スポンサーリンク

【MLBニュース2019】レッドソックス、マルコ・ヘルナンデスのヒットでサヨナラ勝ち!ルーカス・ジオリトを攻略!

ルーカス・ジオリトとの対戦に勝利

現地2019年6月24日、レッドソックスはフェンウェイにホワイトソックスを迎えての3連戦。このあと、ロンドン・シリーズです。

大事な初戦ですが、ホワイトソックスは今季すでに10勝を上げて絶好調のルーカス・ジオリト(Lucas Giolito)。このペースならサイヤング賞まっしぐらですが、前回のカブス戦では5回途中で9三振を奪うも、被安打7、失点6と2敗目を喫しています。

対するレッドソックスはエドゥアルド・ロドリゲス(Eduardo Rodriguez)が登板。

よくなかったジオリト

8連勝中の時も結構、コツコツとヒットは浴びていたルーカス・ジオリト。

勝ち続けていたのは、1イニングにランナーを一人だけに留めるイニングが多かったからです。攻撃している側とすれば分断されているので、点が入る気がしないという状態。

連打はとくに許しておりませんでした。四球についてもアウトを挟んで出すことはあってもヒットと絡めて連続して出していなかったのがよかったです。

この日は4回まではそのような投球が続きました。2回にJBJにソロHRを打たれはしましたが、単発に終わらせました。

しかし、5回裏、チャビスの2塁打とヌネスのシングルが続き、2点目を献上。さらに6回には四球と長打に加え、敬遠四球と押出し四球で3点目を献上。ここでマウンドを降りました。

この日は6回途中、被安打6、失点3、与四球4、奪三振7、被本塁打1という内容。ERAも2.87まで上がってしまいました。

お帰り、ヨアン・モンカダ

レッドソックス先発のエドゥアルド・ロドリゲスは2回にヨアン・モンカダに2ランHRを浴び、2点の先制を許す立ち上がりに。

モンカダはすでにフェンウェイ凱旋を果たしていますが、今季のたくましくなった勇姿をレッドソックスファンは暖かく見ていたはずです。

中盤まで粘り強く投げていたE・ロッドでしたが、6回にホセ・アブレイユにも一発を浴び3失点目、さらに7回は四球が2つ絡んだ後に、ヨンダー・アロンソにタイムリーを打たれ、4点目を奪われ逆転されたところでマウンドを降りました。

7回途中、被安打6、失点5、与四球2、奪三振4、被本塁打1。

代わった直後にマーカス・ウォルデンがタイムリーを許したので、E・ロッドが出したランナーゆえ、彼に自責点がついています。

コーラ監督、ブルペンをさらに刻む

E・ロッド降板後、レッドソックスはリレーに入ったわけですが、この日は結構刻みました。

マーカス・ウォルデンは6回1アウトからの登板だったので、キリのいいところとしてアウト2つで降板。無失点です。

8回からマウンドに上がったコルテン・ブルワーには2アウトを取ったところで交代させました。つづくジョン・ジェイが左打ちだったということもあり、左腕のジョシュ・テイラーを8回3アウト目から起用。

せっかくの左・左なのに、ジョン・ジェイを四球に出してモンカダを迎えるという、打たれれば非難轟々の状況を作りましたが、なんとかピンチを切り抜けました。

ジョシュ・テイラー9回2アウトまで登板。そして最後のアウトはブランドン・ワークマンで締めるというリレーに。

左打者対策があったにせよ、疲れの見えているブルペンを1イニング単位でなく、もっと細かく刻みだしたという感じですね。

マルコ・ヘルナンデスが活躍

レッドソックスは8回裏、先頭のJBJが四球で出塁するも、2塁盗塁に失敗。いやな雰囲気でしたが、つづくクリスチャン・バスケスがシングル。

ここで出てきたのがマルコ・ヘルナンデス。バスケスのピンチランナーです。これが効きました。

ホワイトソックスのマウンドにはケルビン・ヘレイラが上がっていましたが、つづくチャビスの時にワイルドピッチ。これを見たマルコが果敢に二塁を陥れ、スコアリングポジションを作りました。

チャビスがSSゴロに倒れ2アウトとなりましたが、つづくエドゥアルド・ヌネスがレフトにシングル。このヒットで2塁からマルコが還り、5−5の同点に追いつきました。

マルコ・ヘルナンデスとは

マルコ・ヘルナンデスは3塁手で右投げ左打ちですが、2018年3月に左肩を手術。昨年は1年間リハビリに費やしていました。そして2019年6月8日にアクティブ・ロスターに登録。

