ドジャース、10連戦がスタート
現地2024年9月14日、ドジャースはトゥルーイスト・パークにてアトランタ・ブレーブスとのシリーズがスタート。ドジャースはこの日から9月22日まで10連戦。東海岸南部への遠征で、ブレーブスと4戦、マーリンズと3戦そしてロスに帰ってロッキーズとの3戦で計10戦。
すべてはSDPとの直接対決に備えて!
そして、この10連戦が終わると、いよいよ9月24日から26日まで地元でパドレスとの決戦が待っています。
ドジャースにとって、この10連戦でいかにパドレス戦までに3.0ゲーム以上をつけておけるかというのがポイント。仮に3.0ゲーム未満に減ったとしても、パドレスとの直接対決で連勝すれば良いだけの話なのですが、それだとあまりに決戦感が強すぎて、無理をする選手も中には出てきます。つまり、けが人という犠牲者が出やすい状況に。そうなると、地区優勝したとしてもポストシーズンで敗退の可能性が高くなるので、理想は3.0ゲーム以上の差をつけて余裕を持った上で直接対決に持っていくことです。
シュウェレンバックに苦戦!
前回、ブレーブスと対戦したのは5月のこと。3日から5日にかけて3ゲームシリーズを行い、ドジャースがスウィープしました。この頃はまだロナルド・アクーニャ・Jr. もゲームに出ていたものの、今ひとつエンジンがかからないなと思われていた頃でした。
今回のシリーズは双方ともに満身創痍な中、その状況でもどちらが優位に立つか?点が注目のポイント。しかも、ポストシーズンで当たる可能性もありますから。ブレーブスは現時点でワイルドカード枠からも離れていますが、まだ十分に復帰圏内です。
そのGm1ですが、ドジャースはルーキー右腕のスペンサー・シュウェレンバック(Spencer Schwellenbach)に苦戦しました。
大谷も4-0
この日は大谷選手も彼に苦戦し、いい角度でボールを上げるも詰まらされ、CFフライ、三振、LFフライと3打席はいずれも凡退。動いてくるカット・ボールに加え、スプリッターにも翻弄されました。
4打席目はリリーバーとの対戦では珍しく右腕と対し、ジョー・ヒメネスから三振を奪われ、この日は4-0。
小雨がぱらついていたせいか、両軍とも打球が重そうでしたね。
ドジャースは3回と4回にチャンスを作るも、いずれも1得点で終わり、ゲームを優位に運べませんでした。
ATLはゲーム序盤で大量得点
そうなったのはブレーブスが序盤に大量得点を上げたため。
ドジャースの先発はランドン・ナック(Landon Knack)。投げっぷりの良い投手です。
しかし、この日は立ち上がりにコントロールが甘くなり、失点を許しました。1回裏は3連打でまず1失点。2回裏には四球をきっかけにジオ・ウルシェラに2ランHRを浴びて2失点。さらにHR直後にウィット・メリフィールドにシングル・ヒットで畳み掛けられ、今度はホルヘ・ソレアーにも2ランHRを浴びてこのイニングは計4失点。
1、2回の計5失点がドジャースの攻撃陣のスイングを重いものにしてしまいました。
ブレーブスは8回裏にもマイケル・ハリス2世のタイムリー・ダブルが出て追加点。
結局、6-2のスコアでブレーブスが初戦をものにしました。
ドジャースは10連戦の初戦を落としました。
Gm2は見ごたえあり!
Gm2ですが、ドジャースがジャック・フラハーティー、ブレーブスがクリス・セールが先発。
ドジャースはNLサイ・ヤング賞候補のクリス・セールを相手に打線がつながるのかが注目です。クリス・セールは今季はピッチングがうまいですから、ダブル・プレーの量産にならないようにしたいところですね。
安定のフラハーティーとブレーブス打線もどうなるか、注目ですね。
NLウエスト順位
現地2024年9月13日は、パドレスがジャイアンツに5-0で完勝!Dバックスはブルワーズに1-2で惜敗しました。状況はご覧の通り。2位と3位がまた入れ替わっております。2位となったパドレスとのゲーム差は4.5。
# | Club | W-L | GB |
---|---|---|---|
1 | LAD | 87-60 | – |
2 | SDP | 84-65 | 4.5 |
3 | AZ | 82-65 | 5.0 |
ドジャースはジャック・フラハーティーの登板日ですし、Gm2はなんとかしたいところですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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