スポンサーリンク

【MLBアウォード】OAKのビリー・ビーンに決定した2018年の最高幹部。MLBのフロントをちょっと覗いてみる

2018 “Executive of the year”にビリー・ビーン

今年からMLBで表彰されることになったアウォードがこの”エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー”。最も優れた「幹部」は誰か?という賞です。

今回、アスレチックスのビリー・ビーンが受賞しました。

今までは「ベースボール・アメリカ」(”Baseball America”)でこの賞が発表されていたのですが、MLBでは初めてです。ちなみに今年のBaseball Americaの同賞はまだ発表されておりません。

Baseball America Awards
Winners for all the major league, minor league, college, high school and independent league awards in Baseball America history, dating back to 1981.

ビリー・ビーンさんの現在のタイトルは、エグゼクティブ・バイス・プレジデント・オブ・ベースボール・オペレーションズ(Executive Vice President of Baseball Operations)。いわゆる副社長です。

受賞理由

ビリー・ビーン副社長の功績はアスレチックスの2018シーズンの劇的な活躍を演出したことに尽きます。

シーズン勝利数97勝は100勝チームが2チームも出たアメリカン・リーグで4位の成績。さらにワイルドカードでヤンキースに敗れたとは言え、プレーオフにも進出したことも大きな業績でした。

しかも、ショーン・マナエア、ケンダール・グレイブマンなどローテーション投手を次々と怪我で欠いた上でのこのオペレーションは現場への選手の補充、しかも限られた予算内でそこそこの人材をことごとくフィットさせたという意味で神業に近いと言わざるを得ません。スペック的にパーフェクトでなくても、どこか素晴らしい一点を数値上で見抜いて選手の良さを引き出す手法は素晴らしいの一言です。

フロントに入ってからの成績

ビリー・ビーン副社長がフロントに携わってから今季で21年。この間の勝敗は1,793勝1,607敗、勝率.527。ここ21年間でこの勝率はア・リーグでは4位、両リーグ通じても7位の良さを誇ります。

他の2人は若いGM

RAYS: エリック・ニーアンダー

他に候補として名を連ねた一人は、エリック・ニーアンダー(Erik Neander)。レイズのGMです。

正確な肩書はシニア・バイス・プレジデント・オブ・ベースボール・オペレーションズ兼ジェネラル・マネージャーです。カタカナが多くてすみません。ベースボール・オペレーションの上級副社長でGMも兼ねている。そんなポジションです。

フロントの組織に関しては後述します。

BREWERS: デービッド・スターンズ

もう一人の候補は、ブルワーズのGM、デービッド・スターンズ(David Stearns)。

特筆すべきは2人共、とても若いことです。

レイズのエリック・ニーアンダーは2016年11月、史上2番めの若さである33才でGMに就きました。今現在35才です。それより若いのはブルワーズのデービッド・スターンズ。今現在33才なのですが、GMに就いたのは2015年9月でこの時なんと30才。

いやはや出来る人は違うもんですね。

3名ともにとてもエキサイティングなシーズンを展開させたところは工夫と知恵の現れですね。

MLBのフロント組織の構成

レイズのエリック・ニーアンダーのタイトルは上述の通り、Senior Vice President, Baseball Operations/General Managerです。

複数の副社長

Vice President(副社長)なのにどうしてSenior(上級)がつくんだと思った方もおられるかと思いますが、まずレイズの場合、副社長が複数いて、ニーアンダーはそれを統括するポジションゆえにそのようなタイトルになっております。

また、Senior Vice Presidentはニーアンダーを含め3名もおります。その下の副社長は10名在籍。それぞれの肩書の下に統括する仕事が続くというタイトルです。

  • Vice President, Baseball Operations
  • Vice President/Chief Financial Officer
  • Vice President, Operations/Facilities などなど。

