アメリカ、逃げ切る!
Next stop: Miami
— World Baseball Classic (@WBCBaseball) March 14, 2026
Team USA is headed to the #WorldBaseballClassic semifinals! pic.twitter.com/Z3qNwUBw26
現地2026年3月13日、ヒューストンのダイキン・パークにおいてPool A1位のカナダとPool B 2位のアメリカが対戦。
1次ラウンドでイタリアに敗れ、まさかの2位通過となったアメリカ。しかもイタリアの最終戦の勝利により、他力での準々決勝進出となったことで、監督をはじめ大きな批判にさらされており、選手たちは非常にやりにくい中でのカナダとの1戦。
先発ローガン・ウェブが見事なゲームメイク
9日のメキシコ戦はポール・スキーンズの先発(60球)で勝利し、10日のイタリア戦はノーラン・マクリーンの先発、2番手のライアン・ヤーブローでイタリア戦を落としたアメリカはもはやゲームの趨勢は先発にあり!ということでこの日は安定感のあるジャイアンツのエース、ローガン・ウェブをマウンドに送りました。
批判にさらされているマーク・デローサはまさかこの日に中4日の登板ルールを満たすポール・スキーンズを持ってこないだろうな!?と疑心暗鬼でもありましたが、さすがにそんな愚策を打つはずもなく、きっちりローガン・ウェブでした。
そのローガン・ウェブですが、立ち上がりこそ2安打され、スコアリング・ポジションにランナーを置く投球となりましたが、1アウト1、2塁でオーウェン・ケイシー(マイアミ)とエイブラハム・トロ(KCマイナー契約)から連続三振を奪い、ピンチを脱出。
2回以降もランナーを背負う投球となりましたが、とくにピンチを感じさせないマウンドさばきでスコアレスを継続。4.2イニング、71球を投げ、被安打4、スコアレス、BB 1、SO 5で見事にゲームメイク。アメリカに流れお持って来ました。
アメリカは序盤、中盤に得点
一方のアメリカ打線はまだ打線としてはお目覚めではないか?という展開。
初回にカナダ先発のマイケル・ソロカ(AZ)からボビー・ウィット・Jr(KC).がまずは四球を選んで出塁。ブライス・ハーパー(PHI)がフライアウトで1アウトを奪われた後、アーロン・ジャッジ(NYY)が二塁打を放ち、1アウト2、3塁と先制点のチャンス。ジャッジも前回のイタリア戦では無安打で批判に晒されたのでこの日は期するものがあったようです。
この後、カイル・シュワーバー(PHI)が1塁ゴロを放ち、ボビー・ウィットが生還してまずは先制点をゲット。ただ、この後が続きませんでした。アレックス・ブレグマン(CHC)がポップアウトに倒れて1点止まり。
アメリカ、3回にタイムリー
3回表のアメリカは先頭でこの日スタメンのPCA(CHC)が2Bへの内野安打で出塁し、チャンスメイク。ここでPCAを走らせたいところでしたが、3ボール1ストライクとなったところでボビー・ウィットが強攻。 6-4-3のダブルプレー崩れとなり、ボビー・ウィットが塁に残りました。アメリカはこの辺りの攻撃が打線として機能していないポイントでもあります。しかもこの後、ハーパーも凡打に倒れて2アウト。
ただ、ここからジャッジが四球を選んでチャンスをつなぐと、カイル・シュワーバー、アレックス・ブレグマンに連続シングルが出て、2点を追加し、3-0とリードを拡大。タイムリーで点を奪ったのはいい傾向かと。これもジャッジの四球があったからですね。
アメリカは6回表にローマン・アンソニー(BOS)がシングルを放ってチャンスメイクすると、ブライス・トゥラン(MIL)とPCAに連続タイムリーが出て2点を追加。5-0とします。ただ、やはりこの後、ボビー・ウィットが倒れてビッグイニングとはならず。
カナダ、追撃
5-0のスコアで迎えた6回裏、今度はカナダが反撃します。アメリカのマウンドはブラッド・ケラーで1アウトから四球を出すも、エイブラハム・トロを打ち取って2アウトまでこぎつけます。
しかし、2アウト2塁でタイラー・ブラック(MIL)にタイムリーを打たれて1点を献上。
次打者は左打席のボー・ネイラー(CLE)ということもあり、アメリカベンチは左腕のゲイブ・スパイアー(SEA)を投入。シアトル・バッテリーでピンチ脱出!と行きたかったところですが、ここでボー・ネイラーが5球目のインローへのスライダーをきれい捌き、打球は右中間スタンドへ。
ボー・ネイラーの2ランHRでカナダはこのイニング3得点目を奪い、3-5と2点差に詰め寄ります。
デービッド・べドナーがピンチを脱出
7回裏、アメリカは4番手にデービッド・べドナー(NYY)を投入。そのべドナーはイニング先頭のエドゥアルド・ジュリエン(COL)とオットー・ロペス(MIA)に連続シングルを浴び、ノーアウト1、2塁の一発出れば逆転の大ピンチを迎えます。
しかもジョシュ・ネイラーの打席でバッテリー・エラーが発生。ノーアウト2、3塁になってしまったのです。
しかし、べドナーは落ち着いていました。ジョシュ・ネイラーをまず3Bポップフライという何も動かない凡打で打ち取り1アウトを奪うと、 つづくタイラー・オニール(BAL)、オーウェン・ケイシーから連続三振を奪い、ピンチを脱出。こういうときにスプリッターを武器に持っている投手はやはり強いですね。カル・ロリーのリードも良い結果を出しました。
DAVID BEDNAR FIRED UP AFTER GETTING OUT OF A JAM 🔥🇺🇸
— B/R Walk-Off (@BRWalkoff) March 14, 2026
(via @MLBONFOX)pic.twitter.com/R2MNxGSlFu
あやうく逆転されるところを投手の個人技で乗り切ったという感じです。
アメリカは8回裏はレッドソックスのギャレット・ウィットロックが安定したセットアップを発揮し、カナダにチャンスを作らせず。
最後は追加点のないまま、メイソン・ミラー(SDP)がマウンドに上がり、三者連続三振に仕留めてゲームセット。
アメリカが辛くも逃げ切ったというゲームでした(5-3のスコア)。
アメリカ、次はドミニカ共和国との準決勝
準決勝に進んだアメリカはドミニカ共和国との対戦となりました。
強打でありながら、チームバッティングをするドミニカ共和国に対し、アメリカはポール・スキーンズを先発に起用。
打線がフルに機能していないアメリカがどういう打順にするのか見ものです。PCAをリードオフにしたいところですが、それが出来るのかどうか?出場に際してなんらかの取り決めがあるならデローサもやりづらいところですね。
どうなのでしょう。いずれにせよ、楽しみしかない対戦ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。


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