スポンサーリンク

【MLB2022】マーリンズ、「90分ミーティング」後に4連勝!ジャズ・チズム、さらに発奮

一部明らかになったミーティングの中身

 マイアミ・マーリンズは今季は投手力が充実。シクスト・サンチェスは故障で欠いてはいるものの、エースのサンディー・アルカンタラをはじめ、左腕のトレバー・ロジャース、そしてとくに筆者は大好きなのですが、パブロ・ロペスがいいですね。

 とは言え、4月後半から5月半ばまではNLイースト2位に入っていたのですが、それ以降は4位となかなか浮き上がることがありませんでした。

 しかし、ここに来て、現地6月7日以降は10日のアストロズ戦も含めて4連勝。しかも爆発力があり、良いリズムに入ってきました。その理由ですが、どうやら現地7日のナショナルズ戦の前に行われた90分のミーティングがきっかけになったようです。

7日の90分のミーティング

 完全非公開で行われた7日のゲーム前のミーティング。スケジュールがタイトなMLBのクラブが全員揃ってゲーム前に90分もミーティングをすることはまずありません。

 これはよほどクラブ内に大きな出来事があったのだと誰もが思った訳です。それから3日が過ぎ、中身が一部明らかになってきました。

ジャズ・チズムに批判

 その中身をジョン・ヘイマンさんが記事を書かれているのですが(New York Post)、どうやらジャズ・チズムに関するトピックだったようです。 

 ただ、クリアーでない部分も多いです。キム・アングGMも口をミーティングの中身については口を固く閉ざしています。

 漏れてくるところからの推測となり、そこは本人の名誉にも関わるので可能か限り事実関係をたどると、下記の点は明らかに。

Chisholm turned ut to be the subject for criticism in the team meeting, according to sources, as teammates apparently aren’t always as enamored as fans who love the style and sizzle.

 「情報筋によると、チームメイトは必ずしもスタイルとシズル感を愛するファンほど夢中になっていないようで、チズムはチームミーティングで批判の対象になったことが判明したそうです。」

 「シズル感」などが書かれてわかりにくいですが、ファンなら好きな選手の一挙手一投足に夢中になるものの、チームメイトはファンのようにチズムに夢中になっていない。少なくともチームメイトはチズムの所作などがあまりあまりお気に召していないようです。誤解を招くことを恐れずに書くなら、「浮いてる??」。あくまで筆者の推測です。これ以上は控えます。

チズム=ロッドマン?

One person, who suggested teammates may be “jealous,” said, “Jazz is like Dennis Rodman. He will always be a lightning rod. But he works and plays hard.”

 「ある人は(ヘイマンさん)に、チズムのチームメイトが “嫉妬している “かもしれない、と示唆した。その関係者は、チズムをデニス・ロッドマンのようだとし、まるで避雷針のようだとしながらも、『ハードに働き、ハードにプレーする存在だと指摘した。」

 確かに活躍は認めると。しかし、ちょっと目立ち方が気に食わん。そのような雰囲気にしか感じられませんね。

チズム、さらに発奮

 このミーティングの後、マーリンズは上記の通り、4連勝。特にチズムは一弾と発奮し、ミーティング直後の7日のナショナルズ戦では2HR、7RBI。8日はノーヒットながら1RUNをマーク。さらに、9日はマルチヒットを計上。10日のアストロズ戦でも2HR、3RBIで勝利に貢献しました。

 当のチズムはもう開き直っており、どこ吹く風で文句を言わせないくらいに活躍しております。 

 これはマーリンズ内の嫉妬ということであれば、チズムへ順風が吹きそうです。

 バハマ出身のチズム。まだまだ色々と進化中ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2026】岡本和真、今井達也、髙橋光成のMLB手続きと動向について
【MLB移籍2026】レッドソックス、カージナルスからソニー・グレイをトレードで獲得
【MLB2026】レンジャーズとメッツが大型トレードを実施。マーカス・セミエンとブランドン・ニモがスワップ
【MLB2026FA】カブスがゲーム終盤のブルペンを補強。フィル・メイトンと2年契約で合意
【MLB2025-26】ノンテンダー・デッドラインが到来!レンジャーズがA・ガルシアとJ・ハイムにノンテンダー
【MLBトレード2026】ブレーブスがアストロズからマウリシオ・ドゥバンを獲得!ニック・アレンがアストロズへ
【MLB2026FA】ブレーブス、早くもクローザーを決定!ライセル・イグレシアスと1年/16Mドルで再契約
【MLBトレード2026】お馴染みのテイラー・ウォードがオリオールズへ!LAAはグレイソン・ロドリゲスを獲得!
【MLB2026FA】クオリファイング・オファーの期限が到来!今永、B・ウッドラフらが4名が受諾
【MLB2026FA】マリナーズ、1Bのジョシュ・ネイラーと再契約へ!期間は5年(追記あり)
【MLBアウォード2025】ア・リーグのMVPはアーロン・ジャッジが受賞!カル・ロリーは僅差で及ばず
【MLBアウォード2025】大谷、ナ・リーグのMVPに輝く!NLでは2年連続、個人では3年連続4度目の受賞に(いずれも満票)!
【MLBアウォード2025】サイ・ヤング賞はタリク・スクーバル(AL)とポール・スキーンズ(NL)が受賞
【MLBアウォード2025】MOY(監督)はCLEのスティーブン・ボートとMILのパット・マーフィーが2年連続で受賞
【MLB2025】エマニュエル・クラセが賭博の不正投球容疑で起訴。MLBキャリアどころか、人生の危機に直面
【MLBアウォード2025】ROY(ルーキー)はA’sのニック・カーツとATLのドレイク・ボールドウィンに決定
【MLB2026】ヤクルト・村上のポスティング手続きの詳細と獲得見込みのクラブについて
【MLBアウォード2025】シルバー・スラッガー賞は大谷、カル・ロリー、ニック・カーツらが受賞
【MLB2026FA】クオリファイング・オファー(QO)を提示されたのはタッカー、シュワーバー、今永など計13名
【MLB2026】パドレス、新監督に元リリーバーのクレイグ・スタメン(41)を任命
【2025プレーヤーズ・チョイス】POYはマリナーズのカル・ロリーに決定!大谷は入らず!
【MLB2026】ダルビッシュ投手が右肘UCLの手術を実施。2026シーズンは全休となる見込み
【MLB2025】ドジャース、連覇の華やかなパレードを実施!すでに3ピートも視野に
【MLB Awards 2025】ゴールドグラブ賞が決定!ボビー・ウィット(SS)、PCA(OF)らが受賞(追記あり)
【2025WS_7】山本由伸が世界一の投手に!ミゲル・ロハスが同点HR、ウィル・スミスが勝ち越しHRを放つ!
【2025WS_6】ウォールにボールが!ドジャースが大ピンチを凌いで決戦に持ち込む!ムーキーもタイムリー
【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!
【2025WS_4】ついに大谷がワールドシリーズで二刀流を披露!7回途中で6Kと力投するも黒星
【2018 & 2025WS_3】ムーキー、マンシー、カーショウがキャリア2度目のWSでの延長18回を経験!
【2025WS_3】延長18回、大谷が9打席!しかも2HR、2ダブル、5BB !
タイトルとURLをコピーしました