タティスの無本塁打がようやく止まる!
現地2026年5月30日、ナショナルズ・パークで行われたパドレス@ナショナルズ戦で、パドレスのスーパー・スターであるフェルナンド・タティス・Jr.にようやく今季初HRが飛び出しました。
キャリア2番目の飛距離
今季第1号は本人も「すぐに分かったよ」と語ったように飛距離451ft(137.5m)の特大の一発。タティス・Jr.の今季初HRにチームメイトも大いに祝福。
このHRは、2021年9月30日にドジャー・スタジアムで放った467ft(約142メートル)の特大ホームランに次いでの飛距離となりました。なお、タティス・Jr.は2019年7月20日のリグレーでのカブス戦でも467ftのHRを放っています。
タティスのこの一発にパドレス・ベンチは大いに盛り上がったのですが、実はこのゲームは4-9で大敗しました。

タティス・Jr.「やっとだ」
タティス・Jr.は試合後に「やっとだ」とコメントしたように、この今季第1号HRはかなりの難産となってしまいました。この試合がパドレスにとって57試合目、そしてタティス・Jr.にとっては56試合目(彼は5月3日のホワイトソックス戦に1試合欠場)。よって、無本塁打試合は開幕から実に55試合も続いたということに。違う言い方をするなら、無本塁打を55試合でストップさせたと言うべきかもしれませんね。
タティス・Jr.の55試合無本塁打は、シーズン40本塁打以上を記録した選手としては、1972年のカール・ヤストレムスキーの57試合無本塁打に次ぐ歴代2位の記録に。
また無本塁打だった55試合の間に彼は236打席に立ち、この日はHRが出るまで2打席を経験。よって打席数にすると238打席も無本塁打が続いたことになります。
2022年以降はHR減がつづく
スーパー・スターのタティス・Jr.は本来はHRを量産出来る選手でもあります。2021年がキャリアハイで、42HRを記録。
ただ、2022年に怪我とPedsのサスペンションで1年間プレーせず、2023年に復帰して以降は、25HR、21HR、25HRと30HRを割るシーズンが続いています。
2026年は25HR?
この試合を除いた通算成績は2808打席で152HRで、ざっと18.47打席に1本の割合でHRを放っていることに。
2025年は691打席を経験していて(2025年のPA数トップ10はいずれも700を超えます)、今季も仮に同じ打席数になったとします。このゲーム前までに236打席で、このゲームで5打席を経験しましたから計241打席。
残り打席数は691-241=450。これを1HR/18.47PAのペースで打ったとすると、ざっと24HR。このままのペースですと、2025年と同じ25HRという計算になるのですが、果たしてどうなるでしょうか?
タティスは復調気味であった
タティス・Jr.は、3/4月は.250/.323/.286、OPS .609と他のパドレスの中心選手と同じで彼にとってはコールド・スタートでした。
ただ、復調となっていないのは間違いなく、このゲームを含めた直近14日の打撃成績は.404 /.472/.489、OPS .961を記録。さらに直近7日に至っては.520/.556/.680、OPS 1.236をマーク。
この試合でようやく打球も上がったというところです。
パドレスは打席が低迷
ようやく復調したタティス・Jr.ですが、パドレスの主力はまだホッとではありません。マニー・マチャドは打率が.178でOPSが.632、超優秀なはずのCFのジャクソン・メリルは打率.198で、OPSが.600。 フレディー・ファーミンは捕手という点を差し引いたとしてもかなりひどく、打率が.134でOPSは.407。
そしてチーム打率は.218でMLBワースト。
さすがにドジャースとは4.5ゲームも差がついていますが、それでもパドレスは貯金7でNLウエスト2位をキープ。これはリリーバーのERAが3.07でMLB 2位の好成績を上げているのが牽引しています。言うに及ばず、最後のメイソン・ミラーの存在が大きいです。
パドレス、ナッツに逆転を許す
そしてこの日のゲームですが、5回を終えてタティス・Jr.のHRなどで3-1とリードしていたパドレスですが、7回裏に先発のマイケル・キングがフィルダース・チョイスも絡んでランナーを貯め、2番手のブラッグリー・ロドリゲスがそのランナーを吐き出すなど、一気に6失点。結果、9-4のスコアでナショナルズが勝利しました。
実はナショナルズの得点力はMLB NO.1の320。ブレーブス、ドジャースさえも上回っている兵(つわもの)ぶりを披露。ただ、失点も派手で321でMLBワースト。得失点差は-1。少しでも投手力があれば、非情に面白い存在になるという潜在力を秘めているのでした。
パドレスが苦戦するわけです。
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