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【MLB2026】フィリーズにとって最高の日!ダブルヘッダーで2試合ともサヨナラ勝ち!

ドン・マッティングリー体制下で3連勝

 現地2026年4月30日、この日、フィリーズはシチズンズ・バンク・パークでのジャイアンツとのダブルヘッダー。

 衝撃的なロブ・トムソン監督の解任劇が決断されたのは4月28日のゲーム前。ジャイアンツとのシリーズはその交代劇が行われた直後にスタートし、同日のGm1ではヘスス・ルザルドが好投し、ジャイアンツを7-0のシャットアウトで下してドン・マッティングリーに初勝利をもたらしました。

【MLB2026】今度はフィリーズがロブ・トムソン監督を解雇!ドン・マッティングリーが暫定監督へ
現地2026年4月28日、今度はフィリーズがロブ・トムソン監督を解雇!ドン・マッティングリーが暫定監督となりました。その経緯と詳細です。

 本来ならGm2は4月29日に行われる予定でしたが、同日は天候不順で中止となったため、現地2026年4月30日はダブルヘッダーが行われたという流れです。

ダブルヘッダーGm1

 ドン・マッティングリー体制で2戦目となったこの日のダブルヘッダーのGm1はフィリーズがクリストファー・サンチェス、ジャイアンツがローガン・ウェブが先発。エース同士の対戦ですね。

 1回表、クリストファー・サンチェスはエリオット・ラモスとマット・チャップマンに連続2塁打を浴びる厳しい立ち上がり。ただ、マット・チャップマンの2塁打でエリオット・ラモスを生還出来なかったのはラッキーでした。

 しかし、ルイス・アラエズの2Bゴロの間にラモスが生還して1点を先制され、1アウト3塁でケイシー・シュミットにLFへタイムリーを放たれて2点目を失いました。この後はジャイアンツは苦しんでいるラファエル・デバースが凡退、そしてリーも凡退して2点止まりでした。

カイル・シュワーバーが10号 

 2点を先制されたフィリーズは1回裏に2番のカイル・シュワーバーが6球目の甘いカット・ボールをRFスタンドに運び、今季10号HRで1点を還してスコアは2-1。すぐさま1点を反撃したのは大きかったですね。

 ただ、この後はさすがに貧打にあえぐ両チームです。一本が出ずにスコアは2-1でジャイアンツがリードしたまま9回裏へ。

 なお、クリストファー・サンチェスは6.2 IPで失点2、BB 3、SO 7。ローガン・ウェブは7.0 IPで失点1、BB 2、SO 6とまとめました。フィリーズは2番手以降、オライオン・カーカリング、左腕のタナー・バンクス、チェイス・シュガートとつなぎ、無失点リレー。これも良かったですね。

 9回裏、ジャイアンツはクローザーのライアン・ウォーカーが登板。打てないだけにタイブレークに持ち込みたかったところですが、先頭で当たっていないアドリス・ガルシアに2B内野ゴロを打たれて出塁を許します。この後、当たっているブランドン・マーシュからは三振を奪うも、つづくブライソン・ストットにRFへタイムリー・トリプルを打たれて2-2の同点に追いつかれます。

 このあとはエドムンド・ソーサを抑えて2アウトを奪うも、2アウト3塁でジャスティン・クロフォードに打たれたSSゴロがウィリー・アダムスの懸命なプレーにもかかわらずセーフとなり、フィリーズが勝ち越し。

 まずはこのような渋い形でフィリーズが3-2でサヨナラ勝ちを納めたのでした。

MLB Gameday: Giants 2, Phillies 3 Final Score (04/30/2026)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf…

ダブルヘッダーGm2

 そしてローカル時間で5:38 PMにスタートしたダブルヘッダーGm2ではジャイアンツがエイドリアン・ハウザー、フィリーズが左腕のティム・メイザが先発。ティム・メイザはリリーバーですので、フィリーズはもうブルペン・ゲームというプランでした。

Back to Back HR 

 1回裏、フィリーズはリードオフのトレイ・ターナーが右中間スタンドへ、2番のカイル・シュワーバーも右中間スタンドに放り込む2者連続(Back to Back)の HRでエイドリアン・ハウザーにプレッシャーをかけます。

  2点を先制したフィリーズでしたが、3回から登板したノーラン・ホフマンが4回表に連打を浴びて、エリオット・ラモスに犠牲フライを打たれて1失点。

 5回表には3番手のジョナサン・ボーラン(Jonathan Bowlan)がケイシー・シュミットのトリプルとラファエル・デバースの犠牲フライで1点を返され、スコアは2−2の同点に。

 同点にされたフィリーズでしたが、5回裏に良い攻撃が出ます。2アウトから満塁のチャンスを作った後、問題のアドリス・ガルシアがLFにタイムリーを放ち、2点を勝ち越し。打線がつながって得点したのは良かったですね。これでスコアは4-2でフィリーズがリード。

 しかし、6回表、イニング途中で代わったトレバー・リチャーズが2アウト満塁からルイス・アラエズに2点タイムリーシングルを打たれ、ゲームは再び4-4の同点となってしまいます。

ジャイアンツが9回に勝ち越し! 

