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【MLB2019】名2B、イアン・キンスラーが引退を表明!GG賞2度、LAAでは大谷選手にハグをせがまれる

通算14シーズンで引退へ

 現地2019年12月20日、残念なニュースが入ってきました。レンジャーズ、タイガースで名セカンドで鳴らしたイアン・キンスラー(Ian Kinsler )が現役引退を表明しました。引退後は、パドレスにそのまま残り、フロント・オフィスとしての道を歩みます。37才での引退です。

リードオフ&名セカンド

 イアン・キンスラーで日本のファンに馴染み深いのは2017年のWBCでしょうか。アメリカ代表の2B、そしてリードオフとして日本側から見れば非常に厄介な選手でしたね。この時すでに35才のシーズンだったのですが、とてもベテランとは思えない春先での活躍でしたね。打率.353、OBP .400、SLG .267、HR 1、RBI 3。

TEXで8年、DETで4年

 ドラフトは2003年、レンジャーズ17巡目という遅いラウンドでの指名。デビューは2006年。この年ですでに120試合に出場。ROY投票で7位にランク。

 タイガースに移籍したのは、プリンス・フィルダーとのトレードが行われた2013年11月。移籍後、数々の華麗なダブルプレーを演じた相棒、ホセ・イグレシアスとの出会いがありました。

大谷のサイレント・トリートメント

 2017年12月にエンゼルスへ移籍。2018シーズンには大谷選手の初HRの時のサイレント・トリートメントで抱きつかれたのがイアン・キンスラーでした。

 2018年のトレードデッドラインでレッドソックスへ移籍。ワールドシリーズ2018のタイトルも獲りました。

 2018年オフにFAとなり、パドレスとサイン。そして2019シーズン終了後の引退となったのでした。

スタッツ 

 イアン・キンスラーのスタッツを簡単にリストアップしたいと思います。

Just a moment...
  • オールスター出場:4度 (2008、2010、 2012 & 2014)
  • ゴールドグラブ賞 2度 (2016 & 2018)
  • AL打数1位:684 (2014) ※PAは726でした。
  • 20HR以上: 5シーズン (2007、2009、2011、 2016 & 2017)
  • 30HR以上: 2シーズン (2009 & 2011)
  • 100 Runs以上: 6シーズン (2008、 2009、 2011、 2012、 2014 & 2016)
  • ワールドシリーズ:1度(Boston Red Sox/2018)

 通算14シーズンで1,888試合に出場。7,423打数、1,999安打、打率.269、OBP .337、SLG .440、RBI 909、RUN 1,243、HR 257、二塁打 416、盗塁 243、四球 693。OPS+は107。

 あと1本で2,000安打だったけに惜しかったですね。そしてGG賞ですが、34才と36才のシーズンという円熟味が増してからの受賞は珍しいです。

ホセ・イグレシアスとの名コンビ

 イアン・キンスラーとロビンソン・カノーの守備には共通しているところがあって、当たり前のように流してプレーするというところかと思います。

 だからこそ、ダブルプレーでのコンビ芸は目に焼き付くものがあったと思います。筆者の中では、フィリーズのチェイス・アトリー&ジミー・ロリンズのコンビとともに好きな組み合わせでした。

2B守備のこだわり

 前編英語ですが、彼の守備でのアスレチック・ポジション(構え)は高いのだそうです。その方があらゆる打球に対応できるとのこと。これは広島からメジャーへ挑戦しようとしている菊池選手も同じですね。

 2018年のワールドシリーズでは無理に投げてしまい、得点を許したプレーもありましたが、あのシーンはそれだけ投手を救ってやろうというギリギリの判断のプレーだったと筆者は思っています。

 色々と歯に衣着せぬ発言もありましたが、半分は切り取りもあろうかと思います。とにかく14年間、おつかれさまでした。

 素晴らしいプレーをありがとうございました。

 

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