デグロム、13シーズン目で2000K
現地2026年8月20日、グローブライフ・フィールドで行われたナショナルズ@レンジャーズのシリーズ・ファイナルでレンジャーズ先発のジェイコブ・デグロムが偉大なマイルストーンを到達。
キャリア通算2000奪三振を記録しました! Congratulations!
1イニング目に到達
前回登板の8月13日のエンゼルス戦では2イニングで被安打6、失点2、ER 2と早期に降板したデグロムはそれでも3奪三振を記録。このゲーム前までにキャリア通算1998奪三振となっていて、もはやこのゲームで大崩れさえしなければ偉大なマイルストーンに間違いなく到達という状態でした。
このゲーム前までのデグロムのSO数は147で、BF(対戦打者数)は498でしたから、SOレートは29.5%。
そんなジェイコブ・デグロムは1回表にリードオフのデイレン・ライル(Daylen Lile)からスライダーで三振を奪うと、つづく2番のアビメレク・オルティス(Abimelec Ortiz)からもスライダーで三振を奪い、試合開始すぐに通算2,000奪三振の節目を突破したのでした。
アビメレク・オルティスは元レンジャーズでマッケンジー・ゴアを獲得したトレードでナショナルズに移籍した1Bですね。
強打ナショナルズを完全に封じる!
この日のデグロムはまるでつけ入る隙がない投球でした。対戦相手のナショナルズは現地2026年8月19日時点でチームHR数が182本でMLB NO.1。チームOPSもMLB NO.2という強烈な破壊力を持つ打線。
そんなナショナルズ打線を相手にデグロムは終始的を絞らせない投球で対応。許した出塁は2度だけで、2回表1アウトからブレイディー・ハウスにシングルを許した1本と、5回表にやはりブレイディー・ハウスに四球を与えた2回だけ。
デグロムは6回表まで投げぬき、被安打1、スコアレスに抑え、今季最多タイとなる10奪三振をマークしました。
6イニング以上をスコアレスに抑え、しかも被安打は1以下、且つ10奪三振以上を記録したのはデグロムにとってキャリア3度目となります(前の2回はメッツ在籍時に達成していました)。
デグロム、威力をキープ
ジェイコブ・デグロムは2018年、2019年と2年連続でサイ・ヤング賞を受賞。2020年もサイ・ヤング賞投票で3位に入りました。
そんなデグロムが特に異次元の投球を見せたのは2021年で、この年のアベレージは99.2mphを記録。


その頃に比べれば2026年は38歳という年齢とともにトミー・ジョン手術を経た後ということで、ベロシティーは落ちてはおりますが、1回表にアビメレク・オルティスから2000個目の三振を奪った際には99.8mphを記録。
4シームは序盤5回までは97/98mphをコンスタントに記録。6回の最終イニングでさえ97mphを記録しました。
試合後、デグロム本人も「すごく最高だったよ。個人的な記録も素晴らしいけど、目標は勝つことだ。今夜最も重要だったのは、マウンドに立ってチームを勝利に導く立場を作ることだった。マウンドに上がったら、フィールドで全力を尽くすようにしている。
それが僕のこれまでのプレーのスタイルだ。ここに戻ってきて、鏡に映った自分に『100%を出し切った』と言えるなら、結果はどうあれ納得できる。この記録は誇りに思うが、チームとしてまだやるべきことは残っている」と語りました。
史上2番目の早さで2000K

デグロムがキャリア通算2,000奪三振に要した試合数は272試合で、これはランディ・ジョンソンの262試合に次ぐ2位の早さ。
また、イニング数は1,661.0で、これはクリス・セールが達成した1,626.0イニングに次いで2位。
デグロムは試合数、イニング数の双方でMLB史上2番目の早さで2000奪三振に達しました。
ちなみにデグロムがキャリア初三振を奪った相手はマーク・テシェイラで、2014年5月15日のサブウェイ・シリーズでのヤンキース戦です。
なおデグロムは現在のチームメイトであるコーリー・シーガーやジョク・ピダーソンからも三振を奪っています。監督のスキップ・シューメーカーとは対戦はあるものの、三振は奪っておりません。
監督も称賛
そのスキップ・シューメーカー監督は試合後、「クリス・セールとデグロム、今のところこの2人だけだ。あの年齢で、今もなおこのエリート・レベルでプレーし続けているのは」と語っております。
2000Kは史上95人目
なお、デグロムの通算2,000奪三振はMLB史上95人目。現役投手としては9人目で今シーズンは8月8日にフィリーズのアーロン・ノーラが先に到達しております。
また、レンジャーズのユニフォームを着て通算2,000奪三振を達成したのは、クラブ史上(1972年以降)3人目。HOFのファーガソン・ジェンキンス(1974年8月31日のインディアンス戦)とコール・ハメルズ(2016年6月12日のマリナーズ戦)に次ぐ記録です。
レンジャーズはこの日、2-0のスコアで勝利。
レンジャーズのシーズン成績は63勝65敗で借金2。ずっと5割近辺をホバリングしています。ただ、ALウエストは首位のアストロズでさえ、64勝65敗でちょうど5割。ワイルドカード争いも歯列で3枠目をツインズとレンジャーズが63勝65敗で争っています。
レンジャーズがさらなるプッシュをかけることが出来るか?注目ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。r

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