スポンサーリンク

【MLB引退】通算152勝のサイヤング・ウィナー、ジェイク・ピービーが引退を表明

ラストゲームは2016年9月21日

現地2019年5月5日、パドレスの元エースで2007年サイヤング・ウィナーのジェイク・ピービー(Jake Peavy)が引退を表明しました。

まだ37才での決断です。

ジェイク・ピービーとは

ジェイク・ピービーは1999年パドレスの15巡目指名の投手。デビューは2002年6月22日のヤンキース戦、21才の時でした。

もっとも長くいたのがパドレスですので、やはりパドレスのイメージが強い投手でした。

  • パドレス:2002年−2009年前半
  • ホワイソックス:2009年後半−2013年前半
  • レッドソックス:2013年後半−2014年前半
  • ジャイアンツ:2014年後半−2016年最後まで

ジェイク・ピービーのスタッツ

ジェイク・ピービーの功績を記しておきたいと思います。

  • サイヤング賞:2007年(パドレス)
  • オールスター3度出場:2005年(パドレス)、2007年(パドレス)、2012年(ホワイソックス)
  • ゴールドグラブ賞1度受賞:2012年(ホワイソックス)
  • ワールドシリーズ2度出場:2013年(レッドソックス)、2014年(ジャイアンツ)
  • ERA タイトル2度:2004(2.27)、2007(2.54)
  • ピッチングトリプルクラウン:2007(19-6 /2.54 ERA/240 SO)
  • 奪三振タイトル2度:2005(216)、2007(240)
  • SO per 9 1位を2度:2006(9.563) 、2007(9.672)

とにかく奪三振の多いイメージがあったのですが、それが数字にも現れています。ファストボールが92−96mphくらいで、スライダー、チェンジアップなど右投手の王道のような球種で勝負しました。

Jake Peavy Stats, Height, Weight, Position, Rookie Status & More | Baseball-Reference.com
Check out the latest Stats, Height, Weight, Position, Rookie Status & ...

ピークはサイヤング賞とピッチングのトリプルクラウンを成し得た2007年になりますでしょうか。ジェイク・ピービーが26才の時です。

ラストはジャイアンツ

ジェイク・ピービーのキャリアのMLB最後の登板は2016年9月21日。ジャイアンツでキャリア終焉でした。

その年のオフにFAとなり、所属先を探しておりましたが、うまくいきませんでした。2017年、2018年はマイナーでの登板記録もありません。

通算 152勝126敗、 2,207 SO、3.63 ERA、3.65 FIP ( 2,377 IP) 44.1 fWAR、37.5 rWAR 、 $127Mを稼ぎました。

2013年BOSでのWS Game 3

レッドソックスでワールドシリーズ制覇に貢献したピービーですが、2013年10月26日のワールドシリーズGame3で、オブストラクション・コール(守備妨害)でレッドソックスが敗れたゲームがありましたが、そのゲームで先発していたのがジェイク・ピービーでした。

あの時の捕手、サルティーも引退しましたね。

プライベートでの投資話はキャリアにも影響

キャリア終盤の2016年6月には嘘の投資話に騙され、ロイ・オズワルド、NFL QBのマーク・サンチェスとともに3人合わせて30億円以上の被害を被ったというプライベートでの事件もありました。明るみになったのがその時期です。

ピービーの2016年のサラリーは1,500万ドルだったのですが、半分は税金で持っていかれたとして、現預金はかなりの被害にあったのではないかと想像できます。

この時の金銭的な心配がなければ、2015年、2016年のキャリアはもっとよかったのではないかと推測できます。

ピービーはMLBキャリア15シーズンを過ごしているので、MLBからのペンション(年金)は年に2,000万円ほどはもらえるはずです。ただ、支給は62才と言われていますので、まだ37才のピービーはそれまでなんとか凌がなくてはいけません。

