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【MLB2020FA】メッツは2人の右腕をゲット!マイケル・ワカとリック・ポーセロ

メッツ、WMで強力な先発陣を構成

 現地2019年12月12日、ウインターミーティング2019が終わりました。今年はスコット・ボラス氏の大型案件がウインターミーティング中に決まったということで新たな3Bマーケットの動きも出てきておりますが、それはまた別記事にて。

 本日はウインターミーティング終盤にメッツが決めた2人の右腕のディールについて記載します。

マイケル・ワカと1年$3Mで合意

 現地2019年12月11日、合意ベースの情報ですが、メッツはカージナルスからFAのマイケル・ワカ(Michael Wacha)を1年$3Mで獲得しました。

意外な安さに驚き

 マイケル・ワカと言えば、カージナルスのローテーション投手のイメージが強いですが、そのワカとの合意が$3Mだったとは驚きました。

インセンティブは$7M

 正確な情報はまだわかりませんが、メッツとマイケル・ワカは$3Mのサラリーのほかにパフォーマンス・ボーナスとして$7Mが設定されている模様。こちらは詳細な条件がわかり次第、追記します。

追記:インセンティブ

 非常に特殊なボーナスが設定されました。それはポイント制。

  • 3イニング以上(先発/リリーフ問わず)でボーナスに向けた1ポイントを獲得。
  • ポイント10、 14、 18、 20、 21、 22、 23、 24、 25、26、 27、 28、 29、 30 pointsまでの追加ポイントごとにそれぞれ$ $0.5Mをゲット。
    • ポイントが14段階設定されており、Maxで$7M

以下は普通のボーナスです。

  • サイヤング賞: 1位 $0.5M/ 2位 0.25M/ 3位$0.1M
  • ワールドシリーズMVP : $ 0.1M
  • NLCS MVP/ ASG/ GG/ SS: $0.05M/ Award

 マイケル・ワカが2019年にカージナルスと交わしたサラリーは1年$6.35M。今回、FAとなったのにサラリーが下がりました。

輝いていた2013−15

 マイケル・ワカは2012年アマチュアドラフトのカージナルス1巡目指名の投手。デビューはその翌年の2013年5月30日。プロ入りして1年未満でメジャーのマウンドに上がりました。デビューイヤーは15スタートで4勝1敗、ERA 2.78で終わったものの、ポストシーズンで大活躍。NLDSではパイレーツ相手に1勝。NLCSではドジャース相手に2勝0敗でERA 0.00。2013NLCS MVPに輝きました。

 確かにマイケル・ワカのデビューイヤーはすごかったですね。

 翌年の2014年は19試合で5勝6敗、ERA 3.20。

 しかし、2015年、マイケル・ワカは30スタートを任され、181.1イニングを投げ、17勝7敗、ERA 3.38という好成績を上げ、一躍ナ・リーグを代表する投手へと名を上げたのでした。

 ところがその後はやや足踏み。2016年に12勝を上げるも、一桁の勝ち星がtづいております。

肩、腹斜筋、膝を傷める

 マイケル・ワカは2016年以降、怪我で思うような活躍ができておりません。2016シーズンは肩の違和感で8月頭から9月半ばまで約1ヶ月強の間、戦線を離脱。2018年は腹斜筋を痛め、6月後半からシーズンエンドに。2019年は膝を痛め、4月半ばから約半月ほどIL入りとなりました。

  直近2年(2018-19)の成績は39スタートで14勝9敗、ERA 4.14。怪我を気にしての投球が続いておりました。

 FAでサラリーが思うほど上がらなかったのはこの点かと思います。とは言え、ヘルシーでさえあればかなりの活躍が見込める選手。メッツでの完全復帰を果たすことを祈ってやみません。

 メッツはウインターミーティング期間中にもう一人、ローテーション投手を獲得しました。

リック・ポーセロと1年$10Mで合意

 レッドソックスの贅沢税対策で有無を言わさずFAで他クラブへの流出が決まったリック・ポーセロですが、メッツはウインターミーティング最終日の2019年12月12日、ディール決めました。

1年$10M

 契約は1年$10M。

 それまでのリック・ポーセロの契約は2015年4月にレッドソックスと契約延長で更新した4年/$82.5M。この4年間はずっと$20M以上のサラリーでしたから、それと比べると半分のサラリーとなりました。

ポーセロはまだ31才

 デトロイト・タイガースでの活躍が強くて、ポーセロはかなりベテランの部類と思いがちですが、実は1988年12月27日生まれ。2020シーズンはまだ31才のシーズン。

 過去2年のFAマーケットは30才以上の選手にはかなり悲惨な結果が待ち受けていました。レッドソックスからFAとなったリック・ポーセロもそれらの選手たちと同様に、厳しい結果が待ちうけているのではないかと筆者などは予想しましたが、2019年の市場は違いました。動きも早いですし、過去2年よりも選手の価値をよく見ていると思います。よって、今回ぽーセロのサラリーは前年の半分になりましたが、それでも1,000万ドルの桁に乗せられたのはよかったと思います。

2016サイ・ヤング・ウィナー

 リック・ポーセロと言えば、やはりサイ・ヤング賞を獲った2016年ですね。33スタートで22勝4敗、ERA 3.15を記録しました。

直近4年がほぼ皆勤賞の32GS

Just a moment...

 リック・ポーセロの際立っているところですが、直近4年のゲームスタート数が、2016-18シーズンの3年間が33、2019シーズンが32。

 もっとすごいのはキャリア11年で30スタートのシーズンがなんと9シーズンもあるのです。ヘルシーさを維持出ている自己管理能力が抜群に優れている投手です。なお2019年の成績は14勝12敗、ERA 5.52でした。

メッツ、ボルスターローテーションを完成

 2019ウインターミーティングでメッツはかなりすごいローテーションを完成させました。

  • ジェイコブ・デグロム:2年連続サイ・ヤング賞
  • ノア・シンダーガード
  • マーカス・ストローマン
  • スティーブン・マッツ
  • リック・ポーセロ

 皆がヘルシーあればどう考えても強いです。

メッツ、贅沢税は$202.455Mに 

 メッツの贅沢税は現地2019年12月13日時点で$202.455Mに。$208Mまであと$5.5M。さあ、ワゲネンGMどうする?というところですが、トレードでサラリーを減らしてプロスペクトを得るかもしれませんね。

 メッツの2020シーズンが楽しみです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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