ALCSは2勝2敗のタイに
前日の現地2026年10月16日に雨で流れてしまったALCS Gm4。事前に悪天候が予想されていたので、Gm3も急遽ナイト・ゲームからローカル時間の1:00PM開始に変更されておりました。
迎えた現地2026年10月17日は天候も回復し、無事に開催されました。
移動日無しに変更
すでに1日流してしまったALCSは、本来なら本拠地の変更で、Gm5終了後に移動日が1日設けられるはずですが、移動日無しとなりました。
- Gm5 @プログレッシブ・フィールド:現地2026年10月18日 5:08 PM ET
- Gm6 @トロピカーナ・フィールド:現地2026年10月19日 8:08 PM ET
- Gm7 @トロピカーナ・フィールド:現地2026年10月20日 8:08 PM ET(If needed)
ちなみにワールドシリーズはいつから始まるかというと、現地2026年10月23日からです。ALCSがGm7まで行った場合、2日空くことになります。
スターティング・ラインナップ
レイズのスタメンはジュニオール・カミネロを3番から4番に、チャンドラー・シンプソンを3番に変えました。先発はマルちゃんことニック・マルチネスです。
ガーディアンズは右腕のショーン・アームストロングが先発。オープナーでブルペン・デーです。2番手が鍵ですね。捕手は当たっているパトリック・ベイリーですね。
ガーディアンズが先制
ガーディアンズ先発のショーン・アームストロングは1回表にエラーでランナーを1人出すも無失点。レイズの上位3人と当たる1度目をターンを無失点で切り抜けました。
一方のレイズ先発のニック・マルチネスは1回裏にスティーブン・クワンにフルカウントからLF前シングルを許すと、ワイルド・ピッチで2塁へ進塁。ホセ・ラミレスに期待が高まりましたが、ポップフライで1アウト。しかし、ここでルーキーのチェイス・デローターがRFへタイムリーを放ってクワンを生還させ1点を奪います。
いい打球コースでしたが、デローターが2塁でアウトになったのは痛かったですね。この後、ジョー・アデルはLFライナーで追加点はならず。
CLE:2番手はフォスター・グリフィン
予想通りというか、レイズの2番手は元巨人でナショナルズからトレード・デッドラインで獲得した左腕のフォスター・グリフィン。
3回表、フォスター・グリフィンは下位打線から2アウトを奪うも、2巡目となったヤンディー・ディアスとジョナサン・アランダの長短打で1-1の同点に追いつかれます。
4回表はジュニオール・カミネロのCFへの深い当たりをピーティー・ハルピンの好捕などで無失点に。フォスター・グリフィンは5回表にテイラー・ウォードからダブルプレーを奪ったところで降板。3.2IPで失点1でした。ガーディアンズの3番手はダニエル・エスピーノ。
CLE: D・エスピーノの2連続四球で勝ち越しを許す
この試合のキーポイントとなったのは6回表。ガーディアンズのマウンドはイニングまたぎでダニエル・エスピーノ。強いボールを投げ、Gm3では好投した投手なのですが、この日はずっと高めに浮いていました。
ダニエル・エスピーノは上位打線を意識したのが、ジョナサン・アランダとチャンドラー・シンプソンにいずれもフルカウントから四球を与え、ノーアウトランナー1、2塁のピンチを作ります。これはまるでNPBのセ・リーグのCS(17日)の阪神の木下投手が8回に横浜の上位打線に与えたデッドボールと四球の2連続出塁と同じ状況です。
ともに似たカラーの両クラブ。このミスはガーディアンズにとってかなり厳しいものになりました。ここでバッターはシリーズを通じて2安打に抑えてきたジュニオール・カミネロ。ダニエル・エスピーノは勝負どころでさすがに2球で2ストライクを奪うも、3球目、97.9mphの4シームがまたしても高めに浮いたところをカミネロに捉えられ、打球はLF左を破る2塁打に。これでジョナサン・アランダが生還してレイズが勝ち越し点を上げます(TB 2,CLE 1)。
