ガーディアンズがいい試合運びで勝利
現地2026年3月30日、ドジャースの開幕2カード目が始まりました。大谷選手にまだ一発は出ておりませんが、安打と出塁はキープしておりますので、4月に入ればそのうち打球も上がってくるかと思います。
この日からドジャースはガーディアンズを迎えての3ゲームシリーズで、ローテーションはNO.4が登場し、佐々木朗希投手が先発しました。そしていよいよ31日のGm2では大谷選手が先発します。打撃との負担を考慮してNO.5なのでしょうが、当然NO.1-2に入っていてもおかしくないです。
組織力 vs 組織力のカード
このカードはなかなか見どころが多く、ガーディアンズは”ガーズ・ボール”という名前がついているくらいにもはやNPBのようなスモール・ベースボールを展開するクラブ。一方のドジャースはタレントがひしめいているきらびやかクラブではありますが、実はしっかりとした対策を採ってくるクラブでもあります。ということで、色は違えど組織力の高いクラブ同士の対戦ということで面白い展開が予想されるのでした。
春先ですから、ドジャースの組織力もまだ全開となっていない点でガーディアンズは有利でもあります。
また、AL Player of the weekに選ばれたチェイス・デローターがドジャース戦も輝くかも注目です。
佐々木はなんとかゲームメイク
2025年のシーズン終盤からポストシーズンにかけて、佐々木投手がいなければドジャースの連覇はなかったでしょう。まさにポストシーズン・ヒーロー。
しかし、その佐々木投手はスプリング・トレーニングでは散々で、4試合に先発していずれも3失点以上を喫し、最後のエンゼルス戦に至っては2イニングでBB 6個を出すなど不安要素しかない投球が続いておりました。ベンチはローテーションから外すという選択肢もあったものの、予定通りに佐々木投手を起用。果たしてどうなるか?と思われたのですが、佐々木投手はなんとかゲームメイクはしましたね。
立ち上がり、佐々木投手はばらつきはあったものの、リードオフのスティーブン・クワンをカット・ボールで三振に仕留めてまず1アウト。つづくバッターはチェイス・デローター。勢いに乗っている若手ですが、彼を98.2mphの4シームで押し込んで2Bゴロに仕留めて2アウト。
続くバッターはホセ・ラミレスで、ここではスプリットが暴れまくってはっきりとわかるボール球が続きましたが、なんとかフルカウントまで作り、最後はボール球の高めのカットボールをCFに弾き返され、出塁を許します。そのホセ・ラミレスには盗塁も許しましたが、なんとか次打者のカイル・マンザードを仕留めて3アウト。苦しいながらも初回は無失点に抑えました。
2回表は制球も落ち着き、三者凡退に仕留めます。
3回に先制点
3回表、佐々木投手はオースティン・ヘッジスに対し、2球で追い込んだものの、4球目の99.1 mphの4シームをRFライン際に弾き返され、二塁打で出塁を許します。
送りバントを決められ1アウト3塁で2巡目、スティーブン・クワンの打席になり、ここではカット・ボールがほぼ真ん中に入り、クワンにRFへ弾き返される二塁打を打たれて先制点を許します。
このあと、チェイス・デローターに四球を出し、ランナーを貯めたところでホセ・ラミレスとの対戦となりましたが、ここではスプリッターがようやく決まり、三球三振で仕留めて2アウト。カイル・マンザードには捉えられた当たりを打たれますが、RFライナーで3アウト。1失点でしのぎました。
4回表、佐々木投手は四球で1人のランナーを出すも無失点。
5回表、先頭のアンヘル・マルチネスにゴロでCFへ抜けるシングルを打たれたところで佐々木投手はお役御免に。タナー・スコットが2番手でマウンドに上がりました。
佐々木投手は4.0イニングで被安打4、失点1、ER 1、BB 2、SO 4、HR 0。78球を投じたのでやはりかなり苦戦したシーズン・デビューでした。ただ、最少失点に抑えた点と最後はスプリッターもまとまってきたので次は期待したいところです。
パーカー・メシックが好投!
ガーディアンズ先発は25歳の左腕のパーカー・メシック(Parker Messick)。2025年にすでにデビューしており、7先発、39.2 IPでERA 2.72を記録。今季は初の開幕ローテーションで、ガーディアンズはすでに5戦目ですから、彼がローテーションのNO.5を勝ち取ったということです。
そのメシックは良かったです。初回、大谷選手にインコースへのシンカーをLFに落とされて安打を許したものの、そのあとは3人で終わらせました。
3回のピンチを脱出
厳しい場面となったのは3回裏。パーカー・メシックはイニング先頭のミゲル・ロハスにRFへ2ベースを打たれ、ノーアウトでスコアリング・ポジションに進められてしまいます。
しかし、ダルトン・ラッシングの打席でミゲル・ロハスを2塁で牽制でアウトにします。このあと、ダルトン・ラッシングにシングルを打たれましたので、ロハスを牽制死させていなければこれで1点を奪われていました。
ただ、ランナーを背負った場面で大谷選手と対戦することとなり、大谷選手には捉えられたものの打球はCFライナーでアウト。さらにカイル・タッカーから三振を奪い、バタバタとした3回裏も無失点に切り抜けました。
パーカー・メシックは結果、6イニングまで投げきり、被安打5、スコアレス、BB 0、SO 5とドジャース打線を完全に封じました。
彼の好投は大きかったですね。
リース・ホスキンスが殊勲の四球
ガーディアンズは7回表に追加点を上げます。ドジャースのマウンドはジャスティン・ロブレスキー。
ガーディアンズは先頭のオースティン・ヘッジスから始まり、クワンまで3連続安打を浴びせてノーアウト満塁の大チャンス。
このあと、デローターとホセ・ラミレスが凡退して2アウト満塁に。打席には途中から入ったリース・ホスキンス。そのホスキンスは2球で追い込まれたものの、このあと、4連続でボールを見極め、押出四球をもぎ取って追加点を上げます。リース・ホスキンスのこの選球は値千金でした。
このあとはダニエル・シュニーマンが走者一掃の2ベースを放ち、ガーディアンズはこのイニングで一挙に3点を奪い、4-0に。
9回裏、ガーディアンズはクロージングにケイド・スミスを起用。ところがスミスはタッカーにシングルを打たれるなど、ハラハラの投球が続きました。しかし、なんとか2失点で逃げ切って、ガーディアンズが4-2のスコアで勝利しました。
この試合はガーディアンズからすれば、ほぼ完璧な試合運び。一方のドジャースはこの日も9安打を放ち、活発ではあるのですが、打線がつながりませんでした。
お読みいただき、ありがとうございました。

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