スポンサーリンク

【発表】2018ウィルソン最優秀ディフェンスにM・チャップマン!ウィルソンの歴史に意外な事実が!

2018 ウィルソン・ディフェンシブ・アウォード

現地2018年11月7日、ウィルソン・ディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(Wilson Defensive Player of the Year)が発表され、ベスト・オーバーオール・ディフェンシブ・プレーヤー(Best Overall Defensive Player)にアスレチックスのマット・チャップマンが選出されました!

Congratulations!

GG賞との違い

ローリングスの2018ゴールドグラブ賞発表の記事に、ウィルソンの当該賞は徹底的なデータに基づいて選出されると書かせていただきました。

そのほかに、ローリングスの賞との違いを上げますと、以下のような点になります。

  • 各ポジションから選出されるのは同じだが、受賞者は両リーグ合わせて1人
  • 選ばれた選手の中から最優秀選手が一人選ばれる
  • また最も守備がよかったチームも選ばれる

2018受賞者

では受賞した選手を見てみます。

【2018 Wilson Defensive Player of the Year】

  • C: マイク・ズニーノ(Mike Zunino)SEA
  • 1B: フレディー・フリーマン(Freddie Freeman)ATL
  • 2B: D.J. ルメイユ(DJ LeMahieu)COL
  • 3B: マット・チャップマン(Matt Chapman)OAK
  • SS: アンドレルトン・シモンズ(Andrelton Simmons)LAA
  • LF: アレックス・ゴードン(Alex Gordon)KCR
  • CF: ケビン・キアマイアー(Kevin Kiermaier)TBR
  • RF: ムーキー・ベッツ(Mookie Betts)BOS
  • P: ザック・グレインキ(Zack Greinke )ARI
  • Best Overall Defensive Player: マット・チャップマン
  • Defensive Team of the Year: アリゾナ・ダイヤモンドバックス

ローリングスのGG賞と比較すると、捕手はこちら独自の選出です。GG賞の捕手はモリーナとS・ペレスでした。内野と外野はCF以外はGG賞と同じで両リーグのどちらかが入った形になっています。

ウィルソンの意地なのか、CFにレイズのケビン・キアマイアーが入りました。キャッチングのパーセンテージが非常に高かったというのが理由のようです。当該賞はデータ重視ながら、どの指標を使うかというところが案外この賞のキモかもしれませんね(いやなことを書いてしまいました)。

過去の受賞者です↓

Wilson Defensive Players of the Year | Baseball-Reference.com
2015 ML Wilson Overall Def Player:Andrelton Simmons, Wilson Def Player...

ウィルソンの親会社はフィンランド

筆者も現役の時にウィルソンのグラブを使っておりました。本当に好きなのはローリングスなのですが、安くやっていただけるルートがあったのでお世話になりました。

ウィルソンなんですが、現在フィンランドの会社の子会社だというのは皆さん、ご存じだったでしょうか?筆者は勉強不足で知りませんでした。

アメア・スポーツ(AMER SPORTS)というフィンランドの会社の子会社なんですね。日本にもブランチがあります。

ウッドロウ・ウィルソン

ウィルソンは元々はアメリカの会社でイリノイ州シカゴ発祥です。「アッシュランド・マニファクチャリング・カンパニー」という精肉業から始まって、1913年に余った革でスポーツ道具を作り始めたのがきっかけです。ウィルソンという名前は当時の大統領の名前にあやかってつけられております。第28代アメリカ大統領、あのウッドロウ・ウィルソンですね。

1918年にパリ講和会議というのがありました。この会議で国連憲章が提唱されたのですが、日本はこの時代になんと人種差別撤廃条約を盛り込もうと頑張ったんですね。それを退けたのがこのウィルソン。イギリスやフランスも反対したんですけどね。詳しくはYOUTUBE「ディープステート」で検索を。元ウクライナ大使の馬渕さんの動画が詳しいです。

ルイビル・スラッガーはウィルソンの子会社

後日、ルイビル・スラッガーが提供するシルバースラッガー賞がありますが、伝統あるバットメーカーのルイビル・スラッガーは現在はウィルソンの子会社です。これも筆者は今回初めて知りました。

