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【2023NLCS5】ウィーラーが7回1失点、ハーパー&シュワーバーがHR!PHIが完勝で3勝目を上げ、WS進出に王手

序-中-終盤でそれぞれ効果的な2得点

 チェイス・フィールドに舞台を移してからはDバックスの驚異的な粘りに合い、2連敗を喫して2勝2敗のタイに持ち込まれたフィラデルフィア・フィリーズ。

 Game5の先発投手はGame1と同じ顔合わせで、大エースのザック・ウィーラーが登板。Dバックスはザック・ギャレンでした。この日はブルペン・ゲームとなった前日のGame4とは違い、エース同士の登板ということで、ともに深いイニングまで投げております。

スタメンと成績

 この日のスタメンと成績。

MLB Gameday: Phillies 6, D-backs 1 Final Score (10/21/2023)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone info, and Statcast data for Phillies vs. D-backs at Chase Field
#PHIAZ
1シュワーバー/ DH: 4-2キャロル/RF: 4-1
2ターナー/SS: 4-0マルテ/2B: 4-1
3ハーパー/ 1B: 4-2モレーノ/C: 4-1
4ボーム/ 3B: 3-0ウォーカー/1B: 4-1
5ストット/2B : 4-2スミス/DH: 4-0
6リアルミュート/C: 4-1グリエル/LF: 4-1
7カステヤーノス/RF: 3-0トーマス/CF: 4-1
8マーシュ/LF: 4-1ロンゴリア/3B: 3-0
9ロハス/ CF: 4-1ペルドモ/SS: 4-2
Pウイーラーギャレン

ザック・ウィーラー7回1失点

 このゲームはなんと言ってもザック・ウィーラーの好投かと思います。ロブ・トムソン監督もウィーラーで崩れればシリーズの戦略自体が壊れますのでそうなると大変な事態ですね。

 そのウィーラーは4シームは終始95-96mphの間をキープ。ギアをさらに上げた時に96-97mphをマーク。2022年のポストシーズンではWSからベロシティーが落ちて行きましたので、今のところはまだ大丈夫かと。

 この日は7.0イニングを投げきり、99球、被安打6、失点1、BB 1、SO8。2023年のポストシーズンはこの日で4試合目の登板で、いずれも6.0イニング以上に登板。奪三振は34、ERAは2.08。3勝目をマークしました。

フィリーズが6得点

初回に2得点

 ザック・ギャレンに対してフィリーズは初回から打線が活発でカイル・シュワーバーのシングルを皮切りに3本のシングルを集めまずは1点を先制。またブライス・ハーパーが3塁ランナーでブライソン・外っとが1塁ランナーの時にダブルスチールを敢行。ハーパーがホームインし2点目を上げました。この時、2Bのケーテル・マルテの送球が走路に入ったため、ハーパーとガブリエル・モレーノに若干のコリジョンがありましたが、モレーノは起き上がりました。

シュワーバー、ハーパーにHR

 ゲームは2-0とフィリーズがリードしたまま中盤に。6回表、先頭のカイル・シュワーバーがザック・ギャレンの真ん中にきたナックル・カーブを右中間スタンドに放り込み1点を追加。ターナーが凡退した後、ハーパーも続き、7球目の甘くなった4シームをまたしても右中間スタンドに放り込み、さらに1点を追加。4-0とリードを拡げます。

 ブライス・ハーパーはこのHRでNLCS 2本目のHR。NLDSでは3HRを放っていますので、今ポストシーズンでは5HRとなっています。

 カイル・シュワーバーはNLWC、NLDSではHRは不発だったものの、NLCSだけで計5HR!ポストシーズンではキャリア通算20HRとなっています。ちなみにカイル・シュワーバーのレギュラー・シーズンでの通算HR数は246HRです。

リアルミュートが2ランHR

 Dバックスは7回裏に先頭のアレク・トーマスが2試合連続となるソロHRを放ち1点を返して1-4に。

 しかし、直後の8回表、フィリーズはJT・リアルミュートがダメ押しとなる2ランHRをLFスタンドに運び6-1に。これでDバックスの意欲をくじきました。

 フィリーズは8回裏にはジェフ・ホフマンが2番手として登板。先頭のケーテル・マルテにシングルを許すも、後続を抑えて無失点投球。

 さらに9回裏にはセランソニー・ドミンゲスを投入。2アウトを奪うも四球とシングルヒットで2アウト1、3塁でコービン・キャロルを迎える状況に。ロブ・トムソン監督は念には念を入れて、左腕のマット・ストラムを起用。ストラムはキャロルから三振を奪いゲームセット。

 フィリーズが6-1のスコアで勝利し、NLCS3勝目。WSへ王手をかけました。

コービン・キャロル、盗塁なし

 Dバックスの攻撃に勢いをもたらせてきたコービン・キャロルですが、ここまで5試合を戦って、19-2。打率.105、OBP .190、SLG .105 と完全に封じられています。出塁率が上がらないのが痛いですね。BBは1です。

 そしてNLDSで2個決めた盗塁はここまでNLCSでは0。

 彼がこのまま終わってしまうのかどうか?というのも注目ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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