ALDS Gm3: NYY 3 @ 2 KC
現地2024年10月9日、2015年のワールドシリーズチャンプ以来、カンザスシティにポストシーズン・ゲームが訪れることとなりました。
カウフマン・スタジアムで行われたALDS Gm3は手に汗握る接戦。好ゲームが展開されましたが、ゲームを決めたのは大砲、ジャンカルロ・スタントンの一発でした。
セス・ルーゴ、好投するも中盤に失点
先発はALサイ・ヤング賞候補のセス・ルーゴとヤンキースはクラーク・シュミット。セス・ルーゴは3回までBB 1の好投。
しかし、4回に中軸を迎え、先頭のフアン・ソトに四球を出し、これがきっかけでジャンカルロ・スタントンに先制タイムリー・ダブルを打たれて1失点。
5回表には1アウト満塁のピンチを作ってしまい、フアン・ソトに犠牲フライを打たれて2失点目。ただ、この後、アーロン・ジャッジは抑えました。
セス・ルーゴは5イニングを投げ、被安打がたったの2だったものの2失点。BB4に慎重さが伺えます。しかし、見事にゲームメイクしました。
ソトのエラーでKCが同点に
2点を追うロイヤルズは5回裏に反撃。2アウトからアダム・フレイジャーがシングルで出塁。この後、カイル・イズベルがLF線へタイムリー2ベースを放ち、1点を返します。さらに、マイケル・マッシーが右中間へラインドライブの強烈な当たりを放ち、これをフアン・ソトがダイビングを試みて失敗。カイル・イズベルが返り、2-2の同点に追いつきます。この後のチャンスはクレイ・ホームズに抑えられました。
ジャンカルロ・スタントンが決勝HR
ゲームは両軍のブルペンが踏ん張り2−2のまま8回に。ロイヤルズのマウンドは左腕のカイル・ブビック。1アウト後、ジャンカルロ・スタントンを迎え、3-1カウントとなった後の5球目。スライダーがインローに入り、これをジャンカルロ・スタントンに左中間スタンドに放り込まれ、勝ち越しを許してしまいます。
ゲームはこのままヤンキースがルーク・ウィーバーの好投で抑え込み、3-2で勝利。ヤンキースは2勝目となり、ALCSへ王手をかけました。
ボビー・ウィットに初安打!
ロイヤルズはこのシリーズは得点力が不足しているのですが、大きな要因はボビー・ウィット・Jrのスランプ。警戒されているうちに調子を崩してしまいました。
しかし、そのボビー・ウィットに8回に三週間を破るシリーズ初ヒットが生まれました。これはロイヤルズにとっては光明です。
Gm4はゲリット・コールとマイケル・ワカのマッチアップ。どうなるでしょうか?
お読みいただき、ありがとうございました。
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