足が早く、スモールベースボールができる期待の存在です。

9回、ホワイトソックスが謎の2敬遠

9回裏、ホワイトソックスベンチは実に消極的と言わざるを得ない采配を行いました。

先頭のベニンテンディが2塁打で出塁後、J.D.マルチネスを三振に、ラファエル・デバースを1塁ゴロに抑え、2アウトまで取っていたのです。

ところが、つづくボガーツを敬遠、さらにJBJも敬遠。

狙いはマルコ・ヘルナンデスとの勝負だったのでしょうが、ピッチャーのジェイス・フライは左なので、仮にボガーツを歩かせたとしてもJBJと勝負すれば、決勝のランナーは2塁のままだったのに、敬遠により3塁まで進ませてしまいました。

この采配はよくわからなかったです。

結果、マルコの足が生き、レッドソックスがサヨナラ勝利。

これはホワイトソックスはもったいない1敗だったと言わざるを得ないです。

レッドソックス、このシリーズは勝ち越してロンドンに行きたいですね。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. 匿名 より:

    シカゴダービーでのヒメネスもですがプロスペクトが旧所属相手に晴れ姿見せてくれるのは感慨深いですね

    • hirotee より:

      匿名様
      コメントありがとうございます。イーロイ・ヒメネスはもともとカブスでしたから、ダービーの時は元所属先は立派になったな〜という感覚ですかねwww。
      モンカダが入ったときは、キューバーの至宝と呼ばれていましたから、出たときは残念至極でした。でも本当にたくましくなってフェンウェイに立っている姿はなかなか良いですね。コメントありがとうございました!!またご訪問なさってください。

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】絶好調のPCA!2試合連続HRを含むRBI 7、盗塁2でドジャース戦の連勝に貢献
【MLB2025】エンゼルスがイアン・アンダーソンをDFAに
【MLB2025】UCLを傷めていたトリストン・マッケンジーが手術回避の結果、DFAに
【MLB2025】エンゼルス、3点ビハインドの9回裏に大逆転!ジョー・アデルがサヨナラ安打を放つ
【MLB2025】ギャレット・クロシェ、ERAが1.13に!BOSはカサスのサヨナラ安打でCWSに勝利
【MLB2025】パヘスがまたもHRを強奪!佐々木は6回を投げきるも、最後に笑ったのはレンジャーズ!
【MLB2025】山本、デグロムとの投手戦を制す!またもエドマンが殊勲の一打
【MLB2025】大谷がパタニティー・リストで欠場へ!E・ロザリオがロスター入り(朗報あり!)
【MLB2025】レンジャーズのクマール・ロッカーがメジャー初勝利をマーク!
【MLB2025】スペンサー・ストライダーが復帰!最速で通算500奪三振を記録
【MLB2025】ホームラン単独トップ(8号)のA’sのタイラー・ソーダーストロムとは?
【MLB Injury 2025】クリス・ブライアントがILへ。復活の道は遠し。ロッキーズの経営にも大きく影響
【MLB2025】パドレス、3試合連続でロッキーズをシャットアウト!圧巻の成績で高品質ゲームを連発中
【MLB2025】ミゲル・ロハス、ドジャース投手陣のモノマネで球場を沸かせる
【MLB2025】アンディー・パヘスがGSを強奪!佐々木は最長5回を投げきるも、ドジャースは大敗!
【MLB2025】試合を決めたのはまたしてもトミー・エドマン!ドジャースは山本も輝き、ホーム10連勝を達成
【MLB2025】 コナー・ウォンの小指骨折を受け、レッドソックスがヤスマニ・グランダールを獲得!
【MLB2025】ドジャース、連敗を3でストップ。ロード・トリップは2勝4敗で2シリーズ連続で落とす
【MLB2025】HOU、CWSなどで活躍したリリーバーのオクタビオ・ドーテルが不慮の事故で亡くなる
【MLB2025】レッズ、ハンター・グリーンが圧巻の投球!好調ジャイアンツを完全に支配!
【MLB2025】ブルージェイズ、ブラディミール・ゲレロ・Jr.と14年/500Mドルで延長へ!
【MLB2025】ドジャース、連敗せず!佐々木朗希がゲームメイク!A・ノラは好投が報われず!
【MLB2025】ドジャースが初黒星!フィリーズはJ・ルザルドとリアルミュートが躍動!大谷の盗塁連続成功は38でストップ
【MLB2025】レッドソックスがフェンウェイ・オープナーで勝利!ビューラーが移籍後初勝利
【MLB2025】ドジャース、大谷の今季3号サヨナラHRで開幕8連勝!ATLは7連敗
【MLB2025】今季メジャー初完封はレンジャーズのネイサン・イオバルディ!99球で達成!
【MLB2025】レッドソックス、ギャレット・クロシェと6年の延長契約で合意へ
【MLB2025】開幕3戦で15本塁打! NYYが巻き起こした新バット「トルピード “Torpedo”」の大波紋
【MLB2025】ドジャースがタイガースを力でねじ伏せてスウィープ!佐々木はホーム・デビューで苦戦
【MLB2025開幕Gm2】ナイス・ゲーム!粘るタイガースにトミー・エドマンとムーキー・ベッツが立ちふさがる!
タイトルとURLをコピーしました