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【MLB2026FA】オリオールズがまたもローテを強化!腰の手術から復帰予定のザック・エフリンと1年/10Mドルで再契約!

怪我が癒えていれば強力なローテーションへ 

 今オフはMVPと言ってもいいくらい活発に動いているのがALイーストのオリオールズですが、現地2025年12月28日にまた動きました。2025年で契約が切れていたベテラン右腕のザック・エフリン(Zach Eflin)と再契約です。

 こちらはすでにオリオールズがオフィシャルにしており、40manロスターがフルだったオリオールズはスペースを空けるため、OFのウィル・ロバートソンをDFAとしています。

 ウィル・ロバートソンは左投げ左打ちのLFで2025年に27歳でブルージェイズでデビュー。その後、ホワイトソックスへ移籍し、オフにはロスター調整でウェーバーに2度かけられ、そのうちの最後がオリオールズでした。これでまたもウェーバーにかけられることになりそうです。

契約内容

 オリオールズとザック・エフリンの契約内容はご覧の通り。後述しますが、実質的には1年契約です。

  • 1 年/$10M (2026) + 2027 オプション
    • サイニング・ボーナス:$3M signing bonus
    • サラリー:2026 :$5M
      • 2027: ミューチュアル・オプション ($2M バイアウト)
      • 2027 バイアウトの金額は先発試合数によって増額(MAX $7M)
        • 15試合先発: $1M | 20試合先発:$1.5M |25試合先発:$2.5M

 翌年のオプションは通常は金額が定まっていますが、エフリンとオリオールズの契約には2027年の金額が設定されておりません(判明したら更新します)。ただし、バイアウトの金額だけは2026年のパフォーマンスに応じて最大で$7Mに増やすことができるという設定です。

 ミューチュアル・オプションの場合、クラブ側・選手側のどちらかが拒否するのがほとんで、行使されることは少ないです。べスティング・オプションのようにある一定の数値をクリアすればOKという条件を設けたりはします。その場合、故障を抱えながらの契約が多く、ザック・エフリンもそうです。

 そしてよくあるのが、選手が設定された数値を遥かに上回る活躍をする場合に、FAで出ていくというパターンです。

2025年8月に背中を手術

 ザック・エフリンは1994年4月8日生まれで2026年の開幕後に32歳となります。

 2025シーズンは前年から続いた右肩炎症が悪化し、4月初旬には広背筋の捻挫で15 Days IL入り。5月半ばに復帰したものの、今度は腰を傷めて6月30日に再び15 Days IL入り。オールスター明けの7月23日に復帰したものの、7月31日には腰の痛みが再発し、三度IL入り。

 そんなザック・エフリンはわずか14試合の先発登板にとどまり、7月28日のブルージェイズ戦が今シーズン最後の登板となりました。そして8月18日には腰椎椎間板切除手術を実施。

 2025年は14先発、71.1イニングで6勝5敗、ERA 5.93。4シームのアベレージは前年の92.5mphから92.0mphへと落ち、強さが無くなった分、HR率は前年の3.6%から5.8%へと悪化したのでした。

 腰椎椎間板切除手術の回復には4~8か月とかなり長い期間が見込まれていましたが、今回、オリオールズがサインしたということはリハビリが順調に進んでいることを示唆していると言えるでしょう。また地元紙の情報ではスプリング・トレーニングの最初から参加できる見通しでもあるとのことです。

ローテーションの最後尾へ

 このままザック・エフリンの体調が整えば、オリオールズはトレバー・ロジャース、カイル・ブラディッシュ、ディーン・クレマー、シェーン・バズらの後の4番手か5番手として起用される見込みです。

 タイラー・ウェルズは先発ローテーション入りが有力視されていましたが、エフリンが復帰すればブルペンかスイングマン(先発・ブルペン双方)の役割に回ることに。また、アルバート・スアレスもスイングマン候補の一人であり、ケイド・ポヴィッチ、チェイス・マクダーモット、ブランドン・ヤングもローテーション候補として控えます。かなり層が厚いです。

​​過去にも故障がつきまとった 

 ザック・エフリンが怪我に悩まされたのは今回が初めてではありません。フィリーズでのキャリア初期にも膝の慢性的な故障に悩まされました。

 2022年12月にFAとしてレイズと3年/$40M (2023-25)でサインしたエフリンは2023年から2024年までは好調を維持。2023年は177.2イニングをマーク。

 2024年はレイズで110.0イニングをマーク。同年のトレード・デッドラインで予算の関係でレイズはエフリンをオリオールズにトレード。オリオールズへ移籍後も55.1イニングを投げ、2024年は計165.1イニングを投げ、2024年のオリオールズのポストシーズン進出を後押ししました。

オリオールズのサラリー

 今回のザック・エフリンの契約は$10Mとまあまあのインパクトを残しました。

 今オフ、積極的に動いているオリオールズはピート・アロンゾとの契約も成立させましたので、現時点で$190Mを超えております。2025年が$179.3Mでしたから、かなり頑張っています。

 2026年の贅沢税の閾値は$244Mですから、まだまだ余裕はありますので、後はオーナーの財布次第というところです。

 レンジャー・スアレスやフランバー・バルデスへも投資するでしょうか!?

 お読みいただき、ありがとうございました。

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