NLサイ・ヤング賞候補の共演
現地2026年8月21日、ブレーブス@ブルワーズ戦というナ・リーグのポストシーズンでぶつかり合う可能性のあるクラブ同士の対戦があり、しかもそれぞれエースが登板。ブレーブスはクリス・セール、ブルワーズがジェイコブ・ミズロウスキーが先発。ともに今季のナ・リーグのサイ・ヤング賞候補同士の投げ合いでもありました。
予想通りに締まった展開となり、ジェイコブ・ミズロウスキーがクリス・セールとの投げ合いを制しました!
現時点でPS突入なら
レギュラーシーズン閉幕まで残り1ヶ月強。今季のポストシーズンは9月29日から始まります。このゲーム前までの成績(現地2026年8月20日)では、ご覧の状況。
(NL地区トップの状況)
- ブルワーズ:78勝49敗(中地区)
- ドジャース: 77勝51敗(西地区)
- ブレーブス: 74勝53敗(東地区)
- カブス: 74勝54敗
- フィリーズ: 70勝58敗
- パドレス: 68勝60敗
1ヶ月強残っている中で、上位と下位の連勝と連敗が重なれば、ひっくり返る可能性は十分にあり、まだ確定的なことは言えませんが、各地区のトップは現状の可能性のままフィニッシュする可能性が高いです。中地区のカブスが頑張っていますが、首位ブルワーズの戦いぶりを見ると、この4勝差はかなりハードルが高そうです。
仮に現状のままフィニッシュしたとすると、地区優勝で勝率3位のブレーブスは、ワイルドカード枠3位のパドレスとの対戦が組まれます。そしてワイルドカード・シリーズのもう1組はカブスとフィリーズの対戦。
地区優勝で勝率1位、2位のブルワーズとドジャースはワイルドカード・シリーズは”Bye(免除)”で、NLDSからの参戦となります。
NLDSでは、地区優勝で勝率1位のブルワーズは勝率4位、5位のカブスとフィリーズの勝者との対戦、地区優勝で勝率2位のドジャースは地区優勝で勝率3位、勝率6位のブレーブスとパドレスとの勝者との対戦です。
よって、現状のままであれば、実はこの2クラブはポストシーズンでは対戦しません。最終的にはどうなっているでしょうね?MLBももう1ヶ月強でシーズンが終わるとは・・・。
ミズ、抑え気味
この日のジェイコブ・ミズロウスキーのベロシティーは「わずか」100mph前後にとどまり、今シーズンの圧巻の登板時と比べると空振りを奪う数は少なかったです。
いつもの投球がちょっと異次元過ぎるのです。






バックから助けられたミズ
ウィリアム・コントレラスがアクーニャの盗塁を阻止
初回、ミズロウスキーはロナルド・アクーニャ・Jr,に四球を出し、2アウト後にスティールを企図されましたが、これはウィリアム・コントレラスが見事に封じ、ブレーブスのチャンス形成を阻止しました。これはディレード・スティールでしたね。
立ち上がりを無失点で切り抜けたミズロウスキーは2回、3回とシングル・ヒット1本ずつを許すも、危なげない投球を披露。イニングを深めて行きます。
CFルイス・ララが2度も好捕
4回表、ミズロウスキーはまたも好守に救われました。1アウトからマイケル・ハリス2世に捉えられた打球はCF後方にライナーで飛び、抜ければ長打必至の打球となりました。しかし、これをブルワーズCFの21歳のルーキーのルイス・ララ(Luis Lara)が見事に対応。美しい背走でこれを阻止しました。このルーキーはとんでもない身体能力をもっていますね。
5回表には2アウト1、2塁でロナルド・アクーニャ・Jr.を迎えるというピンチもありましたが、ここはスライダーで打ち取り、ピンチを脱出。
そして6回表にもルイス・ララが好守を見せました。1アウトからマット・オルソンが放った打球は左中間のHRコース。これに最短距離で対応したルイス・ララはウォール前で見事にキャッチ。ピンチの芽を摘みました。打球はわずかにHRには届かなかったものの、ウォール際ですし、キャッチしていなければ3塁打にもなり得る打球でした。
これにはミズロウスキーも大きな拍手で称賛。
この後、マイケル・ハリス2世にダブルを打たれたので余計にララの好守が光りました。
ミズロウスキーは6回で降板。96球で被安打4、スコアレス、BB 2、SO 6でした。ミズロウスキーにしてはおとなしめな数字ですが、他の先発投手なら、絶賛される投球内容でもありました。
クリス・セールが先制を許す
もはやミズロウスキーと違って、スキルで勝負するクリス・セールはそれでもこの日のアベレージで93-94mphほどをマーク。ギアを上げれば97mph以上も出ました。シンカーも有効でしたね。
あとは70mph台後半から80mph台前半のスライダー、90mph台のチェンジアップ、これらをうまくミックスさせて打者を打ち取っておりました。
しかし、3回裏に連打を浴びて2失点。先制点を与えてしまいます。ただ、2回、4回、6回裏と三者凡退のイニングもつくり、見事にゲームメイクしました。
クリス・セールは6イニングを被安打8、失点2、ER 2、BB 0、SO 6とこちらもQSを達成しました。
ブレーブスは8回表にマイケル・ハリス2世のタイムリーで1点を上げ、追い上げましたが、反撃もここまで。
9回表はトレバー・メギルが無失点で抑え、見事にブルワーズが2-1で勝利。ブルワーズのこの戦いぶりは本当に強いと思います。

ミズ、ERAはまだ1点台
ミズロウスキーはこのゲームを終えてERAが1.68。クリス・セールは2.20で、この2人がNLのERAのNO.1、2です。
ミズロウスキーはNLサイ・ヤング賞に向かって、また大きな一歩を踏み出しましたね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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