 ゲームはともにブルペンが踏ん張って9回表に。

 フィリーズはイニング途中にこれまた問題のホセ・アルバラードを投入するも、2アウト1、3塁でジュン・ホー・リーにタイムリーを打たれて勝ち越しを許します。ジャイアンツが5-4と1点をリード。この後もヒヤヒヤでしたが、アルバラードはなんとか二次災害は防ぎました。

 9回裏、ジャイアンツのマウンドは8回からキートン・ウィン(Keaton Winn)。

 フィリーズは1Bのフェリックス・レイエスの打席でしたが、Gm2はベンチ・スタートとなったブランドン・マーシュを代打に。これが当たりました!マーシュはウィンの96.3mphの4シームをCFに弾き返し、これが二塁打となり、フィリーズが同点のチャンスを迎えます。

 つづくギャレット・スタッブスも四球で歩き、ノーアウト1、2塁でトレイ・ターナーの打席。しかし、トレイ・ターナーは5-4-3のダブル・プレーに倒れて2アウト。ただ、マーシュは3塁に進みました。ここでバッターはカイル・シュワーバー。1本が出ればジャイアンツはサヨナラのピンチです。敬遠したところで次はブライス・ハーパーですから、さらに厄介。ジャイアンツは勝負に出ました。

 カイル・シュワーバーはフルカウントまで粘り、最後はボール球のスプリットでしたが、これに食らいついてRFへ二塁打を放ち、マーシュが生還してフィリーズが土壇場で5-5の同点に追いつきます。

 ハーパーを迎えたところで、ジャイアンツは申告敬遠。アドリス・ガルシアとの勝負を選び、いい当たりのLFライナーに仕留めてなんとかサヨナラを阻止しました。

アレク・ボームが好守備

 10回表、ジャイアンツはチェイス・シュガートからエリオット・ラモスがシングルを放ち、ノーアウト1、3塁のチャンス(タイブレイークでノーアウト2塁からスタートのため)。

 フィリーズにとって絶体絶命のピンチでしたが、シュガートはマット・チャップマンをフルカウントから三振に仕留めてまずは1アウト。つづくルイス・アラエズの初球、甘いボールとなり、打球は三遊間へ。3Bのアレク・ボームはNPBでは考えられない守備位置にいましたが、これが奏功しました。ライナーアウトにして2アウト。

 ただ、まだケイシー・シュミットがおります。一発のあるバッターでシュガートは慎重に配球。2-2カウント後の5球目、スウィーパーがいいところに決まって、シュミットはRFフライに。

 チェイス・シュガートは2試合連続の登板となりましたが、見事な投球を見せました。レッドソックス時代にもこのような粘りの投球を見せて欲しかったです。

アレク・ボームが決める! 

 10回裏、ジャイアンツはマット・ゲージを投入。フィリーズはブライソン・ストットが手堅く犠牲バントを決めて1アウト3塁に。

 そしてアレク・ボームが2球目のスライダーをCFにフライを放ち、距離十分でゴースト・ランナーのアドリス・ガルシアが生還して6-5でサヨナラ勝ち。

 フィリーズがダブルヘッダーを2試合連続でサヨナラで勝ちを収めたのでした。

MLB Gameday: Giants 5, Phillies 6 Final Score (04/30/2026)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf…

 Gm2のサヨナラを決めたアレク・ボームは、打率.151、HR 1本、RBI 13、OPS.426とどん底の成績でしたが、10回の守備といい、サヨナラ犠牲フライといい、これがいいきっかけになると良いですね。

 フィリーズはこれでドン・マッティングリー体制となり、3連勝を飾りました。

MLBでは22年ぶり 

 フィリーズが1日に2試合連続でサヨナラ勝ちを収めたのは、1998年7月24日のマーリンズとのダブルヘッダー以来、クラブとしては28年ぶりのこと。

 MLBで最後にこの偉業を達成したのは、2004年5月28日のパイレーツ対カブス戦でパイレーツが達成して以来、22年ぶりのこととなります。

 日程消化でダブルヘッダーはしょっちゅうあるMLBですが、ダブルヘッダーのスウィープは多々あるものの、2試合ともサヨナラ勝利というのはなかなか珍しいものでした。

 なお、細かいですが、フィリーズがダブルヘッダーの両試合で9回に同点打を放ったのは、少なくとも1910年以来初めてのこと。この方が珍しいという。

2連投のシュガートが2連勝

 また2試合ともに登板したリリーバーのチェイス・シュガートは、2連勝となったわけですが、ダブルヘッダーの2試合ともに勝利投手になったのは2013年8月9日にツインズのブライアン・ダンシング(Brian Duensing)が達成して以来のことです。また、フィリーズの投手としては、2002年9月21日のレッズ戦でテリー・アダムスが達成して以来のこととなりました。

 なお、ダブルヘッダーで両試合ともサヨナラ勝ちし、しかも両試合で同じ投手が勝利投手となったのは1983年7月31日のメッツがパイレーツ戦で達成して以来のこと。この日、メッツのジェシー・オロスコが両試合で勝利投手となりました。

シュワーバー、350号 

 カイル・シュワーバーは2試合ともにHRを放ちましたが、Gm1の初回に放った一発は通算350本目のホームランとなりました。

 カイル・シュワーバーはまた量産体制に入っており、これで4試合で3本、そして今季11号となっています。

 フィリーズはジャイアンツとのシリーズ開始時点(現地2026年4月28日)で、打率(.219)が29位、OBPが(.294)29位、SLGが(.362)27位で1試合平均の得点が3.64とこれはMLBで28位と大きく低迷しておりました。

 上位3人(ターナー、シュワーバー、ブライス・ハーパー)のOPSは.784でこれはMLBで11位。チーム内でよく打っているシュワーバーとハーパーのコンバインドでこの状況でした。

 フィリーズの右打者は29日の時点で、左投手に対してOPS.515!!と低迷。これは29位のレンジャーズの.610よりも1割近く低かったです。

 フィリーズ、まだまだ本調子にはほど遠い状態ではありますが、いいきっかけを掴めたかもしれません。

 それにしてもジャイアンツは深刻。追ってジャイアンツの低迷も記事にしたいと思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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