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【MLBアウォード2025】サイ・ヤング賞はタリク・スクーバル(AL)とポール・スキーンズ(NL)が受賞

2025 サイ・ヤング賞は混戦にはならず

 現地2024年2025年11月12日、サイ・ヤング賞が決定しました!2024年は割と順当でしたが、今季は混戦も予想されたのですが、ALはタイガースのタリク・スクーバル、NLはパイレーツのポール・スキーンズが受賞しました。

ピッチング・タイトル 

 AL、NLのスタッツを見て行きたいと思います。

TitleALNL
Win1. M・フリード(NYY):19
2. G・クロシェ(BOS):18
2. C・ロドン(NYY):18
1. F・ペラルタ(MIL):17
2. J・ルザルド(PHI):15
2. L・ウェブ(SFG):15
ERA1. T・スクーバル(DET):2.21
2. H・ブラウン(HOU):2.43
3. G・クロシェ(BOS): 2.59
1. P・スキーンズ(PIT):1.97
2. 山本由伸(LAD): 2.49
3. C・サンチェス(PHI):2.50
SO1. G・クロシェ(BOS): 255
2. T・スクーバル(DET):241
3. H・ブラウン(HOU):206
1. L・ウェブ(SFG): 224
2. J・ルザルド(PHI):216
2. P・スキーンズ(PIT):216
WHIP1. T・スクーバル(DET):0.89
2. J・デグロム(TEX):0.92
3. B・ウー(SEA):0.93
1. P・スキーンズ(PIT):0.95
2. N・ピベッタ(SDP):0.99
2. 山本由伸(LAD): 0.99
IP1. G・クロシェ(BOS): 205.1
2. M・フリード(NYY):195.1
2. C・ロドン(NYY): 195.1
2. T・スクーバル(DET):195.1
1. L・ウェブ(SFG): 207.0
2. C・サンチェス(PHI):202.0
3. Z・ギャレン(AZ):192.0

 最近のサイ・ヤング賞はどれだけ抑えたか?しかもチーム事情に関わらずという視点で見ている記者が多いようで、ERAが際立っている投手が選ばれる傾向があります。もちろん、もっと細かく見て行けば色々な視点から優秀な投手が選ばれておりますが、筆者的には昔ながらのストロング・スタイルの勝利数、イニング数ももっと評価してもいいのではないか?とは思っています。

 ゆえに、ALはタリク・スクーバルとギャレット・クロシェの一騎打ちでどれだけタリク・スクーバルの票が割れるかという視点で見ていました。NLはチーム事情に関わらず、おそらくERAトップのポール・スキーンズでしょうが、筆者的にはフレディー・ペラルタ、クリストファー・サンチェスにどれだけ票が動くかという興味深さもありました。

投票結果

 投票は1位が7、2位が4、3位が3、4位が2、5位が1ポイントが付与され、合計でトップが受賞します。

AL

Name1st2nd3rd4th5thPoints
タリク・スクーバル:Tigers264198
ギャレット・クロシェ:Red Sox426132
ハンター・ブラウン:Astros243280
マックス・フリード:Yankees620361
ブライアン・ウー: Mariners51626
カルロス・ロドン:Yankees215
アロルディス・チャップマン:Red Sox44
ジェイコブ・デグロム:Rangers22
トレバー・ロジャース:Orioles11
ドリュー・ラスムッセン: Rays11

 ALはタリク・スクーバルの票をギャレット・クロシェが4票割きましたが、ほとんどが1.タリク・スクーバル、2. ギャレット・クロシェの順となりました。興味深いのはアロルディス・チャップマンに4票(5位)入っている点ですね。リリーバーへも評価をという声のように思います。

NL

Name1st2nd3rd4th5thPoints
ポール・スキーンズ: Pirates30210
クリストファー・サンチェス: Phillies30120
山本由伸:Dodgers1611272
ローガン・ウェブ: Giants106547
フレディー・ペラルタ: Brewers4111044
ニック・ピベッタ:Padres77
ヘスス・ルザルド: Phillies135
アンドリュー・アボット: Reds124
ザック・ウィーラー: Phillies11

 結果はポール・スキーンズが満票で圧勝でした。クリストファー・サンチェスが2位に入ったのは良かったと思います。彼も2位で満票。 そして山本由伸投手が3位です!!これは凄いですね。

(AL)タリク・スクーバルは連覇 

 ALはタリク・スクーバルが2年連続で受賞となりました。

 サイ・ヤング賞を複数回受賞したのはAL/NLを含めてこれで23人目。近年ではティム・リンスカム、ロイ・ハラデー、コーリー・クルーバー、ジェイコブ・デグロム、ブレイク・スネルが名を連ねています。

 ALでの2年連続受賞は5人目であり、タイガースではダニー・マクレーンが1968-69年に達成したのに続き2人目。タイガースの投手が受賞するのはこれで7回目となり、その中にはマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーが入っています。

(NL)ポール・スキーンズは満票

 満場一致で受賞したポール・スキーンズは2024年もルーキーながら3位に入りました。

 前年にROYを受賞した投手が翌年にサイ・ヤング賞を受賞したのはこれで2人目で、1人目は、1984年と85年にメッツで記録したドワイト・グッデン。これは快挙ですね。

 また、NLで元ROY受賞者がシーズンを経てサイ・ヤング賞を受賞するに至ったケースはこれで7度目で、ジェイコブ・デグロムなどがそうです。

 NLの投手が満場一致でサイ・ヤング賞を受賞したのは、今回で16回目。ちなみに満場一致を複数回達成したのはサンディ・コーファックスが3回(1963年、1965~66年)、グレッグ・マダックスが2回(1994~95年)です。

 パイレーツの投手がサイ・ヤング賞を受賞するのはこれで3度目で、バーノン・ロー(1960年)、ダグ・ドラベック(1990年)に続く受賞となります。

 スキーンズの10勝10敗という成績は、2018年にメッツでデグロムが記録した10勝9敗に並び、サイ・ヤング賞受賞先発投手としてはシーズン最少勝利数ということにもなりました。

来季はかなり楽しみ

 今ポストシーズンでは山本由伸投手を筆頭にドジャースの先発陣が完投、あるいはそれに近いところまで投げたことが話題になりました。この流れが2026年も続きそうな気配がします。この兆候がかえって投手の怪我予防の対策になればよいなとは思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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