NLDS Gm2 SDP 10 @ 2 LAD
現地2024年10月6日のパドレス@ドジャースのNLDS Gm2はパドレスが完勝しました。
何よりダルビッシュ投手の高品質投球とパドレスの固いディフェンスがドジャースの反撃の芽を摘んだと言えるでしょう。
大谷選手は9月19日から29日までのレギュラーシーズン最後の10試合で、.628/ .667/ 1.186、OPS 1.853、HR 6、RBI 20をマーク。NLDS Gm1でも5-2、1 HR、3 RBIと手がつけられない状態でしたが、この日は完全に封じられました。
ダルビッシュ投手が7回、3ヒッター、1失点
満を持してNLDSで今ポストシーズン初登板となったダルビッシュ投手は、気力も漲り素晴らしい投球を見せてくれました。
1回にはドジャースの怖い1-2-3を三者凡退でスタート。2回裏は、テオスカー・ヘルナンデス、マックス・マンシーに連続シングルを許し、ウィル・スミスには四球を出し、ノーアウト満塁の大ピンチを迎えましたが、ギャビン・ラックスの犠牲フライの1点のみで凌ぎました。トミー・エドマンには捉えられましたが打球は1Bのルイス・アラエズの正面に来るライナー。ウィル・スミスが飛び出してダブルプレーとなりました。ドジャースにとっては追い上げムードだったのでハードラックでもありました。
3回以降のダルビッシュ投手が打たれたヒットはギャビン・ラックスの5回裏の1安打のみ。パドレス野手陣の好プレーもあり、ダルビッシュ投手はドジャース打線を抑え込み、7回、3ヒッター、失点1、BB 2、SO 3という素晴らしい投球でパドレスに流れを呼び込みました。
ドジャース投手陣は10失点
エース級のジャック・フラハーティーをGm2の先発に持ってきたドジャースですが、この日は投手陣が崩れました。
ジャック・フラハーティーは1回表にタティス・Jr.にソロHR、2回表にはデービッド・ペラルタに2ランHRを浴びて序盤で2失点。結構、キレのいいボールも投げていましたし、それほど悪くないように思えたのですが、かなり強いスイングをされました。何かクセでも掴まれていたのでしょうか??
フラハーティーは味方に1点をもらい、6回途中まで3失点と粘り強く投げていたのですが、2番手のアンソニー・バンダが堪えきれずに1失点。ここはバンダではなかったと思うのですが、これも現場のブルペンのローテーションもあるのでしょう。この1点は痛かったです。
さらに8回表にはライアン・ブレイジャーが2ランHRを浴び、追加点を与えてしまいます。この日のブレイジャーはレッドソックス・ファンにとってはよく見た光景でした。
この後、マイケル・グローブもボガーツにHRを打たれて計3失点。9回は期待のエドガルド・エンリケスが登板しましたが、カイル・ヒガシオカとタティス・Jr.にHRを許すなど3失点。
ドジャース投手陣は要所に漏れなく失点してしまいました。
パドレスは一丸
7回を終えてパドレスが4-1でリード。8回表、パドレスの攻撃が始まる前にマニー・マチャードがダグアウトで皆を集めて鼓舞。リーダーシップを発揮しましたね。ダルビッシュ投手がうなづく姿もうかがえました。この後、8回、9回で計6得点です。
Manny Machado pulled the team together to have a meeting after everything that took place at Dodger Stadium pic.twitter.com/foU5F3GghJ
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 7, 2024
8回表にボガーツが一発を放ちましたが、この打席でボガーツはどうやらハムストリングスを傷めていた模様。しきりにストレッチを繰り返します。それでも交代せずに左中間へHRです。これはレッドソックスが過去によく見たボガーツの左中間への一発。
マチャードの鼓舞も効いたかもしれません。
これでNLDSは1勝1敗のタイに。1日空けて今度はサンディエゴに舞台を移してGm3が行われます。
Gm3はウォーカー・ビューラーとマイケル・キングです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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