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【MLB2026FA】セランソニー・ドミンゲスを獲得したのはホワイトソックス!2年/20Mドルで合意へ

ホワイトソックスが積極的に動く

 現地2026年1月23日、シカゴ・ホワイトソックスはブルージェイズからFAとなっていたファイヤー・ボーラーのセランソニー・ドミンゲス(Seranthony Domínguez)と2年契約で合意に至りました。

 ホワイトソックスは2024年にMLBワーストの121敗を記録。シーズン惨敗は2023年から始まっており、2025年まで3年連続で100敗以上を記録。地元からは”Sell the Team”の批判も集まっている中、今オフは村上選手やアンソニー・ケイを獲得するなどクリス・ゲッツGMができることを盛んに行っております。

契約内容 

 ホワイトソックスとセランソニー・ドミンゲスの合意内容は以下です。

  • 2 年/$20M (2026-27)

 2025年11月に31歳となったファイヤー・ボーラーは前回の契約がフィリーズと延長契約で結んだ2年/$7.25M (2023-24) + 2025 $8M クラブオプションで、アウォード・ボーナスも入っておりました。

 2024年のトレードデッドラインでオリオールズへ移籍することとなり、オリオールズは2024年11月に2025年の$8Mのクラブオプションを行使。しかし、2025年のトレードデッドラインではオリオールズはコンテンダーでなくなったため、結果的にワールドシリーズに進出することとなった同地区ライバルのブルージェイズへトレード。今オフはその契約が切れてFAとなっていたのでした。

ルイス・ロバートのトレード

 ホワイトソックスのクリス・ゲッツGMは数日前に、ルイス・ロバートをメッツにトレード。

 ルイス・ロバート・Jr.は2020年1月にホワイトソックスと6年/$50M (2020-25) + 2026 $20Mクラブ・オプション($2Mバイアウト)- 2027 $20Mクラブ・オプション($2M)バイアウトでサイン。デビュー前の異例の延長契約でした。

 非常に期待されていたため、メジャー最低年俸を経験することなく、今日まで来てその当時の評価で2026年は$20Mでホワイトソックスは一旦はそのクラブ・オプションを行使しておりました。

 しかし、そのルイス・ロバート・Jr.をメッツにトレードに出したことで(当然、サラリーはメッツ負担)、$20Mが浮き、今回その$20Mをどこに使おうかということで消耗の激しいブルペンに投資。セランソニー・ドミンゲスを獲得するに至りました。

セランソニー・ドミンゲスとは

 31歳のセランソニー・ドミンゲスは2018年にフィリーズでデビューし、オリオールズ、ブルージェイズでMLB計7シーズンを過ごし、通算322試合に登板し、ERA 3.50、WHIP 1.21、40セーブを記録。これまで最も厳しいセットアップを任されることの多かった右腕はホワイトソックスでもゲーム終盤を任される見込みです。

2025年のセランソニー・ドミンゲス

 ドミンゲスは2025シーズン、オリオールズとブルージェイズで投げたことは上述しました。2025年シーズンは両クラブを併せて67試合に登板し、62.2イニングを投げ、ERA 3.16、WHIP1.28、ホールド20、SO 79、BB 36を記録。セットアップなので多少の失点は致し方ない中、ERA 3.16はやはり安定感ありの投球でした。その証拠に対戦相手の打率はわずか.198でしかありませんでした。

 2025年シーズンは4シーム、スイーパー、スプリッター、シンカー、カーブの5種類を投じ、最も多く投げたのは4シームで使用率は43.2%。アベレージ・ベロシティーはは97.7mphを記録し、この強い4シームがかなりの武器となっています。

 ウィニング・ショットとしてよく使うのはスウィーパーとスプリットで、対戦打者の成績はスウィーパーが打率.132、SLG .245、スプリットが打率.114、SLG.159。効果的です。

 ただ、彼にもまずい点がありまして、それはBBが多めだということ。2025年のBBレートは13.8%。ドジャースとのワールドシリーズでも結構、荒れておりました。

ホワイトソックスのブルペン

 2025年も厳しい戦いを強いられたホワイトソックスはジョーダン・レジャーがクローザーを多く務め、それでもセーブ数はたったの7。他にグラント・テイラーもクロージングを行うもセーブ数は6。ジョーダン・レジャーのERAは3.92、グラント・テイラーのERAは4.92。それほど悪くはないです。

 今回、ウィル・ベナブル監督にとってセランソニー・ドミンゲスは本当なら8回の厳しい場面を任せたいところでしょうが、後ろに安定感を期待しているでしょうからおそらく9回を任せることになるかと思われます。

 ホワイトソックスはすでにショーン・ニューカムとも契約。

 2026年は過去3年とは違う様相になりそうですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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