フェンウェイが大熱狂
ラファエル・デバースの凱旋で盛り上がるジャイアンツ@レッドソックス戦ですが、現地2026年8月22日はGm2。ここでも勝ってシリーズ・ウィン!と行きたいところです。

サンドバルが好投するも、2発を浴びる!
この日のレッドソックスの先発はパトリック・サンドバル。2026年7月9日にUCLの手術から復帰し、5度目の登板となった8月4日にシーズン初勝利をゲット。
しかし、直近2試合は計10.0 IPで失点11、ER 10,ERA 8.10とやや荒れておりました。
そこを立て直すべく臨んだこの日は全体的には丁寧な投球を披露し、ゲームを作ったと言っていいでしょう。しかし、2本のHRを浴び、これがこの日の勝ち負け無しにもつながってしまいました。
サンドバルは1回表、2アウトからウィリー・アダムスを迎え、2球目のシンカーを失投。これがほぼ真ん中への投球となり、これをアダムスに仕留められ、左中間スタンドに放り込まれました。このソロHRでジャイアンツは1点を先制。
そして3回表、イニング先頭のアンドリュー・キズナー(Andrew Knizner)には2-0カウントからストライクを奪いに行った93.3mphの4シームを弾き返され、これも左中間スタンドに入るソロHRとなり、ジャイアンツが2点を先制。
サンドバルの失点はこの2点のみで、この日は6回途中、5.2 IPで被安打5、失点2、ER2、BB 2、SO 6、HR 2という成績でした。球数はトミー・ジョン手術からの復帰後最多となる93球。
レッドソックス、チャンスを活かせず
打線の方ですが、ジャイアンツ先発のブレイド・ティドウェルに苦戦。
ウィリャー・アブレイユがゴールデン・ソンブレロ
3回裏には2アウト満塁のチャンスでウィリャー・アブレイユに打席が回りましたが、見逃し三振でチャンスを潰しました。
この日、ウィリャー・アブレイユはゴールデン・ソンブレロ(Golden Sombrero)。4三振を喫しました。「ゴールデン・ソンブレロ(Golden Sombrero)」は、1人の打者が1試合で4回三振を喫すること(またはその不名誉な記録)を指すアメリカの野球スラング(俗語)。そもそものソンブレロは、メキシコなどで使われるつばの大きな伝統的な帽子のこと。
ちなみに、4三振を超える場合、さらに大きな(または別の)呼び方が存在します。
- プラチナ・ソンブレロ(Platinum Sombrero): 1試合5三振
- チタニウム・ソンブレロ(Titanium Sombrero): 1試合6三振
また、「ハット・トリック」も野球でも使い、1試合3三振のときに使います。ソンブレロはハットよりも大きいゆえにソンブレロは誇張した言い方ですね。
ブレイド・ティドウェルは5.2イニングまで投げきり、被安打3、スコアレスの素晴らしい投球を披露しました。
さらに満塁のチャンスは8回裏にも訪れましたが、ノーアウト満塁でウィリャー・アブレイユが三振、ウィルソン・コントレラスも三振、アドレー・ラッチマンはいい当たりのCFライナーで終わり、チャンスを潰していたのでした。
好プレーで追加点を許さず
苦戦した打線でしたが、守りの面ではいい仕事をしてくれています。
8回表のダービンの守備
8回表、マウンドのジョバンニ・モランが1アウトからブライス・エルドリッジを四球で歩かせ、嫌なランナーを出してしまいました。
ところが、つづくオスレイビス・バサベの放った3Bゴロをケイレブ・ダービンが素晴らしいダイビングストップで止めると、素早く二塁へ送球しフォースアウトを奪いました。このプレーは失点を防ぐ大きな役割を果たしました。というのも、直後にイ・ジョンフがRF前ヒットを放ち、2アウト1、3塁のチャンスを作ったからです。もし、2塁がセーフなら、これで1点が入っていました。
9回表のソガードの守備
8回裏の大チャンスを潰したレッドソックスは、9回表はウィアット・オールズが8回2アウトから引き続き、登板。
そのオールズは先頭打者から三振を奪ったまでは良かったのですが、2アウトを奪うまでに2つの四球を出して2アウト1、2塁。ここでブライス・エルドリッジを打席に迎えます。このピンチにエルドリッジに捉えられた当たりを打たれるも、これを2Bのニック・ソガードがダイビング・キャッチ。
これが抜ければ、もうゲーム終了というくらいの重みのある失点だったので、これを防いだニック・ソガードは素晴らしかったです。
ソガードが活躍し、アブレイユが決める
スコアは0−2のまま9回裏へ。ジャイアンツは8回裏から登板していたディラン・スミスがそのまま9回裏のマウンドに上がりましたが、先頭のケイレブ・ダービンにストレートの四球を与えたところで、サム・ヘンチス(Sam Hentges)にスイッチ。
左腕が出てきたことでレッドソックスはジャレン・デュランのところで、左キラーのジャーマイ・ジョーンズを起用。そのジョーンズは2球目の4シームが左肘に当たる死球となり、同点のランナーが出塁。
つづくアンドリュー・モナステリオの2Bゴロの間に、ダービンが3塁へ進塁し、1アウト1、3塁に。レッドソックスはミッキー・ギャスパーに代えてイーライ・ホワイトを代打で起用。
そのホワイトは2球目のインコースへの4シームをきっちりとCFへ弾き返すタイムリーを放ち、ケイレブ・ダービンが生還してまずは1-2と1点差に。
そして1アウト2、3塁となり、ここでバッターはニック・ソガード。スイッチヒッターのソガードがこの打席で粘りを見せ、7球目、4シームが真ん中高めの浮いたところを痛烈に引っ張り、これが2塁打となって、レッドソックスはモナステリオが生還して2-2の同点に。
さらにつづくバッターはセダン・ラファエラ。ジャイアンツ・ベンチは次がこの日、4三振のウィリャー・アブレイユだったことから、ラファエラを申告敬遠。1アウト満塁でアブレイユの打席に。
試合後、アブレイユは「とにかくリラックスしようと努めました。それまでのことは忘れよう、三振のことも忘れようと。ただボールをインプレーにすることだけを考えました。強打でも、フライでも、犠牲フライでも、何でもいいから。その瞬間、試合に勝つことだけを目指していました」と語った通り、気持ちを整えて打席に向かい、6球目、インコースの難しいシンカーに対応し、これが1Bゴロに。この隙に3Bランナーのイーライ・ホワイトが絶妙なスライディングでホームに生還。
レッドソックスは最後はフィルダース・チョイスでサヨナラ勝利を収めたのでした。9回のお客さんの声援はすごかったですね。

70勝
この日の勝利でレッドソックスはついに70勝の大台に(70勝59敗)乗り、これはALワイルドカード争いで首位に立つライバル、ヤンキース(73勝56敗)との差を3ゲームに縮めることに。
また、これで今シーズン31度目の逆転勝利で、且つ4度目のサヨナラ勝利。先制されてもなんとかなるという信念を感じます。
このままジャイアンツをスウィープするのか、注目しております。
お読みいただき、ありがとうございました。

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