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【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!

王手をかけたのはブルージェイズ!

 現地2025年10月29日、2勝2敗のタイで迎えたワールドシリーズGm5。ブルージェイズはGm3でジョージ・スプリンガーを右腹斜筋痛で欠き、かなり不利な状況に陥っていたのですが、それでもGm4でヴラディーミル・ゲレロ・Jr.の逆転HRなどで6-2で勝利。劣勢を跳ね返してのシリーズ・タイの状況。

 一方、ドジャースはホーム・ラスト・ゲームでなんとかワールドシリーズ2連覇に王手をかけたいところ。エースのブレイク・スネルを持ってきましたが、主役はブルージェイズ先発のトレイ・イェサベージでした。 

スターティング

MLB Gameday: Blue Jays 6, Dodgers 1 Final Score (10/29/2025)
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 Gm5のスターティングは以下の通り。ブルージェイズはジョージ・スプリンガー不在となったリードオフをこの日はデービス・シュナイダーに任せました。これが効きましたね。

#Blue JaysPos.#DodgersPos.
1Davis SchneiderLF1Shohei OhtaniDH
2Vladimir Guerrero Jr.1B2Will SmithC
3Bo BichetteDH3Mookie BettsSS
4Alejandro KirkC4Freddie Freeman1B
5Daulton VarshoCF5Teoscar HernándezRF
6Ernie Clement3B6Tommy Edman2B
7Addison Barger2B7Max Muncy3B
8Isiah Kiner-Falefa3B8Enrique HernándezCF
9Andrés Giménez2B9Alex CallLF
Trey YesavagePBlake SnellP

 ドジャースは頼りになるウィル・スミスを2番に上げて、当たりの出ていなかったアンディー・パヘスを下げ、アレックス・コールを起用してきました。

TOR、WS史上初の先頭から2者連続HR

 いきなり動いたこのゲーム。

 ブルージェイズはこの日リードオフで起用したデービス・シュナイダーがブレイク・スネルの投じた96.6mphのインコースへの4シームをきれいなスイングでLFスタンドに入るソロHRを放ち、いきなりのリードオフHRで1点を先制。

 デービス・シュナイダーはお父さんに「自分の打席は撮影するな」と言っているそうですが、お父さんは周囲の反応を映すのが好きで、この日はブルージェイズの選手の家族集まったロッジでバッチリと皆の様子を押さえたそうです。そして息子さんのHRはしっかりと目に焼き付けた模様。HRの様子は全米に放送されるカメラにバッチリと納められていますからね。

 そしてその2球後、今度は2番のヴラディーミル・ゲレロ・Jr.がまたしてもブレイク・スネルのインコースへの4シームを完璧に捉え、LFスタンドに入るHRを放ち2点目。

 この試合開始直後の電光石火のBack to Back HRはワールドシリーズ史上初。ブルージェイズ、いきなりやりましたね。

 それにしてもゲレロ・Jr.のインコースのボールをさばく技術は素晴らしいですね。

 なお、デービス・シュナイダーの初球リードオフHRは2000年のワールドシリーズGm4でデレク・ジーターがメッツのボビー・ジョーンズから放った初球リードオフHR以来のもの。案外、初球のリードオフHRは出ておりません。

主役はトレイ・イェサベージ

 ただ、この日の主役はブルージェイズ先発で、ルーキーのトレイ・イェサベージでした。

 トレイ・イェサベージはALDS Gm2でヤンキース打線を完全に封じました。そして、この日は「ドジャース打線もか!」という脅威の投球を披露しています。

1回3アウト目から5者連続三振

 1回裏、大谷選手を投手ゴロに仕留めたイェサベージは2アウトからムーキー・ベッツをスライダーで空振り三振に仕留め、この日の初三振を奪うと、2回は三者連続三振、そして三振の波は3回裏にも続き、先頭のマックス・マンシーも空振り三振に。これで5者連続三振。

 しかし、この後、キケ・ヘルナンデスにLFにソロHRを打たれ、2-1と1点を返されます。

 ただ、その後は大谷選手からも三振を奪うなど、快投ペースは変わらず。

 トレイ・イェサベージは7回裏のマウンドにも上がり、1アウトからテオスカー・ヘルナンデスにシングルを許すも、トミー・エドマンをダブルプレーに打ち取り7回まで投げ抜きました。

 この日の成績は、7イニング(104球)、被安打3、失点1、ER 1、BB 0、SO 12、HR 1。

WS史上ルーキーの奪三振を更新

 このトレイ・イェサベージの1試合12奪三振は1949年のブルックリン・ドジャースのドン・ニューカムが保持していたワールドシリーズでの1試合のルーキー最多奪三振記録の11を更新。

最初の5イニングで10KはWS2人目

 また、イェサベージは5回を終えて10奪三振をマーク。これは最初の5イニングで10奪三振以上を記録した2人目の投手ということに。1人目は1963年のワールドシリーズGm1でドジャースのサンディ・コーファックスが達成。

 なお、イェサベージは同じ年のポストシーズンでこれを2度達成。これはMLB史上初のことです。

 イェサベージはスプリッターが代名詞ですが、スライダーも非常に厄介。投げ方が違うだけか?というくらいこの2つの球種は落差もほぼ同じ。バッターからするとかなり厄介です。

追加点もブルージェイズ

 イェサベージが好投している間、ブルージェイズ打線は4回表にも追加点。先頭のドールトン・バーショウが三塁打を放ち、アーニー・クレメントがきっちり犠牲フライを放ってバーショウを迎え入れ、3点目(スコアはTOR:3- LAD:1)。

 さらに7回表には疲れの見えてきたブレイク・スネルからヒットと四球で2アウト1、3塁のチャンスを作ると、2番手のエドガルド・エンリケスからワイルド・ピッチで1点を追加すると、ボー・ビシェットのタイムリーも出て5-1とリードを拡大。

 8回表にはアイザイア・カイナー=ファレファにもタイムリーが出て6点目。

 これをセランソニー・ドミンゲス、ジェフ・ホフマンの元フィリーズのリレーでつなぎ、ドジャースに隙を与えませんでした。蛇足ですが、それにしてもジェフ・ホフマンのミズノのグラブは非常にかっこいいですね。6-1のスコアでブルージェイズが完勝。見事にワールドシリーズ制覇に王手をかけました。

ドジャース、打てず

 ドジャースは自慢の打線がこの日はたったの4安打。それだけイェサベージが良かったのですが、打線がうまく繋がらないのも今ひとつスッキリしないところではあります。

 1日移動日を挟んで、トロントでGm6を迎えます。ドジャースはこの崖っぷちを山本投手に託します。CG(Complete Game:完投)の代名詞がつきかけている山本投手。Gm6の投球も見ものですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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