スポンサーリンク

【2021NLCS_G5】ドジャース、 ”クリス・テイラーの日”で勝利!決戦をアトランタへ

ブレーブス 2, ドジャース 11 (ATL 3勝2敗)

 現地2021年10月23日、ブレーブスが3勝1敗でワールドシリーズへ王手をかけて迎えたNLCS Game5。NLCSではドジャー・スタジアム最後のゲームになり、追い込まれたドジャース。

 先発のリソース不足で、悩みに悩んで起用したのはリリーバーのジョー・ケリーでした。一方、ブレーブスは1st Gameに起用されるエースのマックス・フリード。

 色々とドジャース不利の要因の中、その嫌な流れを払拭したのは、スーパー・ユーティリティのクリス・テイラーでした。

流れ

NLCS G5 ATL 2, LAD 11
  • 1回表
    【ATLANTA】(2-0)

    3番のフレディー・フリーマンが2ランHR。

    先発ジョー・ケリーは2アウトで降板→右腕二頭筋を傷める。

  • 1回裏
    【LOS ANGELES】

    2番のT・ターナーがシングルで出塁するも、M・フリードの前に得点ならず。

  • 2回表
    【ATLANTA】

    1回裏を1球で片付けた緊急リリーフとなったエバン・フィリップス。このイニングも3人で斬って取り、ドジャースに良い流れをもたらす。

  • 2回裏
    【LOS ANGELES】(3-2)
    • AJ・ポロックがソロHR(1-2)。
    • プホルズがSSオーバーのクリーンヒット
    • クリス・テイラーが2ランHR(3-2で逆転)

    その後もランナーを2人出すも、さらなる追加点はならず。

  • 3回裏
    【LOS ANGELS】(4-2)
    • 1アウトからAJ・ポロックがシングル
    • しかし、プホルズがCF前にライン・ドライブのシングル(2本目)
    • クリス・テイラーがCFへタイムリーシングル(4-2)。
  • 5回裏
    【LOS ANGELES】(6-2)
    • 先頭のウィル・スミスが四球で出塁するも、当たっていたAJ・ポロックが併殺打で2アウト
    • 2アウトからプホルズが四球
    • (マックス・フリードはここで降板。クリス・マーティンにスイッチ)
    • クリス・テイラーがCFへ2ランHR!(6-2)
  • 7回裏
    【LOS ANGELES】(7-2)

    2アウトからクリス・テイラーがソロHR(7-2)

  • 8回裏
    【LOS ANGELES】(11-2)
    • (ブレーブスの投手は、4番手のJ・ウェブ)
    • 先頭のムーキーがLF前シングル→すかさず、2盗を決める。
    • T・ターナーがCF前シングルを放ち、ムーキーがホームイン(8-2)。
    • コーリー・シーガーがシングル!ノーアウト1、2塁に。
    • ウィル・スミスが倒れた後、AJ・ポロックがLFへ3ランHR(11-2)。

J・ケリー、リリーフのリズムで登板

 ドジャースの先発となったジョー・ケリー。この起用を知った時、これはロバーツ監督はすごいところをついてくるなと思い、苦心の末というのがよく出ていました。

 良いように出ればと思いましたが、1つ、計算違いだったのは、リズムが悪すぎたこと。ジョー・ケリーは普段、6回、7回の厳しい場面での登板が多い投手ゆえ、1球、1球じっくりと投げる癖がついていて、そのリズムをそのままに登板してしまいました。もっとも、急にリズムを変えろと言われても無理な話ではあります。最終的には右腕二頭筋を傷め、2アウト、2ストライクを奪ったところで降板となりました。

ゲーム後:ロスターにデービッド・プライス

 ジョー・ケリーが腕を傷めたことで、ドジャースはコミッショナー・オフィスにロスターの変更を申請。デービッド・プライスのロスターINが承認されました。最初から入れておけ!という話ですね。

 このような怪我などの事情でロスター変更した場合、ロスターから外れた選手はワールドシリーズも出られなくなります。これは、簡単にロスターを入れ替えて実質26名以上で戦うような体勢を阻止するためです。あくまでも戦う前提は均等にといのがルールですから。

フリード、今ひとつ

 大いなる期待を背負ってマウンドに立ったマックス・フリードでしたが、今ひとつでしたね。微妙なコントロールもないようでしたし、スピードも乗り切れていない投球。

 フリードは4.2イニングで被安打8、失点5、与四球2、奪三振3、被本塁打2。

ドジャースのリリーバーが3ヒッター、0BB

 素晴らしかったのはドジャースのリリーバー。ジョー・ケリーの降板後に登板したエバン・フィリップスは本当に素晴らしい仕事をしましたね。1.1イニングをパーフェクトです。