2015年3月に創業131年を誇っていたルイビル・スラッガーをウィルソンが買収しておりました。買収金額は7,000万ドル(110円換算で770億円)。

アメア・スポーツ−ウィルソン−ルイビルスラッガーという図式です。アメアはほかに多数のブランドを抱えるマルチブランドカンパニーです。

脱線しますが、ジャージのマジェスティックはVFという総合アパレルメーカーの傘下であります。VF−マジェスティックという親子関係。

これらについてもまた詳細を書きたいと思います。

捕手部門受賞のズニーノがレイズに

ウィルソンのディフェンス賞が発表された当日、捕手部門で受賞したマイク・ズニーノがレイズへ移籍することがほぼ決定というニュースが入ってきました。レイズからマリナーズにはマレックス・スミスが動きます。詳細は後日。マリナーズのGMがチームのリビルド(再建)を考えているというニュースが出てはいたのですが、早速動きましたね。

楽しみにしていたディフェンスの賞2つの発表が終わりました。翌週にはサイ・ヤングとMVP、ROYが出ますね。楽しみです。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】大谷がジャイアンツ戦で海に32号HRを放つも、ドジャースは追撃及ばず7連敗!
【MLB2025】ブレグマンと吉田が戻ったレッドソックスが逆転で8連勝!セダン・ラファエラがサヨナラ2ランHR!
【MLB2025】PCAが4-3、2本塁打、3RBIと大爆発!ASG前に25-25を達成!
【MLB2025】吉田がシーズン・デビュー戦で3安打!レッドソックスは6連勝!
【MLB2025】ヤンキース、DJ・ルメイヒューをDFAに
【MLB2025】大谷がミズロウスキーから31号リードオフHR!しかし、ドジャースは完全に封じられ、5連敗
【MLB2025】ダルビッシュ投手が手応えのある復帰登板!4回途中5奪三振!
【MLB2025】オールスターのピッチャー、リザーブが発表され、ロスターが決定!
【MLB2025】大谷、バースデー登板で2回3K!しかし、ドジャースはアストロズに連敗
【MLB2025】マリナーズのカル・ロリーが34、35号の2HRs!オールスター前にキャリアハイ!
【MLB2025】オールスターのスターターが発表される!タイガースから3名!PCA、ジェイコブ・ウィルソンなど若いメンバーも!
【MLB2025】クレイトン・カーショウがキャリア通算3,000奪三振を達成!歴代SOランク20位に!
【MLB2025】大谷が7月1日時点で30号HR!ドジャースは山本も好投し、CWSを圧倒!
【MLB2025】フューチャーズ・ゲームのロスターが発表される!タイガースのホスエ・ブリセーニョらが選出される
【MLB2025】タリク・スクーバルが圧巻の7回13K! 8年ぶりに行われたコメリカでのサンデー・ナイト・ゲームを盛り上げる!
【MLB2025】6月終盤で打率.340!A’sのルーキー、ジェイコブ・ウィルソンが天才ぶりを発揮中
【MLB2025】大谷、3度目は2イニングに登板して101.7mphを計測!KCはパスカンティーノらがセス・ルーゴを援護!
【MLB2025】大谷がリードオフ29号と同点トリプルを放つ!KCはボビー・ウィットとマイケル・ガルシアが躍動するも、一歩及ばず
【MLB2025】レッズがパドレスを圧倒!ニック・マルチネスがニア・NO-NO、スペンサー・スティールが3HR!
【MLB2025】ASGのNLDH(Phase1)に選出された大谷が28号HR!カーショウは3000Kまであと3つ!
【MLB2025】今永が復帰戦で5回1ヒッターの好投!チームメイトから大歓迎される!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーのヒートは続く!ポール・スキーンズとの初対決を制す
【MLB2025】大谷が27号2ランHR!日米通算300号HRに到達!LADはCOLの追い上げを交わす
【MLB2025】デビュー即5者連続K!レッズのチェイス・バーンズがNYY戦で実力を見せる!
【MLB2025】Dバックスのコービン・キャロルはILへ。死球を受けた手首の診断は骨折と判明
【MLB2025】大谷がドジャース移籍後初K!降板後は3ラン・トリプルと26号HR!この日はマンシーが大爆発!
【MLB2025】レイズのクラブ売却が現実味!フロリダの不動産デベロッパーが率いるグループが独占交渉に入る
【MLB2025】ラファエル・デバースが移籍後初HR!逆方向へらしい一発!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーが先発2戦で11ノーヒット・イニングを達成!近代でメジャー記録!
【MLB2025】ジャイアンツのラファエル・デバースが衝撃トレード後初のレッドソックス戦!セダン・ラファエラが成長を見せる!
タイトルとURLをコピーしました