前倒しが可能とは言え、何かを見つけないといけませんね。一度贅沢を覚えてしまっているのでこれはマウンドでのピンチより厳しいかもしれません。

しかし、メジャーで培ったハートで乗り越えてもらいたいです。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【NLCS2024】トミー・エドマンが4RBI!ドジャースがメッツを下してWSへ!大谷も初のWS!
【ALCS2024】”Guards Ball”が閉幕!延長で力尽きる!NYYは2009年以来のWS進出(Gm5)
【ALCS2024】ガーディアンズ、前日の再現ならず!3敗目を喫し、崖っぷちへ(Gm4)
【NLCS2024】メッツが14安打12得点で快勝!ドジャースは敗戦パターンで地元での決戦へ(Gm5)
【NLCS2024】ドジャースがWSへ王手!山本が好投、大谷はリードオフHRを放つ!(Gm4)
【ALCS2024】J・ノエル、D・フライの殊勲のHRでガーディアンズがミラクルなサヨナラ勝利!(Gm3)
【NLCS2024】ドジャース、W・ビューラーが好投して2勝目!大谷はRFへ豪快な一発!(Gm3)
【ALCS2024】ガーディアンズ、得意のパターンに持ち込めずに連敗!(Gm2)
【ALCS2024】ガーディアンズ、ほぼ自滅で初戦を落とす(Gm1)
【NLCS2024】リンドーア、ビエントスに一発!メッツがシリーズ・タイに!LADはやはりマナエアに苦戦
【NLCS2024】ドジャースが9得点で初戦に勝利!大谷はRBIシングルとウォール直撃の二塁打を放つ!
【ALDS2024】レーン・トーマスがGS!ガーディアンズがタリク・スクーバルを攻略してALCSへ
【NLDS2024】ダルビッシュvs山本のマッチアップでの決戦は、ドジャースがHR攻勢で勝利し、NLCSへ
【ALDS2024】ガーディアンズ、打線が復活して接戦に勝利!デービッド・フライのスクイズが決勝点に!
【ALDS2024】ロイヤルズ、反撃及ばずALDSで敗退(Gm4)
【ALDS2024】ロイヤルズ、セス・ルーゴが好投するも、ジャンカルロ・スタントンにやられる!
【NLDS2024】メッツ、フランシスコ・リンドーアがNLCSを決めるGSを放ち勝利!
【NLDS2024】ドジャース、ブルペン・ゲームで完勝!大谷は追加点となるタイムリー(Gm4)
【ALDS2024】タイガース、シャットアウト勝利でALCSに王手!チームERAはDSでNO.1
【NLDS2024】大量失点にはGSで応酬!壮絶なゲームはパドレスがリードを守りきり、NLCSへ王手
【NLDS2024】メッツがショーン・マナエアの好投で王手!マナエアはシーズン中にモデルチェンジ!
【ALDS2024】タイガース、タリク・スクーバルの圧巻投球とケリー・カーペンターの3ランHRで勝利
【ALDS2024】ロイヤルズがシリーズ・タイに。コール・レーガンズが好投、サルディーにも一発!
【NLDS2024】ダルビッシュが7回1失点の好投!パドレスが完勝してシリーズ・タイに!大谷は封じられる!
【NLDS2024】ニック・カステヤーノスがサヨナラ安打を放ち、フィリーズがシリーズ・タイに
【MLB2025】テリー・フランコーナがレッズの監督に就任
【NLDS2024】大谷が同点HR!ドジャースが前半の打ち合いを制し、パドレスに先勝
【2024ALDS】中盤のシーソーゲームを制したのはヤンキース。ロイヤルズは終盤に失速
【2024NLDS】メッツ、投手陣がゲームメイクし、8回に逆転!フィリーズはブルペンが崩れる(Gm1)
【2024ALDS】ガーディアンズ、初回に5得点!タイガースはエラーがらみでオープナーが機能せず
タイトルとURLをコピーしました