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【MLB2021】大谷選手がローボールを34号!ブランドン・マーシュがデビューするもエンゼルスはシリーズを負け越し

エンゼルス、シリーズをロスト

 現地2021年7月18日、どのカードも後半戦の最初のシリーズの最終日。前日に9-4のスコアで勝利したエンゼルスはアスレチックス戦を前になんとしてでもマリナーズに勝ち越したかったところでしたが、この日も先制されるパターンで苦戦。しかし、最後に大谷選手が意地の一発。

大谷選手、34号

 オールスター前の現地7月9日のマリナーズ戦で33号を放って以来、止まっていた大谷選手のHRですが、この日は土壇場9回裏、2アウトから回ってきた打席で、意地の2ランHRを放ちました。

 ゲームは9回表終了時点でマリナーズが2-7とリード。9回裏、先頭のホセ・イグレシアスがシングルで出塁。ここで畳みかけたかったエンゼルスですが、後続のジャック・メイフィールド、頼みのデービッド・フレッチャーが2者連続で三振。

 2アウトで回ってきた大谷選手。ここで一発を放てば3点差になるという場面。マリナーズのピッチャーはポール・セワルド(Paul Sewald)。フルカウントまで粘った7球目、セワルドが投じたインコース低めのボールのカーブを大谷選手がうまくコンタクト。

 かなり低めのボールでしたが、大谷選手はこれをCFへライナーで飛ばし、2ランHRに。エンゼルスが4-7と3点差まで詰めました。

ラリーならず

 つづくジャレッド・ウォルシュもシングルで出塁。ランナーがあと一人出れば一発で同点という場面を作りましたが、つづくマックス・スタッシが空振り三振。

 ゲームはマリナーズが7-4で勝利。シリーズを勝ち越しました。

ダービー癖

 大谷選手はこの日、内野安打を含め2安打。ただ、この3連戦は13-3で1 HR、7三振と結果を残せていませんでした。

 しかし、最後の最後で出た一発が、かなりすくい上げたとは言え、CF方向への打球だったことから、今後は調子を回復しそうな気配もありますね。

 やはりHRダービーの影響で力みもあり、引張り気味だったのかもしれません。トラウトも、アップトンもいない中、押し寄せる圧も半端ないなかで気軽に打席にと言っても気休め程度にしかなりませんが、バットは楽しんでもらいたいとは思います。

フレッチャー、26試合連続安打でストップ

 ここのところ、安打を量産しているデービッド・フレッチャー。26試合連続安打が続いていましたが、この日は5-0。連続試合安打は26で終了となりました。

 禁断の手打ちっぽいフォームのフレッチャー。もともとは悪球打ちでもありましたが、あのバットのヘッドが腰よりも先行して回るように見える独特の打法でここまで連続試合安打を継続させたのはやはりセンスの塊のような選手ですね。

ブランドン・マーシュがメジャーデビュー

 現時点での戦法として打つしかないエンゼルス。起爆剤を投入するがごとく、トップ・プロスペクトのブランドン・マーシュをコール・アップ。

 7番CFでデビューしました。

 ただ、この日はメジャーの投手のボールにかなり面食らったようで、4-0、2三振に終わりました。

 切り替えて、次ですね。ドジャースのジャスティン・ターナーのような風貌でデビューしたのには驚かされました。

ローガン・ギルバートにやられてしまう

 そのエンゼルス打線に仕事をさせなかったのはルーキーのローガン・ギルバート。ボールも走っていましたし、スライダーが良かったですね。

 ローガン・ギルバートは6回途中、被安打4、失点2、奪三振9。ファストボールか?オフスピードか?というところでエンゼルス打線を翻弄しました。

 先発を打てないことはよくあることですが、降板後のリリーバーもエンゼルスは捉えられませんでした。

PS出場確率、1.9%

この日の敗戦で再び勝率5割となったエンゼルス。次のアスレチックス2連戦は、なんとか1勝1敗に持ち込み、その後のツインズ戦で挽回できるかどうか。

 エンゼルスがポストシーズンへの参加できる確率は1.9%。

 この厳しいオッズがどうなるのか、注目ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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