ガーディアンズはここで投手交代。左のティム・ヘリンにスイッチ。レイズもここで動き、左打席のリアム・ヒックスから右打席のベン・ウィリアムソンを代打に。ウィリアムソンは1、2塁間に打球を放つも、1Bのナサニエル・ロウがいいところに守り、これを処理。3塁ランナーのチャンドラー・シンプソンをホームでアウトにし、1アウト目を奪います。この辺りの球際の強さはさすがのガーディアンズでした。ティム・ヘリンはこの後、2アウトを奪ってこのイニングは1失点のみで凌ぎました。
レイズはフレディー・ペラルタを投入
6回裏、ガーディアンズは先頭のピーティー・ハルピンが四球で歩き、同点のランナーを出します。ブライアン・ロッキオをフライアウトで倒れて1アウトとなった後、上位打線に回るということでレイズはなんとここで2番手にフレディー・ペラルタを投入。勝ち越し直後に失点を阻止するという強い覚悟を感じる交代でした。
フレディー・ペラルタはスティーブン・クワンをCFライナーに打ち取ると、ホセ・ラミレスには四球を許したものの、チェイス・デローターをCFフライに仕留めて無失点で切り抜けます。
レイズが追加点
7回表、レイズは先頭のリッチー・パラシオスが2塁への内野安打で出塁。ここでガーディアンズはティム・ヘリンからスレイド・セコーニにスイッチ。セコーニはテイラー・ウォールズにRF前に運ばれてノーアウト1、2塁とされると、ヤンディー・ディアスの打席でそれぞれ2盗、3盗を許します。ヤンディー・ディアスは三振に打ち取り、1アウト2、3塁でジョナサン・アランダを迎えます。
アランダはこの打席でRF前シングルを放ち、3塁ランナーのリッチー・パラシオスが生還。ガーディアンズのRFのチェイス・デローターは2塁ランナーのテイラー・ウォールズをホームで刺すべく、前進して送球体制に入りましたが、ここで打球を後逸。これでテイラー・ウォールズもホームに生還。しかも打ったジョナサン・アランダも3塁へ進塁しました(TB 4,CLE 1)。
この後、チャンドラー・シンプソンにも犠牲フライが出てレイズは追加点(TB 5,CLE 1)。なお、ジュニオール・カミネロからは三振を奪い、このイニングを終えています。
ガーディアンズは7回裏にイアン・シーモアからトラビス・バザーナがHRを放ち、さらにブライアン・ロッキオのタイムリーで2点を返します(TB 5,CLE 3)。しかし、直前の6、7回の計4失点が効いてしんどい状況には変わりありません。
この後、点を上げたのはレイズで9回表にヤンディー・ディアスがRFへ2ランHRを放ってダメ押しとなりました。
ゲームは7-3でレイズが勝利。ガーディアンズは中盤に綻びを見せてしまったのでした。

レイズ、上位3人に勢い
このGm4でレイズはヤンディー・ディアス、ジョンサン・アランダ、そしてジュニオール・カミネロがそれぞれ打点を上げ、3番に入ったチャンドラー・シンプソンも含めて4人で計6打点。
レイズは上位に勢いが出てきましたので、ガーディアンズとすれば、ちょっと厄介な状況となってきました。
Gm5勝者
Gm5は、ガーディアンズがパーカー・メシック。彼が踏ん張れるかでシリーズの趨勢が決まってきそうです。レイズの先発はドリュー・ラスムッセン。
現在の「2-3-2」の形式で行われる7回戦制のポストシーズンにおいて、Gm4終了時点で2勝2敗のタイとなった場合、Gm5を敵地で戦うチーム(その後、Gm6・7はホームに戻る)がシリーズを制したのは、過去62例中35回(56%)。
また、7回戦制のシリーズが2勝2敗となった場合、Gm5を制したチームが最終的にシリーズを勝ち抜いたのは、過去69例中46回(67%)となっている
Gm5を取ったほうが有利という数字は出ているものの、極端な数字ではないので、今回の両クラブの場合は、先発がどこまでゲームを作れるかということにかかってきそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。

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