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【2025ALDS_5】総勢15投手、計37奪三振!壮絶な投手戦は延長15回でマリナーズがサヨナラ勝ち!

マリナーズが決戦を制し、ALCSへ

 現地2025年10月10日のタイガース@マリナーズのゲームは凄かったですね。延長15回、試合時間4時間58分の死闘。最後はマリナーズがホルヘ・ポランコのサヨナラ安打で勝利を納め、ALDSの戦績を3勝2敗とし、ALCSへの進出を決めました。

 マリナーズがALCS進出を決めたのは2001年の116勝をマークして以来のこと。イチロー選手のデビューイヤーですね。もしもマリナーズがALCSを突破すれば、クラブ史上初のワールドシリーズということになります。

MLB Gameday: Tigers 2, Mariners 3 Final Score (10/10/2025)
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PS最長ゲーム

 この日のゲームは2018年のレッドソックス@ドジャースのワールドシリーズ Gm3を思い出しました。

 この時は延長18回の大熱戦で、7時間21分でワールドシリーズ史上最長、ポストシーズン最長記録。当時、中継を見ていて日本時間午前9時過ぎに始まって、終わったのは17時前というワーキングデーかというくらいMLBで1日が終わった日でした。

ピッチャーは15名!計472球

 MLBが時短になって以降、こんな長いゲームは久々に見た気がしましたが、投入した投手がすごいです。まず総勢15名、タイガースが8名、マリナーズが7名。そして投球数が計479球。

タイガース投手陣は20奪三振

 すごいのはタイガースの投手陣で敗れはしましたが、なんと20奪三振を記録。最後は先発のジャック・フラハーティーも登板。ケイダー・モンテロも先発できる投手ですが、このポストシーズンではブルペンです。

TigersIPHRERBBSOHRPitched
スクーバル6211013099
フィネガン(H, 1)0.211110018
ホールトン(BS, 1)0.11000003
ヴェスト210004035
メルトン110011017
K・モンテロ200010032
フラハーティー200032043
ケインリー(L, 0-1)0.121110016
Total14.18337200263

マリナーズ投手陣は17奪三振

 マリナーズも先発のローガン・ギルバート、ルイス・カスティーヨを投入しました。

MarinersIPHRERBBSOHRPitched
カービー531106066
スパイアー(BS, 1)0.21110014
ブラッシュ200002026
A・ムニョス1.100022025
ギルバート230012034
バザード2.210014039
カスティーヨ(W, 1-0)1.100001015
Total15.08224171209

タリク・スクーバルが13K 

 まずはタイガース先発のタリク・スクーバルを讃えないといけません。ポストシーズンではALWC Gm1に中6日で登板して8回まで、ALDSでは中4日でGm2に登板して7回まで、そしてこの日のALDS Gm5も中4日での登板。

 シーズン終盤からショートレストが続く中、いずれも6.0イニング以上に登板してQS以上の結果を残しました。

7者連続KはPSレコード

 この日、圧巻だったのは2回の3アウト目から4回3アウトまで2.1イニングに亘って7者連続奪三振をマーク。これはポストシーズンレコードとなりました。これまでの連続奪三振は6。複数の投手が記録していました。

SEAが先制

 先制点はマリナーズで2回裏、1アウトからジョシュ・ネイラーが2ベースを放つと、つづくみっち・ガーバーの時に三塁に盗塁成功。これはタリク・スクーバルはもう牽制する気がありませんでしたが、ネイラーの離塁はアウトに出来る離塁でしたので、もったいなかったですね。

 このスティールが効いて、ミッチ・ガーバーが犠牲フライを放ち、マリナーズが1チャンスをものにして先制します。

DETがカーペンターのHRで逆転

 タイガースが得点を上げたのは6回表。イニング先頭のハビアー・バイエスがジョージ・カービーから2ベースを放ってチャンスメイク。ジョージ・カービーはここで降板となりました。代わってマウンドに上がったのは左腕のゲイブ・スパイアーで、これは左打席のケリー・カーペンター対策。

 しかし、ケリー・カーペンターはスパイアーの真ん中高めの4シームを右中間スタンドにもっていく2ランHRを放ち、タイガースがまず2-1と逆転に成功します。

SEAが追いつく

 2点を先制されたマリナーズは7回裏、タリク・スクーバルが降りて、カイル・フィネガンに代わったところで反撃。2アウト1塁からジョシュ・ネイラーがシングルを放って2アウト1、2塁とすると、タイガースは左腕のタイラー・ホールトンにスイッチ。マリナーズはここでドミニク・カンゾーンに代えてスイッチ・ヒッターのレオ・ディバスを代打に送り、そのリバスがLFにタイムリーを放ってネイラーが生還して2-2の同点としました。

