前半戦最後の登板を回避
現地2026年7月10日、ドジャースは地元ドジャー・スタジアムでDバックスとの3ゲームシリーズのGm1に臨みました。これはドジャースにとってオースター前最後のシリーズです。本来ならこの初戦は大谷選手が登板予定となっておりました。前回登板のパドレス戦が現地2026年7月3日でしたから、ちょうどこの日が中6日でした。

しかし、大谷選手はこの日の登板は回避。ドジャースはブルペン・デーとし、リリーバーのカイル・ハートが先発しました。
左膝の違和感
大谷選手がこの日、登板を回避したのは例の左膝の違和感から。大谷選手は6月11日のパイレーツ戦で、4回表にシングルを放って出塁し、次打者のアンディー・パヘスの打席で盗塁を試みた際に左膝およびハムストリング周辺に痛みを感じたため途中交代しました。

それ以降、ずっと膝の調子を見ながら出場を続けていて、この日の登板も直前まで行くつもりでしたが、ロバーツ監督やチームスタッフとも話し合った結果、10日の登板は回避することとなりました。大谷選手自身も「(膝の状態は)打撃よりも投球の方に影響が出るため」とウィル・アイレトンさんを介して語りました。
膝の水を抜くため、オールスターも欠場
話し合ったのは10日の先発登板の話だけではなく、直後に控えたオールスターにも及びました。
大谷選手はご承知の通り、ファン投票のフェーズ1でナ・リーグ1位の票を得たため、自動的にフェーズ2の投票が回避され、ナ・リーグのスターターDHに選出されておりました。


しかし、膝の治療に関しては、シーズン中に出来る最善の処置を施すこととなり、大谷選手は現地2026年7月12日(日)のDバックスとのGm3を終えた後、膝に溜まった水を抜く処置を受けることとなりました。
オールスターは当日に試合に出なくてもダグアウトにいるケースがありますが、今回の大谷選手の場合はそれもなく、フィラデルフィアに飛ぶこともありません。ロバーツ監督は飛行機移動に伴う気圧の変化で腫れが悪化するリスクも避けたいとも説明しております。
ゆえに今回、オールスターでは大谷選手のプレーする姿を見ることはなさそうです。
NL DHはカイル・シュワーバーがスターター
よって、今回のオールスターのNL DHはカイル・シュワーバーがスターターDHとなる見込みです。地元開催ですし、現時点で32本のHRリーダーですから。
また、ナ・リーグの先発ピッチャーは当初はERA1.62(現地2026年7月10日時点)とMLB NO.1をマークし、105.5mphさえも記録したブルワーズのジェイコブ・ミズロウスキーが務めるのではないかとも言われておりましたが、ミズロウスキーは前半戦最後の12日のパイレーツ戦の先発が決まっているため、オールスターでの登板はなくなりました。ゆえに、ナ・リーグの先発投手もやはり地元フィリーズのクリストファー・サンチェスが務めることがほぼ確実です(現地2026年7月10日時点)。
このあたりは地元開催で色々と動いていたような感もありますね。
そもそも2019年にも左膝を手術
大谷選手の左膝ですが、実は2019年9月後半も手術をしたことがあります。この時は残りシーズンがあと半月というところでシーズン・エンドに。

もともと大谷選手は成長期の影響と思われますが、膝の皿が2つに分かれる二分膝蓋骨(にぶんしつがいこつ)」という症状をもっておりました。これがかなり痛いらしいです。2019年の手術では小さい方の皿を除去したのではないか(確定できません)と思われ、抜本的な処置を取ったと思われます。
今回の左膝はこの二分膝蓋骨の影響とは別に投球の着地時に何等かの問題があると言われており、疲労蓄積もあり症状が悪化したと思われます。
前半戦は打者ONLY
前半戦の最後の登板を回避し、オールスターの欠場も決まった大谷選手ですが、Dバックスとのシリーズでは打撃ONLYで出場はします。
実際、現地2026年7月10日も1番DHで出場し、またもやリードオフHRを放ちました。今季21号。そして2番のアンディー・パヘスもBack to BackでHRを放ち、2点を先制されたもののすぐに追いつきました。
ただ、ゲームの方は急遽のブルペンデーとなったこともあり、中盤以降捕まる投手が増えてしまい、3-9で敗れてしまいました。

後半戦は東海岸遠征から
ドジャースの後半戦スタートは17日から。大谷選手は13日から16日までまる4日間、治療に当てる時間を確保しました。実際は17日はブロンクスでのヤンキース戦がスタートするので、前日に移動することでしょう。
【ドジャースの後半戦】
- 7/17-19 @ ヤンキース
- 7/20-22 @ フィリーズ
- 7/23 OFF
- 7/24-26 @ メッツ
この間に左膝への処置を済ませ、果たしてヤンキース戦に登板するのか、注目です。
規定投球回数はやや遅れ気味
大谷選手は打っては打率.290、OBP.403、SLG.540、OPS.943、HR 21、RBI 57をマーク。今季もNL MVPの有力候補の一人です。
そして投手としてもここまで8勝2敗、ERA 1.79を記録。このERAはジェイコブ・ミズロウスキーに次いでMLB全体2位の数字。ただし、ご承知のようにランキングに入るには規定投球回数に達することが必要で、大谷選手は現在85.2 IP。ドジャースは10日時点で95試合目を消化ですから、もしも10日に6.0イニングを投げていたとしても、91.2 IPでこれでもまだ足りません。
もしもですが、登板をあと1回でもスキップしてしまうと、この規定投球回数のクリアはかなりしんどい状況となります。
大谷選手の最優先事項はあくまで10月のポストシーズンでもあるのですが、32歳になり、二刀流がいつまで続けられるのかという問題もつきまとう時節になりました。サイ・ヤング賞を受賞する可能性があれば、もう前のめりにイニングを稼いでおきたいでしょう。
シーズン終盤にはなんとか規定投球回数に達するようにコンディションを整えてもらいたいですね。コンディションが良ければ登板間隔を詰めることもあり得ますが、どうなるでしょうね??
お読みいただき、ありがとうございました。

コメント