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【WCレース2019】ブルワーズ、アスレチックス、レイズの9月の快進撃!

激アツのワイルドカードレース

現地2019年9月21日、MLB2019レギュラーシーズンも残すところあと5試合から6試合というところになってきました。

シーズン終了は2019年9月29日です。

AL各地区の状況

すでに地区優勝を決めているのはア・リーグは東地区のヤンキースのみ。西地区のアストロズは現地2019年9月21日時点で101勝を上げるも、後述するアスレチックスの頑張りでマジック1のまま。22日に勝てば、残り試合とゲーム差から優勝が決まります。中地区も後述するインディアンスのがんばりでツインズがなかなか決められない状況。

NL各地区の状況

ナ・リーグは西地区のドジャース、東地区のブレーブスが地区優勝を決め、中地区はどうやらカージナルス、ブルワーズに絞られてきました。カブスもまだわずからながらペナントの可能性はあります。

熾烈なワイルドカードレース

そんな中、ワイルドカード枠をめぐって両リーグともに熾烈な戦いが繰り広げられています。

とくに顕著なのが、ブルワーズ、アスレチックス、レイズの3つのクラブ。

ラストスパートで火がついている状態です。

ブルワーズ、9月は16勝4敗!(21日時点)

投手では先発のジョーリス・チャシーンが、ブルペンのジェレミー・ジェフレスが抜けたブルワーズ。2人ともクラブ側からDFAを出した訳ですが、けが人多数の中、打の中心のクリスチャン・イェリッチまでいなくなりました。

しかし、そのブルワーズが9月に入り、現地2019年9月21日時点で16勝4敗。

ここまでの累積の得失点差は得点735に対し、失点が738で−3とマイナスが出ています。しかし9月だけを見ると、得点が101に対して失点が61!40ものプラスが。

9月のプレーヤースタッツ

投手

まず投手は先発のザック・デイビーズとジョーダン・ライルズが4スタートで2勝。リリーバーのマット・アルバーツとトミー・ジョン手術から帰ってきたブレント・スーターがそれぞれ3勝を上げ、後半でゲームを拾っていることがよくわかります。

ERAはブレント・スーターが14イニングで0.63、ジオ・ゴンザレスは4試合、3スタート、14イニングで1.80。アレックス・クラウディオ、ドリュー・ポメランツも1点台と安定。もちろん、ジョシュ・ヘイダーは1.86と安定しています。

野手

打撃陣ではヤズマニ・グランダールが19試合で6HR、マイク・ムスターカスは16試合で4HR、その他ヒウラはじめ7人の選手が2HRを放っています。

打率はルーキーのトレント・グリシャムが.317、ヒウラが.316、ベン・ギャメル.281、ロレンゾ・ケインが.276。

RBIはライアン・ブラウンが12、トレント・グリシャムとマイク・ムスターカスが11、ヤズマニ・グランダールが10など。

投打にバランスがいいです。ジオ・ゴンザレスの復調とブランドン・ウッドラフのILからの復帰は大きかったですね。

なお、ブルワーズは21終了時点でまだペナントの可能性も残っています。

アスレチックスは9月:15勝4敗!(21日時点)

アスレチックスもブルワーズに負けていません。15勝4敗。アスレチックスの場合、4月に負け越したものの、以降の月は勝ち越しばかりで、とくに7月と8月は15勝9敗、17勝9敗と負け数が一桁でした。

9月のプレーヤー・スタッツ

投手

アスレチックスの場合は、とにかくショーン・マナエアの復帰が一番大きかったです。さらにルーキーのA.J.パックの登場、イニングは少ないもののヘスス・ルザルドのデビューも好材料です。マナエアは3勝、パックは2勝を上げています。

ERAはそのショーン・マナエアが23.2イニングで1.14!ホーマー・ベイリーもよくて、18.2イニングを投げて1.45。ブレット・アンダーソンは3.60ながら年間通じて安定しています。

野手

マーカス・セミエンは打率.377!ラモン・ルレアーノは.353。

HRはマット・オルソンが8HR、マーカス・セミエンが7HR、ショーン・マーフィーとマット・チャップマンが4HR 。

RBIはマット・オルソンの19を筆頭に、マーカス・セミエンが17、クリス・デービスが14、マット・チャップマンが12と続いています。

レイズは9月、14勝5敗(21日時点)

ア・リーグ東地区のレイズは21日時点で14勝5敗。

9月のプレーヤー・スタッツ

投手

スターターのチャーリー・モートンは9月は2勝。ライアン・ヤーブローは0勝1敗なもののイニングをよく投げており、モートンにつづく18.0イニング。二刀流、ブレンダン・マッケイも11.0イニングを記録。

ディエゴ・カスティーヨの3勝、ERA 0.82は強烈ですね。

なにより、ここに来てILのブレイク・スネル、タイラー・グラスノーの復帰は心強い材料です。タイラー・グラスノーは復帰後3試合はいずれもスターター。肩のこともあり、3.0イニングまでしか投げていませんが、100mph近いファストボールをガンガン投げております。

野手

野手ではオースティン・メドウズが打率.388、ヘスス・アギラル、ブレンダン・マッケイがともに.333、トミー・ファムは.308、

オースティン・メドウズはHRでも8本、RBIでも19でチームトップです。またトラビス・ダーノーの勝負強さはRBI 15というところに現れています。

この3チームは特に強烈ですね。

ワイルドカードレース

現地2019年9月21日を終え、ワイルドカードレースはご覧の状況です。

【ア・リーグ】

ワイルドDIVWL
 OAKW9461
TBRE9263
 CLEC9164

ア・リーグはアスレチックスのスパートは休まらないだろうことを前提に、レイズとインディアンスの2枠目争いが熾烈です。

【ナ・リーグ】

ワイルドDIVWL
 WSNE8568
 MILC8570
 CHCC8273
 NYME8074
 ARIW8075
 PHIE7974

ナ・リーグは盤石かと思われたナショナルズがついにブルワーズに並ばれました。カブス以下は自力を考えるともう負けられない状況です。

お読みいただき、ありがとうございました。

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