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【MLB 2022】ニア・ノーヒッターの大谷選手、High-80mph駆使で15勝!投手寿命は明らかに伸びたはず!

技術の大谷!、技術も大谷?

 現地2022年9月29日、アスレチックス戦での大谷選手の投球はすごかったですね。筆者は月末で仕事中だったのですが、何度も戦況を確認せざるを得ない状況となり、自分の仕事がピンチになりかけてしまいました。そんなことはどうでも良いとして、帰宅後VTRを見てこれは投手寿命が伸びたなと思いました。

投手寿命は絶対に伸びた

 そもそもシンカーのマスターで大谷選手の投手としての寿命は伸びたと思った方は多いと思います。4シームとスプリットの力投型ではやはりしんどい面があると思いますし、もっと言えば、カットボールを操るようになったことも今の安定した投球を支えている技術だとも思います。それはもうかなり前からの話ではありますが。

 シンカーは4シームよりベロシティーが出るケースが多いのもメジャー・リーグを見ていればわかりますね。対戦の多いアスレチックス打線は、シンカーが頭にあったと思いましたけど、この日は談話でもありましたが、「真っすぐが走らなかった」と。

 VTRを見て驚いたのですが、投球の大半がHigh-80mph、85-89mphほどのスライダー系の変化球だったことです。

 ファストボールが走らないからすぐに切り替えて、シンカーの脅威を煽りつつ、右打者のアウトコース、あるいは左打者のインコースの膝元にタイミングを外す、スライダー、カット、カーブを投じたというこの技術。少し偉そうなモノ言いですが、これが出来れば、投手寿命は間違いなく伸びると思われます。

 ついでに、チェンジアップもどうでしょうか!?と問いたいところですね。カーブより簡単ですし。もっとも今操っていないのは腕のスイングが合わないのかもしれませんが。チェンジアップがあれば、さらに寿命が伸びそうに思います。

【Youtube】What a Sho! Shohei Ohtani flirts with no-hitter, strikes out 10 over 8 shutout innings!

ニア・ノーヒッターの投球

 今回のニア・ノーヒッターの足跡です。

vsアスレチックス戦の投球
  • 1回表
    16球/ 90mph台が7球
    • トニー・ケンプ:四球
    • V・マシーン:見逃し三振
    • S・マーフィー:3Bゴロ(5-4-3のダブルプレー)
  • 2回表
    スコア(LAA 2-0) 10球/90mph台なし! →計26球
    • セス・ブラウン:空振り三振
    • J・ディアス:3Bゴロ
    • C・キャペル:空振り三振
  • 3回表
    スコア(LAA 2-0) 12球/90mph台は3球 →計38球
    • D・ガルシア:CFフライ
    • S・ランゲリアス:RFフライ
    • ニック・アレン:1Bゴロ(96mph)
  • 4回表
    スコア(LAA 3-0) 18球/ 91mph台が1球、High90mhpが3球→計56球
    • トニー・ケンプ:空振り三振
    • V・マシーン:ファウルチップ三振
    • S・マーフィー:空振り三振 /98.3mphを計測
  • 5回表
    スコア(LAA 3-0) 7球/ 95mph台が3球→計63球
    • セス・ブラウン:空振り三振
    • J・ディアス:3Bゴロ
    • C・キャペル:Pゴロ(アクロバティックなプレー)
  • 6回表
    スコア(LAA 3-0) 9球/ 95.3mphが1球だけ→計72球
    • D・ガルシア:空振り三振
    • S・ランゲリアス:3Bゴロ
    • ニック・アレン:3Bゴロ
  • 7回表
    スコア(LAA 4-0) 15球 /91.3mphが1球だけ→計87球
    • トニー・ケンプ:1Bゴロ
    • V・マシーン:ファウルチップ三振
    • S・マーフィー:3Bゴロ
  • 8回表
    スコア(LAA 4-0) 21球/ 90mph台はなし
    • セス・ブラウン(1球/計88球):Cポップフライ
    • J・ディアス(3球/計91球):空振り三振
    • C・キャペル(4球/計95球):SS内野安打
    • D・カルシア(4球/計99球):LF前シングル
    • S・ランゲリアス(9球/計108球):3Bゴロ 

 8回2アウト、あと打者4人というところまでノーヒット・ノーランを継続。ここまで91球。このペースなら115球くらいという球数になりそうで、「行ける!」というところまで来ました。

 もっとも、投手も打者も両方をやって、今はシーズン後半。このゲーム前まで投手として14勝、153.0イニング、ERA2.47、203Kを達成し、打っては34HRを達成。おそらく想像を絶するような足腰への負荷がかかったまま、まさしく命を削って頑張っている選手に「まだ行ける!」などと過酷な圧などかけてはいけないところでしたが、それでもファン心理としては「惜しかった」と思いましたね。記録が達成出来るペースでした。

 この大記録は近いうちにまたご縁があることでしょう!

4シームはたったの4!

 大谷選手の投球でファストボールは、4シームとシンカー。

 このうち、この日の登板は4シームがたったの4球しかありませんでした!シンカーは11球。残り93球がスライダー、カット、スプリット、カーブのオフスピードのボールでした!

 High-90mphの速いボールも投げましたが、この日のオフスピードでの勝負は本人にとっても大きなイノベーションだったかもしれません。これが出来ると投手寿命も伸びると、そういうことを言いたかった記事でした。

打ってはタイムリー

 なお、大谷選手の打撃ですが、打順は3番。1回裏に二塁打のトラウトを還す、2点目となるタイムリーシングルをCFへ放っています。7回裏にはSSへの内野安打を放ち、この日は4-2です。

スタッシ、GJ

 ローガン・オホッピーがデビューしたエンゼルスでしたが、この日はやはりマックス・スタッシが大谷選手の女房役でした。スタッシのリードは推理映画を見ているようで深いし、面白いです。

 伏線もあります(撒き餌)し、前半は特定の球種を温存して中盤以降にそれを使うとか、前半と後半で攻め方を変えるなど、ストーリーもあって非常に楽しい。

 オホッピーの存在に刺激を受けたのか、6回裏に4点目となるソロHRも放ちました。素晴らしい仕事だったと思います。

 最終回、ループとテペラで2点を奪われましたが、4-2でエンゼルスが勝利しました。あれでひっくり返されてたら、2人とも今後のキャリアは終わっていたかもしれませんね。リリーバーは難しいですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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