 さらにベシアが1イニング、グラテロルが2イニング、トライネンが2イニング、クネイブルが1イニング、最後はジャンセンが締めました。8.1イニングで被安打3、スコアレス、0BB。

クリス・テイラーが3HR

 この日はなんと言ってもクリス・テイラーの活躍でしたね。

  1. 2ランHR(2回)
  2. タイムリーシングル(3回)
  3. 2ランHR(5回)
  4. ソロHR(7回)
  5. 三振(8回)

この日は5-4、6RBI 、3RUNでした。

ドジャース、2020年の再現なるか?

 2020年のNLCSもドジャースの1勝3敗でGame5に。Game5はドジャースが取り、2勝3敗でGame6に入りました。

 その再現なるか?という感じに進んでおります。

 それとも、ブレーブスが2020年のリベンジを果たすのか?注目ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2024】A’sが投手力でヤンキースをねじ伏せる!JP・シアーズ、メイソン・ミラーがシャットアウト・リレー
【MLB2024】大谷選手が日本人メジャー歴代最多HRを達成
【MLB2024】シーズン最初の5先発でERA 0.66! カッター・クロフォード(BOS)がクレメンスに並ぶ!
【MLB2024】カブス・今永投手はついに初自責点を記録するも、またもQスタート達成で3勝目
【MLB2024】レンジャーズ、ジャック・ライターがついにメジャー・デビュー!しかし、翌日にAAAへ
【MLB2024】タナー・ハウクがシャットアウト勝利!試合時間はたったの1時間49 分!
【MLB2024】ムーキー・ベッツが5-5! 過去のキャリアハイの打率.346、安打数 214を超えるシーズンになるか!
【MLB2024】マイケル・ローレンツェンのレンジャーズ・デビューはスコアレス投球!
【MLB2024】カブスの鈴木誠也選手が10 Day ILへ(右腹斜筋)
【MLB2024】カブス・今永投手が2勝目!ERA は未だ0.00 !鈴木誠也選手が勝ち越し援護弾!
【MLB2024】アスレチックス、投手陣が改善!P・ブラックバーンは19.1 IPスコアレス、メイソン・ミラーは104mphを記録
【MLB2024】ホワイトソックスは試練が続く!3Bのヨアン・モンカダが少なくとも3ヶ月の離脱へ(右内転筋)
【MLB2024】レッドソックスのトレバー・ストーリーが左肩手術で今季終了!ニック・ピベッタも肘痛を発症
【MLB2024】レッドソックス、セダン・ラファエラと8年/50Mドルで延長契約
【MLB2024】日食(Solar eclipse)
【MLB2024】スティーブン・ストラスバーグの引退が正式に決まる!
【MLB2024】UCL損傷の投手が続出!シェーン・ビーバー、スペンサー・ストライダー、エウリー・ペレス、J・ロアイシガら(追記あり2)
【MLB2024】山本由伸投手、2度の満塁のピンチを乗り越え、メジャー初勝利!5.0 IP、8 K!
【MLB2024】カブス、ドジャースに打ち勝つ!鈴木選手は3 RBI、大谷選手は今季2号
【MLB2024】「出ました!」大谷選手、爆音とともに今季第1号HR!
【MLB2024】「お待たせ!」と言わんばかりにブライス・ハーパーがグランドスラムを含む3HR
【MLB2024】早くもノーヒット・ノーランが成立!アストロズのロネル・ブランコがキャリア8戦目の先発で偉業を達成
【MLB2024】パイレーツがルーキー・ジャレッド・ジョーンズの好投もあり開幕4連勝
【MLB2024】山本由伸投手がホーム・デビュー!途中からの降雨にもかかわらずスコアレス投球で好投
【MLB2024】ブレーブスが連勝スタート!フィリーズは先発のノラがラフ・スタートで大敗
【MLB開幕2024】”球際に強すぎ”!ブルワーズのジャクソン・チューリオがデビュー戦で輝く
【MLB2024開幕】レッドソックス、タイラー・オニールの5シーズン連続開幕HRなどで勝利
【MLB】2024シーズンが開幕!オープニング投手一覧!CWSはギャレット・クロシェを起用
【MLB2024FA】最後の有力FA、ジョーダン・モンゴメリーはDバックスに決定!1年/25Mドル保証+オプションで合意
【MLB2024】トラウトの400HR、翔平の200 HRなど、2024シーズンに到達しそうなマイルストーン一覧!
タイトルとURLをコピーしました