2026年ALサイ・ヤング賞候補は来季もレイズ
現地2026年10月31日、2026年にALペナントを制し、ワールドシリーズに進出し、ブルワーズとの死闘を演じたタンパベイ・レイズは、今オフに契約の節目を迎えていたエースのドリュー・ラスムッセンとの2027年のクラブ・オプションを行使。2026年のALサイ・ヤング賞で上位に入ると入ると思われるドリュー・ラスムッセンは2027年もレイズで腕を振ることが決まりました。
ドリュー・ラスムッセンの契約
レイズとドリュー・ラスムッセンは2025年1月に調停を避けて以下の内容で延長契約を結んでおりました。
- 2年/$8.5M (2025-26)+2027 クラブオプション
- サイニング・ボーナス:$0.5M
- 2025: $2M | 2026:$5.5M
- 2027: $8M クラブオプション ($0.5Mバイアウト)
これだけなら、格安!と思いますよね。ただ、ラスムッセンが契約しているビバリーヒルズ・スポーツカウンシルも黙ってはいません。2027年のクラブオプションに関し、まるで先でも見ていたかのような以下の条件を設定しておりました。これは本当に凄い。
ラスムッセンの2027年の20Mドル増額のオプションの中身
- 2027年のオプションは以下の項目を達成及び健康な状態を確保でMAX$20Mに増加
- 8先発で$0.5M、12先発で$0.75M、16先発あるいは20先発でそれぞれ$1M、24先発で$1.25M、28先発で$1.5M →トータルで$6M
- 2026年の右腕に関連する故障者リスト(IL)登録日数が45日以下、かつ2026年のIL登録日数の合計が75日以下である場合、ラスムッセンが2027年シーズンに向けて健康であると判断されたことを条件に、$1.5Mの増額
- 右腕に関連するIL登録日数が75日を超える場合、またはIL登録日数の合計が105日を超える場合は、$2.5M
- 右腕関連のIL登録日数が75日以下、またはIL登録日数の合計が105日以下の場合:$3.5M
- 右腕関連のIL登録日数が45日以下、かつIL登録日数の合計が75日以下の場合:$4.5M
- 右腕関連のIL登録日数が15日以下、かつIL登録日数の合計が45日以下の場合:$6M
2026年のドリュー・ラスムッセン
ちなみに2026年のドリュー・ラスムッセンは30先発、172.0 IPで16勝5敗、ERA 2.67。そして2026年はILへの登録日数は0。それはそうですよね。30試合も先発しているのですから。2026年は4月8日にパタニティー・リーブで離れただけです。
2027年は$8Mと設定されていましたので、その上で上記の赤枠の1番目の先発試合数だけで計$6M、IL登録数は0日だったので赤枠の6番に該当し$6M。つまり$8M+$6M+$6Mで計20Mとなるわけです。
ドリュー・ラスムッセンの2027年のサラリーは$20M。
レイズとすれば、ドリュー・ラスムッセンの怪我によるリスクも考慮に入れていた延長契約でした。
ドリュー・ラスムッセンは大学時代の2016、2017年に2年連続でトミー・ジョン手術を実施。
プロ入り後も2023年5月12日には屈筋の肉離れにより60 Days IL入りし、2023年7月24日にハイブリッド型のインターナル・ブレース手術を実施。2024年は大半をそのリハビリに費やし、2025年になり、ようやくフルシーズンでの復帰を果たして150.0 IPでERA 2.76をマークしたのでした。
レイズ、ぜいたく税上のサラリー総額は27位
レイズの2026年のぜいたく税上のサラリー総額は$112M(これからオプション行使などで若干の調整が入ります)で、これはMLBで27位。
投資額以上の成果を出すのがレイズ流ですが、これでALを制覇したのです。
レイズは新オーナーに変わりましたので、多少の投資額は増えて行きそうです。ドリュー・ラスムッセンの$20Mはもちろん、クラブ最高額。これにヤンディー・ディアスの$13Mが続きます。

ちなみにワールドシリーズ・チャンプとなったミルウォーキー・ブルワーズは$154MでMLB19位、レイズとALCSを争ったクリーブランド・ガーディアンズは$93.1MでMLB29位です。
ドリュー・ラスムッセンと言えば、2026年のALDSでのヤンキース戦が凄かったですね。もはやニア・ノーノーです。

2027年もヘルシーであれば、レイズは大きな柱が出来ましたね。なお、レイズはニック・マルチネスが2027年の$20Mのミューチュアル・オプションを蹴りました。
レイズがどうやってローテーションを作っていくのかも楽しみですね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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