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【ALDS 2022】ヤンキース、エリミネーション・ゲームでゲリット・コールを起用!2勝2敗のタイに持ち込む(追記あり)

2022 ALDS Gm4 ( NYY 4-2 CLE )

 現地2022年10月16日、ガーディアンズが2勝1敗でALCSへ王手をかけたGame4はヤンキースにとって後がないエリミネーション・ゲームになりましたが、この状況でアーロン・ブーン監督が起用したのはエースのゲリット・コールでした。

 ヤンキースがALDSを勝ち抜くにはGame5を経ることが必須となった状況で、ゲリット・コールはGame5に温存するのではないか?と筆者は思っていたのですが、負けたら終わりというのをアーロン・ブーン監督は優先した模様です。

 一方のガーディアンズは右腕のカル・クアントリルが先発。ここは難しいところでしたが、クアントリルに賭けたというところでしょうか。

 ともに現地2022年10月11日に行われたGame1に先発し、中4日を空けての先発です。

クアントリル、立ち上がりに失点

 カル・クアントリルはファストボールのベロシティーが93-94mph近辺の右腕。このレンジはラグジュアリー・コントラクトを結んでいる打者がもっとも得意としているレンジで、いわばこの速度帯をさばいて、サラリーを上げていると言っても過言ではありません。

 右腕でこの速度帯の投手はかなりおり、実際いいボールには違いないのですが、コントロールが非常に重要になってきます。あとは投手によってスライダー、チェンジアップ、大きなカーブをどう活かすかという組み合わせが肝に。

 そのような見方をすると、カル・クアントリルはヤンキース打線にとってはかなり与し易い相手のはずで、ガーディアンズからすればなんとか3点以内、出来れば2点以内にという願いを込めて送り出したと思います。しかし、クアントリルは1、2回に失点してしまいました。

 初回、先頭のグレイバー・トーレスにRF前に抜かれたクアントリル。ここから長打警戒ということで打者に集中していた隙を突かれ、グレイバー・トーレスに2盗を許してしまいます。

 2番・ジャッジを三振に仕留めたところはお見事でしたが、その後アンソニー・リッゾにCF前に運ばれ、効率よく1点を先制されてしまいます。

 これで踏ん張って欲しかったクアントリルでしたが、2回表、またしても先頭打者(ジョシュ・ドナルドソン)にヒットを出塁を許しました。そして、1アウトからハリソン・ベイダーに2ランHRを打たれてさらに2失点。ベイダーに打たれたボールはカット・ボールが真ん中に入った失投。調子の良いベイダーに投げてほしくなかったコースでした。

【YOUTUBE】Harrison Bader goes deep AGAIN! His THIRD homer of the postseason gives Yankees early lead in Game 4

 このような状況でクアントリルは序盤2回に3失点というガーディアンズにとってはこれら後何点取られるのか?ということも含めてやや不安な展開となりました。

 カル・クアントリルは5イニングを投げたのですが、3回以降はなんと無失点。せっかくの素晴らしい実力が、序盤の2回に出ずに、悔しい登板となりました。特にベイダーへの失投は悔やまれます。

ゲリット・コールは2失点

 一方のゲリット・コールはボールはHigh-90mphをマークし、かなり気合の入った投球を見せました。ただ、4イニング連続で先頭打者の出塁を許したので、球威ほど楽な投球にはなりませんでした。

ガーディアンズ、またテキサス・ヒット 

 3回裏、ガーディアンズは先頭のオースティン・ヘッジスが四球で歩き、2アウトまで奪われたものの、アーメッド・ロザリオがRF前にいいバッティングを見せ、チャンスを拡げます。ここでバッターは最も頼りになるホセ・ラミレス。

 ホセ・ラミレスは大きなカーブで追い込まれ、3球目もスライダーでタイミングを外されるも、なんとかバットに当て、LFとSSの間に打球を飛ばします。

 これがGame1同様、またしてもポトリと落ち、ガーディアンズが1点を返します。ガーディアンズはこのシリーズはテキサス・ヒットが多いです。ただ、このヒットで2塁を狙ったホセ・ラミレスが1塁を回ったところで帰塁出来ず、アウトとなり、1点止まり。

 4回裏、単打でつなぐガーディアンズに待望の一発が出ました。先頭のジョシュ・ネイラーがゲリット・コールの4シームを右中間スタンドに運び、ソロHRに。ガーディアンズが2-3と1点差に迫りました。

次の1点はヤンキースに

 次の1点がどちらに入るのか?というところでしたが、入ったのはヤンキースでした。

 6回表、マウンドはこの回からイーライ・モーガンにスイッチ。先頭のジャッジがCF前に抜けようかという当たりを放ちますが、SS側にシフトしていた2Bのアンドレ・ヒメネスが好捕。1塁に送球したのですが、わずかにボールが逸れ、ガブリエル・アリアスのつま先がベースから離れて内野安打となります。タイミングはアウトだったので惜しいプレーでした。

 この後、リッゾが二塁打を放ち、ノーアウト、2、3塁でジャンカルロを迎えるという絶望的なシチュエーションとなりました。

 ジャンカルロへの2球目、アウトハイに投げたボールをジャンカルロが捉えます、打球は伸び、このままスタンドインかと思われましたが、ウォーニング・ゾーンでLFのクワンがキャッチ。これが犠牲フライとなり、ヤンキースが4点目を上げます(4-2)。

 その後、ガーディアンズはクレイ・ホームズ、ワンディー・ペラルタの前に得点を奪えず、4-2のスコアのままゲームは終了。2勝2敗のタイとなり、決着はGame5に持ち越すことに。

ジャッジ、まだ不調

 この日のアーロン・ジャッジの安打は上述の2Bへの内野安打の1本のみ。第1打席は三振、第2打席はRFフライ、第3打席に内野安打、第4打席はLFフライ。

 外野フライが出てきているので、傾向としては良くなって来ていると思います。仮にALCSまで行くようなら、そこから爆発する予感も。

 ニューヨークはお天気が悪いようですから、ちょっと心配ではあります。

 Game5はアーロン・シバーリとジェイムソン・タイヨンとなりました。

追記:Game5は雨で延期

 両クラブともに移動日なしでニューヨークに乗り込みましたが、お天気はあいにくの雨。NLDS Game 5は天候の回復を待ちましたが、中止ということに。

 日程ですが、Game5は18日に行われます。東部時間で夕方4時過ぎのファースト・ピッチ。

 これによりもともとはALCSの移動日として設定されていた18日が潰れたということで、この両クラブのうち勝った方は、すぐさまヒューストンに飛び、連戦で19日にALCS Game1を戦うことになりました。

 先発は当初は上記の2人が予定されていましたが、1日空いたことで、ヤンキースは左腕のネスター・コルテスに託すことに決まりました。一方のガーディアンズはまだ決まっておりません。シェーン・ビーバーを出すかどうかで悩んでいるのかと思います。ビーバーは14日のGame2で登板。中3日になるので、ここが悩ましいところですね。どうなるでしょうか!

 お読みいただき、ありがとうございました。

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