レッドソックス、2年連続のポストシーズン進出決定
現地2026年9月20日、ボストン・レッドソックスがプレーオフ進出を正式に決めました!レッドソックスは2年連続でのプレーオフ進出です。
すでに17日の時点で地区優勝の可能性は消えていたレッドソックス。その時点でALイースト首位のレイズとは勝利数で10もの差(92勝と82勝)があり、ターゲットはもはやそんなところにはありませんでした。とにかく、ポストシーズン進出を確定すること。レイズとのファイナル・シリーズが始まってからはターゲットはそこにありました。
レイズとのシリーズは負け越し
Gm1をレンジャー・スアレスの好投とローマン・アンソニーのHRなどでものにしたレッドソックス。Gm2でプレーオフ進出を決めたいところでした。

しかし、Gm2では投手陣が踏ん張るも、1−2で惜敗。勝てた可能性のあったゲームでしたが、いかんせん打線がなかなか1本が出ず(それはレイズも同じでした)。これでPS進出がまた1日ズレてしまいました。
迎えたGm3は、レッドソックス先発のパトリック・サンドバルが立ち上がりに大炎上。プレーボール直後に連続四死球でランナーを貯めた後、3連続長短打を浴びて計4失点。しかも、ここまでアウトが1つも奪えない状況で、終わってから振り返ると、よくぞ4失点で留めたなというくらいの悪いイニングでした。
かなりしんどい状況となったが故に、打線もプレッシャーがかかってしまい、レイズ先発のグリフィン・ジャックスを捉えられず、そのまま最終回へ。最後にトレバー・ストーリーがソロHRを放って1点を返すも、ゲームは5-1で敗れました。

惜しかったのはパトリック・サンドバルが2回以降は別人の投球をしたこと。2回以降は5回裏にビクトル・メサ・Jr.にソロHRを1発浴びて1点の追加点を奪われたのみで、それ以外は1人のランナーをルシませんでした。一体、初回の荒れ具合は何だったのか?という投球でした。
レッドソックスは連敗となり、負け越しでシリーズ勝利とはならず。また、シーズンの直接対決の成績も6勝7敗で負け越しに終わったのでした。
アストロズの敗戦待ち
ただ、この日はまだレッドソックスに望みがありました。レッドソックスは20日のゲームが始まる前に、以下のいずれかの結果が出れば、プレーオフ進出を確定させることができました。
- レッドソックスがレイズに勝利すること(=自力)
- アストロズが敗れること
- レンジャーズが敗れること
(ワイルドカード順位 20日の試合前)
| # | team | W-L | Win% |
|---|---|---|---|
| 1 | NYY | 89-65 | .578 |
| 2 | BOS | 84-71 | .542 |
| 3 | CWS | 79-76 | .510 |
| 4 | HOU | 77-78 | .497 |
| 5 | TOR | 76-79 | .490 |
| 6 | BAL | 75-80 | .484 |
レッドソックスは1番の自力のケースが消えたので、2番、3番の他力を頼むしかありませんでした。このうち、時差の関係で3番のレンジャーズの試合が先に終わっており、結果はレンジャーズがブルージェイズに敗れました。
- レッドソックスがレイズに勝利すること(=自力)→結果は敗戦)。
- アストロズが敗れること(対戦相手はブレーブス→結果は、ALT 4, HOU 2)。
- レンジャーズが敗れること(対戦相手はブルージェイズ→BOSの試合前に結果が判明。TOR 7, TEX 2)。
よって、レッドソックスはあと1つの選択肢である、ブレーブス@アストロズ戦を待つことになりました。
レジェンドの孫がレッドソックスを導く
ブレーブスは、アストロズ先発のハンター・ブラウンに5回まで無失点に抑えられ、0-1とリードを許しておりましたが、6回表にアストロズのリリーバーを攻め立てて一挙4得点をマーク。これにはレッドソックスOBのカール・ヤストレムスキーの孫のマイク・ヤストレムスキーが3ランHRを放って勝ち越したことが大きかったです。ブレーブスは4-2のスコアで勝利。

時差の関係で、試合終了から1時間後にブレーブスの勝利を知ったレッドソックス。
セレブレーション
これでセレブレーションが行われることに。
「どうやって進出したかなんて気にしないよ。進出できたという事実が重要なんだ」と、SSのトレバー・ストーリーは語った通り、選手たちは喜びを爆発させました。
ウィルソン・コントレラスは「これはポストシーズンで勝ち進むための最初のステップに過ぎない。これだけはみんなに伝えておきたい。俺は君たち一人ひとりを誇りに思っている。長いシーズンだった。怪我やスタッフの交代といった困難もあったが、僕らは決して信じることをやめなかった。だからこそ、今ここにいるんだ」とスピーチしました。
2026年レビュー
コーラを解任
「彼らは『ノー(不可能)』という答えを受け入れなかったんだ」と語ったのは暫定監督のチャド・トレイシー。チャド・トレーシーは4月26日、開幕から10勝17敗という成績だったチームをアレックス・コーラから引き継ぎ、奇跡的なカムバックでポストシーズン進出を決めました。



ただ、チャド・トレーシーに交代した後もすぐには結果が出ませんでした。6月24日の開幕78試合時点の成績は32勝46敗。この時点でポストシーズン進出を予想できた人はほとんどいなかったはずです。
筆者も今季のMLB.tvへの投資は失敗に終わったかと思っておりました。
15連勝
しかし、6月25日から28日にかけて本拠地フェンウェイ・パークで行われたヤンキースとの4ゲームシリーズをスウィープ。これが大きな結果となりました。次戦のナショナルズとのシリーズでは1勝2敗と負け越したものの、内容はまるで違うチームの戦いぶりとなりました。
そして、7月3日のエンゼルス戦からチームは15連勝を記録。これは、テッド・ウィリアムズらがいた1946年チームのクラブレコードに並ぶものでした。

連勝が止まった後も、レッドソックスは間髪入れずに7月29日から8月7日までに9連勝を達成。
7月の成績は脅威の21勝4敗。
なお、レッドソックスは最初の78試合で46敗を喫しながらも勝率5割以上でシーズンを終えるという史上初のチームとなりました。
PSではシリットラーとの対戦
レッドソックスはこのまま行けば、ワイルドカード枠NO.1のヤンキースとのワイルドカード・シリーズとなります。2025年は、ギャレット・クロシェの素晴らしい投球でGm1を制したものの、その後はヤンキースが3試合でシリーズを勝ち抜いたのでした。
お読みいただき、ありがとうございました。

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