 この後は延長戦に突入。

8回以降、ともに一本が出ず

 タイガースは8回表2アウトから登板したアンドレ・ムニョスから2つの四球を選び、2塁にラナーを送るも、ライリー・グリーンがポップフライで凡退。

 マリナーズは10回裏、トロイ・メルトンから先頭のビクター・ロブレスが2ベースを放ってチャンスメイク。この後、カル・ロリーの申告敬遠もあり2アウト1、2塁としましたが、フリオ・ロドリゲスが凡退してサヨナラならず。

 11回表、タイガースはローガン・ギルバートからケリー・カーペンターがイニング先頭でシングルを放ってチャンスメイク。ライリー・グリーンが申告敬遠で歩き、1アウト1、2塁とするもスペンサー・トーケルソンがLFフライ、コルト・キースが三振に倒れて勝ち越しならず。

タイガース、12回の最大のチャンスを逃す 

 タイガースに波が来たのは12回表。ローガン・ギルバートからザック・マッキンストリーとディロン・ディングラーが2連続シングルでチャンスメイク。マリナーズはここでエドガルド・バザードにスイッチ。代わりばな、パーカー・メドウズが送りバントを決め、1アウト2、3塁。

 しかし、この後、ハビアー・バイエスがバットを折られる3Bゴロでマッキンストリーはホームタッチアウトで2アウト。ケリー・カーペンターが申告敬遠で2アウト満塁とするも、グレイバー・トーレスが狙い球を絞りきれず、RFフライに倒れて無得点。これは痛かったです。

タイガース、ブルペンが何度も凌ぐ

 12回裏、マリナーズはケイダー・モンテロから先頭のレオ・リバスが四球を選んで出塁。つづくビクター・ロブレスはバントの構えでデッドボールとなり、ノーアウト1、2塁のチャンス。

ロブレスのバントはファウルでは?

 ロブレスのバントのシーンです。審判はロブレスへの死球と判断。しかし、試合終盤の状況で失うものは何もないタイガースはチャレンジを依頼。スローモーションのリプレイでは、ボールが最初にバットに当たり、次にロブレスの手に当たったように見えます。つまり、これはファウルボールの判定になるべきだったのでは?長い検証の末、やはり死球と判定され、マリナーズはノーアウト1、2塁のチャンスを迎えました。ニューヨークのモニターもこれは間違いだったのでは?と思います。

 これが大事にならなかったのはこの後、ケイダー・モンテロがJ・クロフォードをCFフライに仕留め、ランディー・アロウザリナをダブルプレーに斬って取ったため。

13回裏、ジャック・フラハーティーも好投

 13回裏、タイガースはジャック・フラハーティーを投入。13回裏はボール先行で苦戦しながらもなんとかカウントを作ったものの、結果的に2者連続四球でピンチを迎えます。しかし、フリオ・ポランコから三振を奪い、1アウトを取ったフラハーティーはつづくユーヘイニオ・スアレスをダブルプレーに取り、ピンチを脱出。

14回表、タイガースはチャンスを活かせず

 2イニング連続でピンチを凌いだタイガースは14回表に、1アウトからディロン・ディングラーが2ベースを放って出塁。メドウズが倒れて2アウトとなったところで、マリナーズはルイス・カスティーヨを投入。ハビアー・バイエスとの一騎打ちでした。

 しかし、ここはルイス・カスティーヨが抑え、タイガースはまたも一本が出ず。ディロン・ディングラーの前にランナーを置きたかったです。

15回裏、ポランコがサヨナラヒット

 タイガースは15回裏にトミー・ケインリーを投入。これはやばいなと思いました。ヒンチ監督ももやは達観したような顔です。

 ケインリーはいつものチェンジップONLYではなく、4シームも交えて投げていたのですが、先頭のクロフォードにシングルで出塁を許すと、アロウザリナには死球でノーアウト1、2塁。

 この後、カル・ロリーを迎えましたが、CFフライに仕留めて1アウト。そしてフリオ・ロドリゲスは申告敬遠にし、1アウト満塁でホルヘ・ポランコを迎えます。タイガースは絶対絶命のピンチ。ここでチェンジアップをひっかけさせてダブルプレーと行きたかったところでしたが、ポランコが上回り、打球はRF前に。クロフォードが生還してマリナーズが3-2で勝利を納めました。

 タイガース、いい試合を見せてくれたと思います。お疲れ様でした。

 マリナーズは1日空けてALCSです。強い投手陣がトロントの打線と勝負。これは楽しみですが、そもそも点を取らないと勝てないので、トロントの投手陣VSマリナーズ打線の対戦をよく見てみたいと思います。 

 お読みいただき、ありがとうございました。

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