2026 レギュラー・シーズンが開幕
現地2026年3月25日、ついに2026年のレギュラー・シーズンが開幕しました!
今季はオラクル・パークでヤンキース@ジャイアンツ戦が先行して1試合開幕。こちらもWBC同様、Net Flixによる独占配信でした。
オラクルパーク名物のライト後方の入江、マッコビー・コーブでは地元ジャイアンツの打者が放つ入江へのホームラン、通称「スプラッシュ・ヒット」のボールを得ようとたくさんのカヌーが待機している状態でした。
かつての「ニューヨーク・ダービー」
ジャイアンツは1957年までニューヨーク(マンハッタン)を本拠地としていたため、このゲームはかつての「ニューヨーク・ダービー」。特にジャイアンツとヤンキースは、地下鉄で行き来できるライバル関係として「サブウェイ・シリーズ」の先駆け的な存在でした。
このジャイアンツ、ヤンキースの2クラブは1920年代から50年代にかけて、ワールドシリーズで何度も対決した歴史があり、1921年、22年、23年、36年、37年、51年と最強の座を賭けて激突。また、ジャイアンツがカリフォルニア州サンフランシスコへ移転した後も、この対戦は両クラブのプライドをかけた歴史的な「古都対決」として、古いメジャー・リーグも愛するファンにとっても味わい深い対戦でもあります。
メッツのこと
補足しますと、かつてのニューヨークはヤンキース、ジャイアンツ、ドジャースの3クラブがしのぎを削っている状況でした。
ジャイアンツとドジャースは1958年に西海岸に移転。ドジャースはブルックリンからロサンゼルスへの移転となり、今のロサンゼルス・ドジャースに。
ナショナル・リーグの球団拡張(エクスパンション)に伴って1962年に新クラブとして誕生したのがニューヨーク・メッツで、メッツがどうして青とオレンジをチームカラーにしているのかと言うと、以前、ニューヨークに本拠地を置いていたジャイアンツ(オレンジ)とドジャース(青)のカラーリングを引き継いでのことです。
これはほとんどのMLBファンの方ならご存じのことで、釈迦に説法のような逸話のご紹介でした。
トニー・ヴィテロの初陣!
伝統的なカードとなったこの対戦は、WBCで苦戦したアーロン・ジャッジがどのくらい復活しているのか?とか、ラファエル・デバースの調子はどうか?など選手のコンディション面で注目するポイントがいくつもありましたが、筆者的にはジャイアンツの新監督のトニー・ヴィテロ(Tony Vitello)の初陣であることも大きな注目ポイントでした。
トニー・ヴィテロはジャイアンツのPOBOのバスター・ポージーが大抜擢した監督。
テネシー大学の現役のヘッドコーチからの転身。しかも選手としてメジャーやマイナーの経験はなく、さらに監督・コーチとしてのメジャー及びその傘下での経験もありません。現役の大学のヘッドコーチがダイレクトにメジャーの監督になったのはこれがメジャー史上初のこと。
カクタス・リーグで19勝
そんなトニー・ヴィテロはバスター・ポージーのバックアップはあったとは言え、コーチ陣や主力の選手達との人間関係の構築からはじめ、短い期間でやることが満載だったと思います。
各クラブの主力がWBCで抜けた期間の方が多かったスプリング・トレーニングでは早速、手腕を発揮。選手の適正やコンディションを見極めつつも、カクタス・リーグでは19勝をマークし、リーグ2位の成績に。ちなみにカクタスリーグで首位だったのは21勝をマークしたドジャースでした。

非常に期待感のある中、始まった開幕戦でしたが、この日は戦術面ではなかなか力を発揮出来る状況にはなりませんでた。
ローガン・ウェブが2回に5失点
ジャイアンツのオープニング投手を務めたのはローガン・ウェブ。キャリア5度目の栄誉でした。
そのローガン・ウェブは1回表に2番のジャッジから三振を奪うなど、計2奪三振で最高の立ち上がりを見せましたが、2回表に死球も絡んで5本の長短打を浴びるなど5失点でゲームメイク出来ず。
さらにウェブは5回表にも3連打を打たれるなど2失点し、5イニングで86球を投げ、被安打9、失点7、ER 6、BB 1、HBP 1、SO 7という成績。三振は奪えて降りましたが、集中打を浴びてしまいました。
なお、ローガン・ウェブはキャリア通算1000奪三振をマークしております。
打線もM・フリードに封じられる
また打線もヤンキースのオープニング投手を務めたマックス・フリードから1回裏に1アウト1、3塁のチャンスを作るも、攻めあぐね、そこからフリードを調子づかせてしまい、7回途中まで(6.1 イニング)で2安打しか打てず、スコアレスでした。
ゲームスコアは7-0でヤンキースの勝ちです。
継投は上出来
ジャイアンツ打線は最後までヤンキース投手陣を攻めきれませんでしたが、トニー・ヴィテロの采配とすれば、ローガン・ウェブを5回まで我慢して起用したこと、そして2番手以降は4イニングで被安打1、BB 2、SO 5とリリーバーの起用はうまく行ったことはいい材料だったのではないでしょうか?この日は投手リレーしか采配を振るう場面はありませんでしたから。
Gm2はなんとか先発がゲームメイクして、良い展開に持って行き、初勝利を上げたいところですね。
ジャッジ、苦戦
なお、このゲームは5-0で4三振と大ブレーキ。まだ本調子ではありません。どこか怪我でもしているのか?というくらい調子が悪いです。ジャンカルロ・スタントンは好調で2安打、1 RBIを記録。
ジャイアンツは結局、3安打しか放てませんでしたが、ラファエル・デバースがポテンと落ちるヒットではありましたが、1本出しております。
Gm2は1日空いて27日。ジャイアンツがロビー・レイ、ヤンキースがキャム・シュリッターです。
お読みいただき、ありがとうございました。



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