明かされておりません。

TORは複数面でアップグレードを画策

 現地2025年7月29日時点のブルージェイズのピッチングのERAは4.27でMLB 23位でALでは12位。かなり下位に甘んじております。このうち、スターターのERAは4.51でALで13位、リリーバーは3.94でむしろスターターよりも良く、それでもALで9位。 

 それでもALイースト首位に君臨しているのは打撃がいいからで、チームBA .264はMLB NO.1、チームOBP.335もMLB NO.1です。

 ヴラディーミル・ゲレロ・Jr.は.293/.397/.463、OPS .860と好成績をマーク。捕手のアレハンドロ・カークは打率 .304、ボー・ビシェット、ジョージ・スプリンガーがともに.291、3Bのアーニー・クレメントが.277とまさに打線になっています。ジョージ・スプリンガーは頭部に死球を受けましたが、大事には至らず、脳震盪のケアをしつつ、数日で復帰見込みではあります。

 数字を見ても投手陣のアップグレードは必須で、スターターも探しているのですが、まずはブルペンも補強しておきたいということでセランソニー・ドミンゲスの獲得となりました。

ジェフ・ホフマンは復調ぎみ

 ジェフ・ホフマンを獲得してクローザーとして起用。5月に3試合ほど、1アウトしか取れずにリードを吹き飛ばしてメルトダウンしたのが尾を引き、今季はERA 4.87と悪いですが、直近15試合ではERA 3.14と回復傾向にあります。

 頑張っているのは元中日のジャリエル・ロドリゲスで45試合でERA 2.21、左腕のブレンドン・リトルもERA 2.64。

 イーミ・ガルシアが肩の衝突で1か月以上離脱し、復帰後わずか3日で今度は足首を捻挫し、またILへ逆戻り。チャド・グリーンもERAが悪かったのでDFAとし、ブルペンが不足していたも事実です。

スターターも狙う

 ブルージェイズは当然、スターターも狙っており、ディラン・シーズの噂も。注目ですね。

(TOR)セランソニー・ドミンゲスとは

 一時期はフィリーズのクローザーも務めたセランソニー・ドミンゲス1994年11月25日生まれの30才。ドミニカ共和国出身で2011年10月にアマチュアFAとしてフィリーズとサイン。2018年にデビューし、登板は全てリリーフで、2018年は58.0 IPでERA 2.95、16SVをマーク。

 2019年に右肘を傷めて再建型のトミージョン手術を実施。2022年に復帰し、54試合でERA3.00をマークし、クロージングも任されました。2023年は50.0 IPでERA 3.78とやや悪化。2024年は58.2 IPでERA 4.45とまた悪化しました。

 2025年はオリオールズで41.2 IPでERA 3.24と改善しております。

 BB%が高いというリスクもありますが、平均が97.5mphを超える4シーム、シンカーは魅力に違いありません。

(BAL)フアロン・ワッツ=ブラウン

 オリオールズが獲得したフアロン・ワッツ=ブラウン(Juaron Watts-Brown/23)はJuaronが難しい発音ですが、一応フアロンとしておきます。

 ドラフトはブルージェイズの2023年の3巡目でオクラホマ州立大学の出身。

2025シーズンをクラスA+とダブルAで過ごし、両レベルを併せて89.0イニングでERA3.54。SO9は11.6、BB9は3.8でコマンドにまだ課題があります。

オリオールズ、まだ出すかも 

 ALイースト最下位のオリオールズはすでにオールスターブレイクの前にブライアン・ベイカーをレイズへ、先日はグレゴリー・ソトをメッツにトレードしました。今回のセランソニー・ドミンゲスで3人目です。

 まだチャーリー・モートンなどもトレード候補に上がっており、オリオールズはまだ出しそうです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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