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【MLB2022】ブルージェイズ、イーミ・ガルシアと2年で合意

ブルージェイズ、ブルペンを強化

 現地2021年11月27日、トロント・ブルージェイズがブルペン強化にアストロズからFAのイーミ・ガルシア(Yimi Garcia)と2年$11Mで合意したとのニュースが入ってきました。

契約内容

 こちらはまだクラブからコンファームが出ていない状態ですが、現時点での合意内容を見てみますと、このような内容です。

  • 2年/$11M 保証(2022-23) + 2024 クラブオプション(ほぼべスティング)
    • サイニング・ボーナス:$1M
    • 支払い:$4M(2022)/ $5M (2023)
    • 2024 $5M クラブオプション($1Mバイアウト)
    • 2024年のクラブオプションは以下の達成で行使、同時に以下を達成するとサラリーは$6Mに
      • 2023年に60.0 IP or 60試合登板
      • 2022-23年合計で110.0 IP or 110 試合登板
    • 年ごとのパフォーマンス・ボーナス:60.0 IP or 60試合登板で$0.5M

 2024年のクラブオプションはほぼベスティング・オプションのような内容です。それと、パフォーマンス・ボーナスはひょっとしたら、レートは変わってくるかもしれません。

価値がグンと上がる

 筆者はイーミ・ガルシアのドジャース時代とマーリンズ時代の投球を見て、いい投手だなと思っていました。そして今季のポストシーズンでの登板頻度の高かった投球がさらにその価値を上げたと思っています。

 ブルペン補強でレッドソックスが獲得しないかな?などと思っていたのですが、ブルージェイズということに。

 イーミ・ガルシアの2021年のサラリーは$1.9M。このポストシーズンの投球でそれなりに上がるとは思っていましたが、ちょっと予想していた以上に上がってしまいました。

イーミ・ガルシアとは

 イーミ・ガルシアは1990年8月18日生まれの31才。今回の2年契約は33才のシーズンまでの契約となります。

 ドミニカ共和国出身で、2009年1月にドジャースとサイン。18才の時です。

 デビューは2014年、23才の時。2015年には59試合に登板。うち先発は1試合。ERAが3.34でSO9は10.8、BB9が1.6。投げ方を見ておわかりの通り、コントロールが良いです。

 しかし、フォームが肘への負担がかかるそれなのかどうかは定かではありませんが、2016年に肘痛を発症。9試合にしか登板しませんでした。そしてオフシーズンにトミー・ジョン手術へ。2017年は全休しました。2018年途中から復帰し、25試合でERAが5.64。

 本格復帰は2019年で64試合に登板。ERAは3.61。2019年オフにノンテンダーFAに。

 そしてマーリンズとサイン。2020年が短縮シーズンになったのはイーミ・ガルシアの肘の負担としてはかえってよかったのかもしれません。

 2021年はマーリンズで開幕を迎え、トレードデッドラインでアストロズへ。ポストシーズンでの好投につながっていったという流れです。

 2021シーズンはマーリンズ、アストロズ双方を併せて62試合、57.2イニングに登板し、4勝9敗、ERA 4.21。

 2021年のポストシーズンではALDSで3試合、ALCSで3試合、ワールドシリーズで4試合に登板。計10試合、9.0イニングを投げ、被安打9、失点7、ERA 7.00。

肘の状態がヘルシーであれば、イーミ・ガルシアはブルペンとして非常に機能すると思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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