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【MLBトレードDL噂2024】マイアミ、クローザーのタナー・スコットに加え、ジャズ・チザム・Jr.も放出の可能性大

トレード・デッドラインに関する噂

 マイアミ・マーリンズは2024年5月3日にバッティング・チャンプのルイス・アラエズをパドレスにトレード。3月/4月の成績は7勝24敗と壊滅的であったため、もうこの時点で7月末のトレード・デッドラインでの「売り」の立場を表明しているようなものでした。実際、そのようなコメントも出していたと思います。

 そして、現地2024年7月8日、トレード・デッドラインまで残り22日となり、この動きはますます活発化しそうです。

 マイアミの現時点での成績は32勝58敗でナ・リーグ東地区最下位。ナ・リーグ全体で見てもコロラド(32勝59敗)とワースト争う状況で、両リーグを併せてみると、ホワイトソックス(26勝67敗)をなんとか上回っているレベルで、ルイス・アラエズを出した当初とポジショニングは変わりありません。

2024年のトレードDL日

 なお、2024年のトレード・デッドラインは7月30日に設定されております。かつてトレード・デッドラインは7月31日に固定されておりましたが、新CBA施行により、7月28日から8月3日の間であれば、いつでも期限日を設定できるようになっています。

 その期限日を決めるのはコミッショナー事務局で、今年は7月30日がその期限日となりました。

CL:タナー・スコット

 そんなマイアミでもっぱら注目を集めているのはクローザーのタナー・スコット(Tanner Scott)の動向。左腕ですね。

タナー・スコットとは 

 タナー・スコットは1994年7月22日生まれの29才。このTDLを超えればすぐに30才となります。

 ドラフトは2014年のオリオールズの6巡目指名。デビューは2017年でこの時は9月にお試しで2試合のみの登板に終わりました。デビュー以来、今日までリリーバーONLYで、2018年には53試合に登板し、53.1 IPでERAは5.40。この年からメジャーで本格稼働し始めました。オリオールズには2021年まで所属し、トータルで170試合、156.0 IPで9勝8敗、ERA 4.73という成績。この期間のSO9は12.0ながら、BB9が5.5、H9が8.4でした。リリーバーとしてはちょっと粗い数字に。この時期のオリオールズは投壊の状態でしたから、余計に厳しい環境でしたね。

 そして、2022年4月3日にトレードが成立。オリオールズがコール・サルサーを獲得したトレードで3名のマイナー選手とともにマイアミに移籍。

 マイアミ移籍後の2022年は67試合で62.2 IPでERA 4.31と前年とさほど変わらなかったものの、2023年は74試合で、78.0 IPで9勝5敗、ERA 2.31をマーク。 BB9は2.8と大幅改善。

 2023年9月にはNL リリーバー・オブ・ザ・マンスを受賞。

 そして2024年も好調で、37試合、38.0 IPでERA 1.42。 BB9は5.4とまた上がってはいるものの、高品質の投球が続いています。この成績により、オールスターにも選出されました(自身初)。

シーズン終了後にFA

 2024年1月時点のMLSが5.059だったタナー・スコットはシーズン終了後にFA資格を得ます。この点もマイアミが放出する理由となっております。調停ステータスのタナー・スコットの2024年のサラリーは1年/$5.7M (2024)。獲得側からするとこのサラリーは大きな魅力。

 後ろを任せられる投手はどこも欲しいですから、後はどのような対価をマイアミに与えるかという点が注目ポイント。マイアミもそこはかなり強気に出て、良いプロスペクトを獲得する気満々です。

 2021年から60試合以上を投げているタナー・スコット。鉄腕には違いです。頼もしい反面、そろそろ蓄積した疲労が出て来る頃と見るべきか、ここは編成の腕のみせどろこですね。

ジャズ・チザムも対象になりそう

 そしてここに来てスター選手でもあるジャズ・チザム・Jr.(Jazz Chisholm Jr.)もトレードの対象になったのではないか?というもっぱらの噂が上がっています。

 2022年頃のお話になりますが、一時期はちょっと調子に乗り過ぎてチームから浮いてしまった時期もありました。

 もともとはSSも出来る内野手で、2022年まではSSと2Bを兼務。2023年からOFを守っており、本人はSSに戻りたい意向も持っています。

 ジャズ・チザム・Jr.は1998年2月1日生まれでまだ26才。今シーズンは.255/.326/.407、10 HR、17 SB(25回の企図)と割と堅い数字をマーク。三振率24.9%は平均より悪いものの、それ以前の4シーズンで記録した29.2%に比べればかなり改善。このコンタクトスキルのさらなる向上の途中という具合です。

 もしチザムが市場に出たとしたら、パイレーツ、ロイヤルズが手を上げると見られています。

 果たして、ドジャースは動くかどうか?チザムは右投げ左打ち。ドジャースは例年通り、左打者が多く、しかも強烈なメンバーがひしめいております。内外野を守れるのは嬉しいとして、獲得した場合、持て余し気味になりそうな気配。それなら、故障の相次ぐ先発投手をターゲットにしそうな気がします。

 ジャズ・チザムの2024年1月時点のMLSは3.075。調停ステータス中で、2026年終了後にFA資格を得ます。あと2シーズンはコントロール下におけるのも魅力。ちなみに今季のサラリーは1年/$2.625M (2024)でこれもお得感があります。

 果たしてチザムまで動くのか?!注目ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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