ベースボール・オペレーションズ

各チームで共通しているのは、ベースボール・オペレーションズというやつです。

これはゲームの采配は監督が行うとして、フロントは現場のそれがうまく行くように補助すること、勝つための現場のバックアップというのがこのベースボール・オペレーションズになります。日本で言うなら編成部というところかと。ただ、権限などはNPBの編成部などよりはかなり大きいと思います。

フロントに関しては各チームの組織体制が結構面白いのでまた記事にします。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB FA 2023】ドジャース、シェルビー・ミラーとメジャー契約!直近6年で3勝も、リリーバーとしての活路を見出す
【MLB FA 2023】1Bサーチのアストロズ、ホセ・アブレイユと3年契約でサイン
【NPB 2023 契約】アリスティデス・アキーノがNPBへ!中日と1年契約でサイン
【MLB FA 2023】ホワイトソックスが先発強化! “サン・シャイン” マイク・クレビンジャーと1年で合意へ
【MLB 2022 ポストシーズン・シェア】チャンプのアストロズに過去最高の516,347ドルのボーナス!
【MLB 2023】パイレーツ、カルロス・サンタナと1年6.725Mでサイン
【MLB2023】ブライス・ハーパーがトミー・ジョン手術。DHなら5月中の復帰もあり
【MLB移籍2023】エンゼルス、トレードでハンター・レンフローを獲得!過去2年で計60HR
【MLB 移籍 2023】まるでパズル!SSがきれいに動いたカイル・ファーマー(MIN)とケビン・ニューマン(CIN)のディールについて
【MLBユニフォーム2023】ツインズが、チームロゴとユニフォームをリニューアル!北極星がきらめく!
【MLB移籍2023】エンゼルスがツインズからジオ・ウルシェラ(Gio Urshela)を獲得したトレードについて
【MLB2022-23】ノンテンダー・デッドラインが到来!今年は衝撃のコディー・ベリンジャーの名が上がる
【MLBトレード2023】元ROYのカイル・ルイスがDバックスへトレード
【MLBアウォード2022】MVPはアーロン・ジャッジとポール・ゴールドシュミットに決定
【MLB 2023 契約】ルール5ドラフトに向けた40manロスターのデッドラインが到来!TBのヤーブローらがDFAに
【MLBプロスペクト】2022 AFL MVPはオリオールズのヘストン・カースタッド(Heston Kjerstad)が受賞
【MLB 移籍/トレード】2023シーズンに向けたクラブ別主要FAプレーヤーリスト
【MLBアウォード2022】シルバースラッガー賞が決定!ジャッジ、トラウトらが受賞
【MLB移籍/FA】2023年に向けたクオリファイング・オファーを受けたのはジャッジ、ボガーツなど計14名(追記:2名が受諾)
【MLB 2023】「天才」デービッド・スターンズ退任後のブルワーズのフロント・オフィス
【MLB契約2023】ブルワーズ、コルテン・ウォンのクラブ・オプションを行使!
【MLB2023FA】レッドソックスのザンダー・ボガーツがオプトアウトを行使し、FA市場へ参戦
【MLB契約2023】メッツ、エドウィン・ディアスと5年/102Mドルで再契約!
【ワールドシリーズ 2022】ヨルダン・アルバレスが逆転3ラン!アストロズ、確かな強さでWSチャンプ!
【MLB Awards】2022シーズンのゴールドグラブ賞にもユーティリティー!ガーディアンズから最多4名が選出!(追記あり)
【2022プレーヤーズ・チョイス】ジャッジ、ゴールドシュミット、JV、サンディー・アルカンタラらが受賞
【ワールドシリーズ 2022】アストロズが再三のピンチを凌いで1点差勝利!シリーズ王手へ!JVがWS初勝利!
【ワールドシリーズ 2022】アストロズが痛烈にリベンジ!コンバインド・ノーヒッターで2勝2敗に
【ワールドシリーズ 2022】フィリーズ、5HRで7−0シャットアウト!地元で大声援!
【MLB 2023】ホワイトソックスの新監督はロイヤルズのベンチコーチ、ペドロ・グリフォルに決定(追記あり)
タイトルとURLをコピーしました