目的はあくまでPS
現地2026年9月23日、ドジャースは右の上腕二頭筋の違和感と左膝の痛みを癒やすために15 Days ILに入れていた大谷選手を予定通り復帰させ、早速ラインナップに名を連ねました。この日はリードオフではなく、2番DHでの出場でした。
ドジャースのロスターの動き
現在、ドジャースは現地2026年9月22日から始まったパドレスとのレギュラーシーズン最後のシリーズを戦っておりますが、それに合わせてまず21日にILから復帰させたのが、この2人。
- 佐々木朗希投手:右手中指のマメの治療で 8/27に15 Days IL入り
- アンディー・パヘス:死球による左手の骨折で、8/22に 10 Days IL入り
この2人が帰ってきたのは大きいですね。佐々木投手はマメの問題を回避するためにもポストシーズンではブルペンで起用される見込みです。そしてパヘスが帰ってきたことで、守備と攻撃に厚みが加わりますね。
そして、同日は直近2試合でスコアレス投球が続いていたエメット・シーハンをトリプルAにオプションしておりますが、これはロスター調整です。この日を含めて残り5試合で、むしろブルペンを補強しておきたかったというのがその大きな要因。そしてシーハンにはまだマイナー・オプションが残っているので、ドジャースはこれをフルに活用してロスター調整をしています。ただ、10日間は昇格させることができませんので、もうシーハンにはポストシーズンの準備をしてもらうということでもあります。
デポーラもマイナーへオプション
そして23日は大谷選手の15 Days ILからの復帰に伴い、デビューしてすぐに結果を出してファンの心をガッチリと掴んでいたトップ・プロスペクトのホスエ・デポーラが、マイナーへオプションされることになりました。これには、LAのファンから大ブーイングがありましたね。降格させるべき選手がいるだろう!と。
また、同日はRHPのカイル・ハートもマイナーへオプションされること。これもブルペンのフレッシュ・アームを試す枠での降格でしょう。トレード・デッドラインで獲得した左腕のクリス・ブービッチが直近にロスターに入り、厚みが出たというのもあるでしょう。
大谷の復帰戦
さて、パドレスとのGm2ですが、大谷選手は1回裏の復帰1打席目で、パドレス先発のロビー・レイの4球目のアウトコースへのスライダーに対応。これが1、2塁間を破るシングル・ヒットとなり、すぐに1安打目を記録しました。
また3回裏の第2打席は、2アウトランダー無しから四球を選んで出塁。
4回表に先発の山本由伸投手がパドレスに2点の先制点を許します。その直後の4回裏、ドジャースは3連打でノーアウト満塁のチャンスを作ると、1アウト後にトミー・エドマンが犠牲フライを放って1点を返し、1-2に。さらにムーキー・ベッツも四球を選んで、2アウト満塁で大谷選手に3打席目が回ってきました。逆転のチャンスでしたが、ここはパドレス2番手のデービッド・モーガンの強いボールの前に三振に倒れ、一本が出ず。ただ、明らかなボールには手を出しておりませんでした。
7回裏に先頭として迎えた第4打席ではパドレス4番手のブラッグレー・ロドリゲスからCFへ大きなHR性の当たりを放つも、ここはウォール前で捕球され、HRとはならず。良い角度で上がりました。本調子なら、もっと地面をしっかりと掴んで放り込んだようにも思うのですが、らしいスイングであったように思います。
9回裏に第5打席が回ってきましたが、パドレスのクローザー、メイソン・ミラーの前に3球三振に。初球の高めにはさすがに手が出たようですが、この打席も見極めていたように思います。
復帰戦は5打席で、4打数1安打、BB 1、SO 2でした。
ゲームの方は、パドレスが5-1のスコアで勝利。山本由伸投手に15勝目はつきませんでした。

9人が揃ったドジャース
アンディー・パヘスと大谷選手が復帰したことで、ドジャースはついに、大谷、ムーキー・ベッツ、フレディー・フリーマン、ウィル・スミス、アンディー・パヘス、テオスカー・ヘルナンデス、カイル・タッカー、マックス・マンシー、トミー・エドマンの9人が揃いぶみ。
まだ、LFのポジションが空いている状況ですが、ここを残り4試合で試すつもりかと思います。強い面々が揃いました。
PSに向けて、良い選球眼!
大谷選手の復帰戦に関し、デーブ・ロバーツ監督は、「状態は良かった。打席の内容も良かったと思う。ボール球に手を出したりすることはなかった。・・・実戦からはしばらく遠ざかっていたが、焦ってタイミングを崩しているような様子は全くなかった」と語りました。
また選球眼(プレート・ディシプリン)が良かったことをとりわけ評価しました。
つまり、体調が悪いと投球に対して無理な対応をするものだが、その必要がなかったというのは健康であること証であると見ているようですね。
レギュラーシーズン残り5試合という段階で大谷選手を実戦復帰させたのは、即座に圧倒的な成績を残して欲しかったというよりも、むしろ試合勘やリズムを取り戻すことを最優先にしてもらうことですから、ポストシーズンに向けて良い準備が出来ているのではないでしょうか。
ドジャース、NO.2シード獲得まであと1つ
この日、ドジャースは敗れましたが、ポストシーズンでNLDSからのスタートとなるNO.2シード確定までマジックは1。24日にドジャースが勝つか、ブレーブスが敗れれば、それが確定します。残り4試合です。
(NLシード争い)
- ブルワーズ: 99-59
- ドジャース: 97-61
- ブレーブス: 93-65
お読みいただき、ありがとうございました。

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