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【MLB2021】ワールドシリーズチャンプはブレーブス!1995年以来の制覇!MVPはホルヘ・ソレアー

WS Gm6 ATL 7 @ HOU 0 (ATL 4勝2敗)

 現地2021年11月2日、日本時間で11月3日、文化の日の祝日(明治陛下の誕生日)に、アトランタ・ブレーブスが見事ワールドシリーズ・チャンプに輝きました!

 おめでとうございます!

 ブレーブスはこの日、マックス・フリードが快投!シャットアウトをするのではないかというペースでアストロズ打線を翻弄。打線も3回表にホルヘ・ソレアーが先制の3ランHRを放ったのを皮切りに、5回表にはダンスビー・スワンソンのソロHRとフレディー・フリーマンのタイムリー・ダブルで3点を追加。7回表にはフレディー・フリーマンがアストロズの反撃の意欲をくじく、7点目となるソロHRを放ち、いいタイミングでの追加点。

 投げては、フリードの後を継いだタイラー・マツェック、ウィル・スミスが無失点で抑え、ブレーブスが7−0で勝利しました。

1995年以来のタイトル

  長い歴史のあるブレーブスですが、1991年からの直近30年で見てみますと、ワールドシリーズ・タイトルは1995年までさかのぼります。信じられませんね。

NLWCで敗退NLDSで敗退NLCSで敗退WSで敗退WSタイトル!
2012




2018-2019
2013
2010
2002-2005
2000
【9度】
2020
2001
1998
1997
1993
1999
1996
1992
1991

2021
1995



1991年から30年のブレーブスのポストシーズン成績

 NLDSで何度も跳ね返されてきたのがわかります。1995年から2005年まで11年連続でポストシーズンに出場し、ワールドシリーズ・タイトルは1995年の1度だけでした。あの強かった時代のブレーブスでも1度だけというこの厳しさ。

 ではゲームの方に行きます。

スタメン

 Game5と比較して並べてみました。

#ブレーブス(G5)ブレーブス(G6)アストロズ(G5)アストロズ(G6)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
ロザリオ LF
フリーマン 1B
アルビーズ 2B
ライリー 3B
ソレア RF
デュバル CF
ダーノー C
スワンソン SS
I・アンダーソン
ロザリオ LF
ソレア DH
フリーマン 1B
ライリー 3B
デュバル CF
ピダーソン RF
アルビーズ 2B
ダーノー C
スワンソン SS
M・フリード P
アルトゥーベ 2B
ブラントリー RF
コレア SS
アルバレス LF
グリエル 1B
タッカー CF
ブレグマン 3B
マルドナード C
F・バルデス P
アルトゥーベ 2B
ブラントリー LF
コレア SS
アルバレス DH
グリエル 1B
タッカー RF
ブレグマン 3B
シリ CF
マルドナード C
L・ガルシア P
ワールドシリーズ Game6スタメン(Game 5との比較)

 DHが使えるということでブレーブスは守備のいいピダーソンをRFに、DHにはホルヘ・ソレアーを。しかも2番に起用しました。Game5ではノーヒットだったアルビーズを7番に下げています。

 一方のアストロズは、DH日ということで守備位置のみの変更。CFにはホセ・シリが入りました。

 先発投手は、ブレーブスがマックス・フリード、アストロズがルイス・ガルシアです。

流れ

ブレーブス、4勝目の流れ
  • 1回表
    【ATLANTA】
    • ルイス・ガルシアが初回を三者凡退。しかもホルヘ・ソレアー、フレディー・フリーマンを連続三振。
  • 1回裏
    【HOUSTON】M・フリード、危うく負傷
    • ホセ・アルトゥーベがSS内野安打で出塁
    • マイケル・ブラントリーは1B前のボテボテのゴロ。これをマックス・フリードがカバリングしきれず、しかもベースの踏み場が悪く、ブラントリーに足首を踏まれる(危なかった)。
    • しかし、フリードはカルロス・コレア、ヨルダン・アルバレス、ユリ・グリエルを打ち取り、無失点。

  • 3回表
    【ATLANTA】(3-0)
    • 先頭のオジー・アルビーズがRF前シングルで出塁。
    • 2アウトからロザリオが四球。
    • つづく、ホルヘ・ソレアーがLFへ3ランHR!ブレーブスが先制(3-0)。

  • 3回裏
    【HOUSTON】
    • 先制点直後のマックス・フリードは、先頭のマーティン・マルドナードにシングルを許すも、アルトゥーベ、ブラントリーを打ち取り、無失点。

  • 5回表
    【ATLANTA】(6-0)
    • マウンドは3番手のクリスチャン・ハビエル。
    • 先頭のアルビーズが四球で出塁。
    • ダーノー、三振。
    • ダンスビー・スワンソンがLFへ2ランHR(5-0)。
    • アストロズはハビエルからブレイク・テイラーへスイッチ。
    • ロザリオが倒れて2アウトになった後、ソレアーが四球で出塁。
    • フリーマンのLFへの二塁打でソレアーが一気にホームイン(6-0)。

  • 7回表
    【ATLANTA】(7-0)
    • マウンドはライン・スタネック。
    • 2アウトからフリーマンがCFへソロHR(7-0)。

  • 8回裏
    【HOUSTON】
    • 7回から登板のタイラー・マツェックが、このイニングは3者連続三振。
  • 9回裏
    【HOUSTON】
    • マウンドにはウィル・スミス。スミスは先頭のブラントリーにシングルを許すも、コレア、アルバレスからアウトを奪い2アウト。
    • 最後はユリ・グリエルがSSゴロに倒れ、ゲームセット。ブレーブスが王手をかけたゲームで7-0で完勝。ワールドシリーズ4勝とし、見事にチャンプに輝きました。
2021 World Series Game 6, Atlanta Braves vs Houston Astros: November 2, 2021 | Baseball-Reference.com
Atlanta Braves beat Houston Astros (7-0). Nov 2, 2021, Attendance: 428…

マックス・フリード、あわや大怪我→快投

 結果的に6イニングで74球、被安打4、スコアレス、BBなし、奪三振6でアストロズを見事に抑えきったブレーブス先発のマックス・フリード。

 5回が40球からスタートという信じられないペースで投げておりました。

 しかし、初回に1、2番に出塁を許した際にはポストシーズンに弱いフリードが出てきたのかと思われました。しかも、アストロズ先発のルイス・ガルシアがいい立ち上がりを見せ、尚且つアストロズのキーマンであるホセ・アルトゥーベの出塁も許していたからです。

 ちょっとどうなるかわからないフリードでしたが、マイケル・ブラントリーの1Bゴロのベースカバーに失敗し、走路に足を置いたところ、思い切りスパイクされてしまいました。これは投手が悪い。致し方なかったとしても走路に足は置かないようにしてもらいたかったですね。このスローVTRを見た時、故障したと思いました。ただ、本人はケロッとしていて、うまく膝を折って怪我を防止していたようですね。足が伸びていていたら、かなり危なかった。

 そんな危険なプレーのあったマックス・フリードでしたが、この後から投球が変わりました。そして、上述のような結果に。わからないものですね。

 マックス・フリードはこのワールドシリーズでは、Game2にも登板。この時は崩れました。しかし、この日は集中していましたね。

 計2試合で11イニングを投げ、被安打11、自責点6、BB1、奪三振12、1勝1敗でERAは4.91。

MVPはホルヘ・ソレアー

 シリーズMVPはホルヘ・ソレアーが受賞しました。

NLDSには出場したホルヘ・ソレアーでしたが、NLCSはCOVID-19 ILとなりロスター落ち。ワールドシリーズから復帰し、この日も先制の3ランHR。

 ワールドシリーズでは計6試合で、20-6、HR 3、RBI 6、BB 3、二塁打1、打率.300、OBP .391、SLG .800、OPSは1.191。

 ちなみに、フレディー・フリーマンもシリーズMVPの有力な候補かと思いました。成績は22-7、HR 2、RBI 5、BB 2、二塁打1、打率.318、OBP .360、SLG .636、OPS.996。

 この日の先制3ラン、OPSなどまあソレアかなとも思います。

タイラー・マツェック、シリーズERAは1.69

 7回から2イニングを投げたタイラー・マツェック。一番苦しい7回、8回のセットアップを任され、ワールドシリーズでは4試合で5.1イニング、被安打6、失点1、BBなしと素晴らしい成績を残しました。シリーズMVPにお祭り要素がなかったとしたら、間違いなくマツェックはMVPだったと思います。

 マツェックに関してはまた別記事にしたためたいと思います。

ATLの持っていた要素

 ブレーブスの戦いぶりもまた追って記事にしたいと思いますが、ロナルド・アクーニャ・Jr.が怪我で不在で、打線に不安が残る中、最終的には打撃陣のパフォーマンスで勝利しました。

 一つには、NLDS、NLCSで走塁に力を入れたことで、打線にリズムを与えたと思います。ポストシーズン全般で盗塁数は6と、NLCSの対戦相手だったドジャースの16、WSの対戦相手であったアストロズの12の半分ほどの数字でしたが、とにかく仕掛けましたね。これがよかったと思います。

 そして、終始、結果を出し続けたブルペン。さらに、鋭いスイングで無理に引っ張りに行かずに、球種、コースにうまく対応したこと。

 フレディー・フリーマンのファーストの守備、外野の守備、エラーもあったものの、二遊間の守備の良さ。

 走塁&守備、ブルペン、逆らわないスイング、これらが他のポストシーズンに進出したクラブとは違って見えました。 

 これで、2021年のMLBも終了しました。

 もうゲームがないと思うと、寂しい限りです。

 これからストーブリーグで2022年の各クラブがどのような編成でくるのか、こちらも楽しみですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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